★4 | 相米慎二の手のひらで映画が遊んでいる。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 決して流麗ではなく、強引とも見える力づくの長まわし。寺の境内からバイクの疾走にいたるシーンの突進力は圧巻。相米慎二の粘着と田中陽造の居直りが、作品をアイドル映画に終わらせず薬師丸ひろ子の無垢が無遠慮に大人世界を侵食する。
(ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | もう私は最大限の寛容さでこの映画を受け入れてしまう。三国連太郎の破綻こそこの映画の魅力だと云い切ってはばからない。
[review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 確かに展開はめちゃくちゃ、演出も奇天烈だ。しかし一度「物語」を頭から締め出して本作を観た時、そこには正しい画面の連鎖のみが存在することに気づく。相米慎二は全身全霊で映画を作ろうと努力している。その痕跡が至る所で輝きを放つ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★5 | 相米慎二×田中陽造。この二人がポルノ出身なんて、当時小学生の私が知る筈もない。星泉という女の子の魅力。(負けん気&包容力)ちょっとHでハードボイルド。映像は長まわしだけど、ホンは370枚を250枚にぶった切り、実際は百数十枚しか使わなかった等。どう抗おうが、その後の映画人生の原点。 (Linus) | [投票(2)] |
★3 | 少女と女の狭間にある「セーラー服」というシンボル。ダメな男になりそうです、ぼく・・・。 (巴) | [投票(1)] |
★4 | 何これ、どこが面白くて「カ・イ・カ・ン!」なのか、俺たち小僧には判らなかった、ただ、薬師丸ひろ子の赤い口紅とハイヒールが眩しかった、81年の冬。 [review] (いくけん) | [投票(6)] |
★3 | 「暴走族」と「屋上」の長回しが意味不明で物語に寄与せぬことで突出し、少女の女への成長譚解釈が正反な赤川と相米のギクシャクした相克の表出。それが一種青春の痛々しさへと転じる幸運。三國の怪演がリードする後半のアブノーマルな歪さも良。 (けにろん) | [投票(3)] |
★2 | 相米慎二でこの映画では・・・。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 薬師丸ひろ子になんの思い入れも持たない自分としては脇の布陣に感心していた。終始つきまとう刹那的なイメージ、どう転んでも明るくなりようがない展開は赤川原作とは別物として観るべき。どんなに画面に人が溢れていてもまるで連帯を感じられなかった。この孤独感は特筆すべきかも。 (tkcrows) | [投票(4)] |