★4 | 1903年といえば西部劇がまだ「実演」されていたころだ。そんな神話の時代にフレーム内フレームや縦構図、ダンス、白煙といった後の映画史を彩る数々のモチーフが産声を上げていた。そのことに感動を覚える。 [review] (赤い戦車) | [投票] |
★3 | これは,映画史的な価値以外に,あまり意味を見い出せない気もするが…。 (ワトニイ) | [投票] |
★3 | ファーストカットは駅の事務室か。執務中の駅員が、いきなり2人のギャングに襲われるという場面から始まる。このショットの画面右に大きな窓があり、窓の向こうに列車が(その中の乗客も)見えるという画面作りに驚かされる。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★2 | エポックであることの価値は否定しないが、技法が半端に熟れているので皮肉なことに往々にして黎明期の作品がもたらす時代に馳せる無作為のロマンティシズムがあまり感じられない。先行しすぎて周回し後尾についた葬り去られる数多の風化した作品の墓碑総代。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 舞台劇のような平板な構図と、遠近感を活かした優れた構図が、当然のように連なる生硬さには、やはり時代というものを感じはする。それにしても銃という物は、フレームの内と外の間に出来事を展開させる点では、優れた小道具(真似しちゃダメだけど)。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |