★5 | ディレクターズ・カット版。実に簡潔かつ濃密な90分だ。既に他の方々が書いてる通りディゾルブの多用が少々うるさいものの、ジグモンドの撮影とラングホーンの音楽が作りだす幸福感には抗いがたい。また、ラストの銃撃戦など演出に関しても立派。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ヴィルモス・ジグモンドの天才が良く判る西部劇史上唯一のルックを持つ傑作。ディゾルブの多用は少々クドイが、フォンダとオーツのキャラクターの優しさ、演出の端整さと相まって類稀な情感創出が実現している。特にフォンダが家を後にするシーン。ベルナ・ブルームを2カットのディゾルブで繋ぐ処理なんて涙モノの素晴らしさだ。
(ゑぎ) | [投票(4)] |
★5 | 女は男の愛にすがって生きていけても男は女への愛だけでは生きてはいけず、永久に本質的には解り合えないという自明の理を悟りの境地に達したかのような達観ぶりで描いた散文詩。20歳のときに結婚した10歳上の女房という設定が物語を完璧に支え切る。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 二挺拳銃抱えた正義の味方が悪者を薙ぎ倒し・・・そんなに世の中甘くない。いつも人生はままならない。だが挫折して苦悩し己と向き合った男ほど深く魅力的なものだ。シンプルだけどなんてさり気なくて優しい話なんだろう。光溢れる河のせせらぎを観た時からもうこの映画の虜。 (マッツァ) | [投票(1)] |