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「スウィングしなけりゃ意味ないね」(リーダー)の映画ファンのコメント

アメリカの影(1960/米) 私は死にたくない(1958/米) 大運河(1957/仏=伊) 彼奴を殺せ(1959/仏=伊) 天使の恍惚(1972/日) 嵐を呼ぶ楽団(1960/日) 荒野のダッチワイフ(1967/日) すべてが狂ってる(1960/日) 殺られる(1959/仏) 豹は走った(1970/日) 危険な関係(1959/仏) 嵐を呼ぶ男(1957/日) 白昼の襲撃(1970/日) 黒い太陽(1964/日) 狂熱の季節(1960/日) さらばモスクワ愚連隊(1968/日)が好きな人ファンを表示する

イワン雷帝(第一部・第二部)(1946/露)************

★4何の予備知識もない僕でさえ、「これがイワン雷帝だ!」と言われれば確かにそうだろうと思うしかない、ニコライ・チェルカーソフの堂々たる雷帝っぷり。細かい所作にさえ滲み出るカリスマ性が見物。カラーパートに至って、彼の禍々しいオーラは頂点に達する。 (太陽と戦慄)[投票]
★4古式然とした話を使って、実はストーリーそのものよりも人間の心の闇を描き出すことに重きを置いている点では、確かに黒澤の『白痴』に通ずるものがある。 (リーダー)[投票]
★5エイゼンシュテインは『戦艦ポチョムキン』を残したから偉大なのではなく、この『イワン雷帝』を残したから偉大なのだ。なんでしょうねぇ。やっぱり、統率者の全人格的なものが画面に顕現している、と思えてくるんですよね。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4画面そのものは芸術品と言って良いほどなのだが、完全にキャラクターの濃さに負けた。2部ラスト近くのあの目を焼くカラー・パートでとどめ。1部2部を一気に観た後に残ったのは、敗北感… [review] (甘崎庵)[投票]
★5様式美に酔いつつ、のんびりと楽しめる。 (tredair)[投票]
★3終盤のカラーも見事だが、モノクロ映像の、まるで銀細工のような完成度には、溜め息。キューブリックの『バリー・リンドン』のように、美術品として認定できる映像美。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4中庸? そんな言葉は聞いたこともない。と云わんばかりのやりすぎ映画。それはたとえば美術の豪奢さ。たとえば顔面への執着ぶり。エイゼンシュテインは「過剰主義」者だ。こんな過剰主義者が「理論」家だなんてまったく莫迦げている! [review] (3819695)[投票]