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戒厳令 (1973/)

製作岡田茉莉子 / 上野昂志 / 葛井欣士郎
監督吉田喜重
脚本別役実
撮影長谷川元吉
美術内藤昭
音楽一柳慧
出演三國連太郎 / 松村康世 / 三宅康夫 / 八木昌子 / 菅野忠彦 / 飯沼慧 / 辻萬長 / 内藤武敏 / 今福正雄
あらすじ戦前の5・15事件から2・26事件に及ぶ思想家・北一輝(三國連太郎)の姿を描く。辛亥革命に参加した後、上海にて「日本改造法案大綱」を執筆した北は日本ファシズムを代表する一人となり、帰国するや政界を揺るがす数々の事件に暗躍する。その一方で不戦条約、ロンドン軍縮条約に反対し、陸海軍の不満分子たる青年将校等に多大な影響を与えていった。そして1936年2月26日、クーデター実行部隊の精神的支柱である黒幕とされ銃殺刑に処せられる。本作は右翼であり、かつ社会主義者でもあった北一輝の姿を名も無き兵士A(三宅康夫)と絡ませて描いていく。<ATG/110分/モノクロ> (sawa:38)[投票][全 2 件]
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全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5戒厳令という例外状況、暴力に魅入られつつも、怖れ、忌避する北。朝日平吾の血塗れの服の扱いの如く、血腥い事は他人に押しつけ、自らは「連絡しただけ」の立場に居、永遠に「十数える」事しかできぬ革命家。全てを観るだけの存在=天皇を夢見た男。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★5マゾ〜☆ [review] (夢ギドラ)[投票(1)]
★5北一輝の優柔不断を、煮え切らないままに蜿蜒と描き、最期の捨て台詞に至る。この軟体動物の気味悪さこそ我々の知り得ない政治そのもの。何も描かれないゼロ地点。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4ファーストカットの塀と瓦を使ったマスキングされた画面から、全編メチャクチャに凝った構図の連続だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4「神」は「神」であるが故に「神」であり、人間は決して「神」になり得ない・・・・。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3個人ではなくその思想で、国家ではなく天皇そのものと対峙しようと試み、敗れ行く思想家として描かれる北一輝像は興味深く、緊張感に溢れた硬質な画づくりも魅力的ではあるのだが、その抽象性が説得力を得るまで昇華されていないもどかしさを感じる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3台詞と緊張感のみで構成された作品。観る時は相当な気合いが必要です。さすがATG [review] (甘崎庵)[投票]
★2なんか、吉田喜重にしては凡作って感じ。人の脚本だから?一柳慧の硬質の音楽と、モノクロ画面による引き締まった映像が、戒厳令下の帝都・東京の緊張感を持続させているが。['08.7.8シネマヴェーラ渋谷] (直人)[投票(1)]
★2北一輝に深遠なものを求めるのは史実として無理があるように思う。彼の著書を読む限りヒトラーに似た狂人でしかない。吉田喜重は、「さも芸術性や思想性の高そうな雰囲気」をかもし出す小技に長けている。それだけ。 (これで最後)[投票(1)]
★2思想家北一輝、226事件の首謀者である彼の内面を深く描いているようでいて、その実何も描かれていない。特異なカメラアングルと三國連太郎の重苦しい演技がATG臭さに拍車をかけている。 (sawa:38)[投票(1)]
★2延々続く思わせぶりにへきへき (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★2絞りを水準に押さえた長谷川元吉のモノクロ映像は驚くほどシャープで最高到達点だと思うが、歴史(二・二六)や思想(ファシズム)からさえ隔たったところで吉田が描こうとしたものは余りに高踏的であり既存の映画文脈から遊離していてきつい。 (けにろん)[投票(1)]
★2三國連太郎の演技の上手さ、画面構成の面白さには特筆すべきものがあるが…延々と続く抽象的な会話劇に辟易。 この監督の説明的なくどさにはついて行けない。2点。 (ピカレスク)[投票]
★2いかにも吉田監督、いつものことながら映像は鋭い。うなじに剃刀→夢の話→手首に血→桶に剃刀→革命論。上手い! 確かに上手い! だが、つらい。いかにもATGといった一本。 (リヤン)[投票]
Ratings
5点3人***
4点6人******
3点9人*********
2点11人***********
1点1人*
30人平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
日本実録犯罪映画 (町田)[投票(23)]堂々?日本史 (アルシュ)[投票(16)]
ATG映画の奥は深いぞ (町田)[投票(14)]時代の痕跡ーATG公開作品(70年代日本映画篇) (ぽんしゅう)[投票(5)]
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