★5 | 新のインポと瑛太一行の被差別部落であることと東出の邑社会からの逸脱が前半を牽引するのだが、それらは事件と因果関係がないという脱構築された構成が数多の史実・伝聞を包含して到達した巨視的フォークロア。廃された情緒。際立つ諦念と無常。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 監督が常々言っている「集団化」による副作用への警鐘・「真実」は多面的で重層的である。この100年前の事件は悲しいかなそれらを分かりやすく伝える為にうってつけの題材となった。 [review] (クワドラAS) | [投票(6)] |
★5 | あまりに、あまりに生々しい迫真の映画だ。役者らの熱演もあるが、それ以上に演出の力を感じた。それは森達也監督の力量なのだろう。まさに敬服に値する。
[review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | これは良く出来た映画だ。傑作と云っていい。喧伝されるであろう社会的テーマ性の価値にとどまらない、映画としての豊かさがある。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★5 | 生粋の殺人鬼や、邪悪な価値や正義を妄信する者が大量の人の命を殺めたとして、せいぜん二桁の域だろう。何百、何千、何万の人の命を奪ってしまうのは、たいてい自分を信じることができなくなった善良な人々の集団だ。そこでの悪者は誰だという問いはとても虚しい。
[review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★5 | コロナ下のわれわれそのもの。 [review] (おーい粗茶) | [投票(6)] |