「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏) |
『エグザイル』以上に馬鹿げた話で、はっきり言って笑えてくるんだが銃撃戦は相変わらず最高です。月夜の森(月が雲に隠れて真っ暗の中、光る発射炎の美しさ!)、雨中のアパート、強風が吹き荒れゴミ切れが舞う荒野、ラストの銃撃戦、どれも素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票(2)] | |
『エグザイル 絆』に比べても映画的な道具立て(記憶障害、写真、沢山のシール等)がシンプルかつ鮮やかな反面、大きなゴミのかたまりをバリケードにした銃撃戦のような幼稚とも云える荒唐無稽さもアップ。視覚的に分かりやすいということは、常にいいことだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
序盤のホテルでの襲撃シークェンスのスタティックな構図とローリングするカメラ使いに期するが、又かの仲良し親爺どもの青春遊戯のリフレインに心折れる。100年前の開拓時代の信義則を信奉するジョニー・トーにピエロの自覚があれば未だしもなのだが。 (けにろん) | [投票(2)] | |
実に明快な作品。顔を確認するという行為で繋がれる絆と記憶。顔を見合って食卓を囲むこと。この二つの反復が情動をかき立てる。 [review] (煽尼采) | [投票(6)] |