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「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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薄桜記(1959/日)************

★4クライマックスの殺陣からラストカットに至るまでの様式美には圧倒される。それでいて、照明が紫になったり、分割画面を使ったり、演出面でかなりユニークさを感じさせる映画でもあった。 (太陽と戦慄)[投票]
★4人形相手に突然語りかける場面での照明の美しさ。勝新が江戸娘に追い回される場面や最後の殺陣、ラストショットなど俯瞰カットの見事な挿入。特に名作と騒ぐような出来ではない、だがここには美術・撮影・衣装・照明など大映が培ってきた職人的な技の面白さがある。最後の殺陣は珍しい造型だが、勝新と比べて遅い雷蔵の刀捌きが見劣りしないよう考えたらああなったのかな、と勘ぐったり。 (赤い戦車)[投票]
★4過剰なメロドラマ。私は始終くすぐられ面白くて仕方がなかった。ある意味これは喜劇だ。堀部安兵衛(勝新太郎)がアイドルになり町娘達に追いかけられるシーン等もあり確信犯的。また、千春(真城千都世)がからむシーンが悉く可笑しい。傑作でしょう。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★2正直、何がどうなろうとどうでもしろとしか思えない展開で一片の感情移入をも出来かねる。それが、リアリズムの対極としての様式美ではなく大量生産のルーティーン似非美学に乗せて呈示され堪らん。この白塗りの時代劇の良さは俺にはどうしても理解不能。 (けにろん)[投票(1)]