★5 | 駅近い汚い海の堤防によいしょと腰をかけた二人を待っていたかのように豪雨が襲い女は走り去り男はガッツポーズ。職を探せと押し出した夫を斜め上から階段越しに見下ろす妻を見上げるカメラ。犬に噛まれるから入れない窓越しの妻。あやめた夫の長い影。不気味な緊張感は他にない。凄い。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | 画面の中が真空状態に見えるほどの緊迫感。聞こえないのにセリフを忠実にしゃべらせるという、監督の偏執的なこだわりが、酸欠状態をさらに助長する。 (くたー) | [投票(2)] |
★4 | 終盤に向かってどんどん怖くなる。人間さらけ出しドラマ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | これだけの傑作なのに、ネットで検索すると『ザ・グリード』の方が必ず先に来るのは絶対おかしい。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | サイレント時代にこれほどの映画が作られている。現代は飽和状態でこれほどのドラマを作れる才能は見あたらない。古いのに新しい。 (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | ビデオは適度にハサミが入って2時間弱だが、実際は半日ぐらいの上映時間の作品だったらしい。このストーリーで半日もつのか? (黒魔羅) | [投票(1)] |
★5 | 貧困的な人物描写に嘆きを覚える。でも、強欲や執着は誰にでも存在する筈。抑える衝動に歯止めが利かなければ、現代にもこんな人間がうようよしているのだろうなぁ・・・。地位や富を手にした人達の野心は、貧困人よりも質が悪そうだから本当に恐いと思えた。 (かっきー) | [投票(1)] |
★5 | いろんな意味でギラギラしてる。ああもう、みんな頭冷やせよ!と叫びたくもなるけど誰も憎めない。冒頭のF.ノリスのお言葉だけでもしびれます。無声映画をもっと見てみたくなる。 (tredair) | [投票(3)] |
★5 | シュトロハイムの作品に登場する人物は総て欲望に余りにも忠実に生きている。この作品はその傾向が余りにも顕著で、背筋が寒くなった。自身名俳優であるシュトロハイムは俳優を演じさせるのにも天才的だ。 [review] (りかちゅ) | [投票(2)] |