★4 | マルチバースとは、打って守って走れるバースのことではない。だってそんなバースはいないからね。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(9)] |
★4 | 映画には出てきませんが、出演者が語る予告編が面白かった。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 現代の怪異譚として成り立つ作品だが、惜しむらくはラストの衝撃は予想可能であり、こちら側には希薄なショックすら伝わってこない。構成上の誤りであり、主人公を誰と決定付けず均等に撮ったところにそもそもの敗因はあったのではなかったか。林遣都のクールな現代っ子ぶりは好演であったほか、他のメンバーも押しなべて今の空気を呼吸するキャラクターを演じおおせただけに、この躓きは痛い。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★4 | ルームシェア、しかも4人も2LDKで暮らす若者の日常。その光景は、結構面白かった。会話がやはり今風で新しく、あの、うわべだけの会話を共有し得る怠惰な空間というのはいかにも現代的である。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★5 | 行定演出が手慣れてエッジが効いてない感もあるが、この混沌の呈示の仕方には惹かれる。今という時代を冷徹に照射する為には、此岸に立ち返った帰結に凡するより彼岸に埋没しゆく地獄をこそだ。役者たちの全き破綻の無さにも惚れ惚れした。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 原作既読。若干、琴ちゃん=貫地谷しほりは小説のイメージと違うんじゃないか、と......。美女設定じゃんw あとラストの「睨み」の表現ね、僕の解釈では「そう見えた」だけ派。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 笑いながら堕ちるか、泣きながら降りるか──観客のいないパレードは、さまよいながら断崖絶壁に突き進む。 [review] (林田乃丞) | [投票(5)] |
★3 | 原作既読。キャラクターは生きていたし表現されていたが、やっぱり二時間の限界を感じちゃう。ただ、あのパレードの風景は感じられたから良かった。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 「曖昧さが生む安心感」は、いずれ「曖昧さによる危機」を迎える。そして「曖昧にしか自覚されない危機」は、漠然たる安心幻想を求めて、さらに強固な「あいまいな連帯」を模索し伊豆高原をめざす。これは若者ではなく、我々の「曖昧な社会」の話じゃないか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | この水準の邦画には年に数えるほどしか出会えない。脚本演出の出来は青春群像劇の良作『ロックンロールミシン』を上回っていて、行定勲を大いに見直すことになった。 [review] (shiono) | [投票(5)] |