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寺山修司の映画ファンのコメント

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赫い髪の女(1979/日)************

★5中上健次の原作「赫髪」が熊野をずっしり引きずっているのにに対して、『赫い髪の女』は熊野に限らず、普遍的に描かれていると考えてもよいのじゃないか。原作に負うところが大きいというより、よくぞここまで描いたという印象の方が強い。 (まご)[投票(1)]
★5始めて見た時は他人事として性愛部分を見ていたが。いい歳になって見返しても、神代監督の指向は男と女の間にあるものではなくて。人間内部に向っていて。それは宇宙的ともいえる人間内部の描写に成功している。 (ALPACA)[投票(4)]
★4周囲の「傑作」の声に押されて今は亡き並木座へ。20歳の若造が観てもわからないことだらけでどこが傑作なんだ?と憤慨して帰った。その後、いくつもの出会いと別れ、成功と挫折を経験し、機会があり再見。「ああ、成人映画というものはその字の通り、人に成らなければわからないものなんだ」と実感したのを覚えている。 (tkcrows)[投票(2)]
★5その時の、その二人にしか判らない、愛とか恋とか欲望とか色々な名前で呼ばれる得体の知れぬ感情を、ありのままの姿でフィルムに焼き付けたことに、まず感激そして感謝。これが単なる演技だなどとは思いたくもないし、そもそも演技の無いセックスなんてあるわけがない。本能の芝居、ポルノの本質がここにある。 (町田)[投票(4)]