「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
| 戒厳令(1973/日) |
| 台詞と緊張感のみで構成された作品。観る時は相当な気合いが必要です。さすがATG [review] (甘崎庵) | [投票] | |
| 絞りを水準に押さえた長谷川元吉のモノクロ映像は驚くほどシャープで最高到達点だと思うが、歴史(二・二六)や思想(ファシズム)からさえ隔たったところで吉田が描こうとしたものは余りに高踏的であり既存の映画文脈から遊離していてきつい。 (けにろん) | [投票(1)] | |
| 個人ではなくその思想で、国家ではなく天皇そのものと対峙しようと試み、敗れ行く思想家として描かれる北一輝像は興味深く、緊張感に溢れた硬質な画づくりも魅力的ではあるのだが、その抽象性が説得力を得るまで昇華されていないもどかしさを感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
| 戒厳令という例外状況、暴力に魅入られつつも、怖れ、忌避する北。朝日平吾の血塗れの服の扱いの如く、血腥い事は他人に押しつけ、自らは「連絡しただけ」の立場に居、永遠に「十数える」事しかできぬ革命家。全てを観るだけの存在=天皇を夢見た男。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |