★5 | 増村は矢っ張り凄い。オーソン・ウェルズと見紛う程の饒舌さだ。もう神経症的なぐらいだ。それをここまでの完成度でまとめ上げるのだから凄い。この饒舌さは日本映画の中にあってちょっと突出している。 高松英郎のライター! (ゑぎ) | [投票(5)] |
★3 | 愛と資本主義。高度経済成長というもののとらえかたは、当時と今とでは根本的に変化している。しかしそこに存在する人間の愚かさというのは今でも変わらない。
(フライヤー1号) | [投票(1)] |
★2 | 大仰な台詞廻し、スピード感を重視するあまりに生じるリアル感の欠如。この痛ましいとも思えるハイテンションの維持が「私的」には辛い。時代が経ち高級ブランドとなった「増村ブランド」は私には合わない。 (sawa:38) | [投票] |
★5 | とりあえず画面に出てるエネルギー量が半端じゃない。ぶん殴られたようだ。
[review] (t3b) | [投票] |
★3 | あの頃日本は若かった。そして増村保造も。[Video] [review] (Yasu) | [投票(2)] |
★4 | 思った事を全て口にしてしまう演出、画面の運動感、どれを取っても偉大な才能であることに間違いはない。 (青木富夫) | [投票(4)] |
★3 | 終始騒々しすぎて苦手。風刺は的を射て的確、野添ひとみが強烈。 (檸檬) | [投票] |
★4 | 増村初体験。「なんだこりゃ?!」と戸惑いつつもわけのわからない凄みにハマってしまった記念の一本。 (movableinferno) | [投票] |
★5 | 日本の60年代高度成長期を見つめた「宇宙人資本主義観察日記」 [review] (ボイス母) | [投票(7)] |
★5 | 人間のエゴとエゴが激しくぶつかり合う、熱い、そしてドス黒い増村ワールド!バカなようでしたたかな野添ひとみと、計算高いようで純粋さを捨て切れない川口浩の対比が凄い。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 大衆はメディアを通して見た時代に踊らされずにはいられない。
・・ああ厭だ厭だ。 [review] (あき♪) | [投票(1)] |
★4 | 悪趣味な虫歯メイクで媚態を振り撒く野添ひとみよりも、冷酷・残忍さを己に課したダンディ、狂気に魅入られて転落の坂への道を選択する高松英郎のクールさが目を奪う。高度成長社会の醜悪なディフォルマシオン。ライターは焦燥を駆り立てる打楽器。 (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 高度成長黎明期は実際こんな雰囲気だったんだろうか。せわしなく動き回る彼らだけど、まだまだどこか村社会的ユルさが漂っているような。。ニッポンが何かを失っていく過程のとば口を覗いたような気がします。 (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 凄い監督の撮った凄い映画。という表現がふさわしい映画だと思うんだけど、これじゃなんのことだかわからんよねえ。 [review] (G31) | [投票] |
★3 | コピーされ増殖し、やがて風に飛ばされていく野添ひとみの写真。タイトルバックは秀逸(モンドな主題歌も)。 (リーダー) | [投票(2)] |
★5 | 急速に自転しながら成長する経済の渦が大衆消費の巨大な渦を生み、その渦は相互に作用しながらスピードを加速する。その中で蠢くのは無数の異星人。スピンアウトされた男は宇宙服で身を固め、銃をかまえて気弱に笑う。きっと増村保造は日本が嫌いなのだ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | スピーディーな展開、テンポ良く飛び交う会話、エネルギッシュな映像、どれをとっても◎。火のつかないライターの映像を背景にして怪物的に発展していく高度成長期の日本社会が巧みに描写されている。なんといっても奔放な野添ひとみに5点。
(若尾好き) | [投票(2)] |