★4 | 2011年に再鑑賞。近年の山崎豊子原作の映像化との決定的な違いは、“群像劇”と圧倒的な“黒”さ。そして時代の“面がまえ”。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 原作を読んでみたくさせるには充分な作品。もっと緻密なプロットで読んでみたい。それにしても濃い作品だったなあ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 面白い、確かに面白い。しかし、これは圧倒的に原作の強さである。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 銀行の「政略結婚」内幕話。 大きな野望を、より巨大な野望が呑み込む権力の構図。 妾京マチ子に較べ、日陰の存在であった本妻月丘夢路が最後の方で言い放つ一言が強烈。 [review] (AONI) | [投票(7)] |
★5 | 政治、お金、強欲の3Pにフィニッシュは永遠に訪れず、共食いと馴れ合いによる共生がエンドレスに続くことをリアルに描いた山本薩夫の十八番、反体制節が心地よい。作品自体は3時間なのに、その時間は人を曳航し、今の世界に辿り着かせる構成は最高に面白い。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(2)] |
★3 | 「厭、三人は厭ですぅ。」うちでは主人が言いそうな台詞だ。 (りかちゅ) | [投票(9)] |
★4 | 大時代な紙芝居たることを自己認識しつつも軽重数多の役者陣を自在に操って紡ぎ上げた文字通りのピカレスク。山本の作劇は闊達そのもで、冷静に考えたら馬鹿らしいと思うだろう隙を時代認識の先鋭さで覆い一瞬たりとも間断させない。素晴らしい。 (けにろん) | [投票(3)] |