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ラ・パロマ (1974/スイス)
La Paloma
監督 | ダニエル・シュミット |
脚本 | ダニエル・シュミット |
撮影 | レナート・ベルタ |
音楽 | ゴットフリート・ヒュンクスベルク |
出演 | イングリット・カーフェン / ペーター・ケルン / ペーター・シャテル / ビュル・オジエ |
あらすじ | 娼婦であり歌姫でもある(まるで『嘆きの天使』等でのマレーネ・ディートリッヒを思わせるキャラの)ラ・パロマと、彼女に惚れ込みプロポーズする(つまり例のニワトリ教授を思わせる)青年貴族イジドールの不思議な恋物語。バリバリのメロドラマではあるが、へんてこなカメラやあやしい演技、突然はじまるオペレッタなどデカダン風味の見どころ(つまり眠りどころでもある)がいっぱい。独特の、腐りかけの桃のような色香が全編を通し気だるく漂い、最後まで起きていられれば「映像の魔術師」ダニエル・シュミットを堪能。できるだろう1時間50分。眠れぬ夜にオススメします。 (tredair) | [投票(2)] |
歪みきった『嘆きの天使』かと思っていたら、いきなり『ツィゴイネルワイゼン』的な世界へ。熱烈再映希望。何が何でも劇場で見たい。ただし、観賞後にちゃんと家に帰れるかどうかはやや不安でもある。 [review] (tredair) | [投票(4)] | |
完全にネタばれを書いちゃうので→ [review] (ジェリー) | [投票(4)] | |
イングリッド・カーフェンとペーター・カーン。70年代映画の中で見た、個人的最高にキッチュなカップル。 [review] (くたー) | [投票(2)] | |
この映画は幻。 (太陽と戦慄) | [投票(4)] | |
愛の極限への、思考実験というか映像実験。ダニエル・シュミットは、腐りかけた文化、愛、肉体などなど、こういうものを味わえる舌の持ち主。レナード・ベルタのカメラも、そういう舌みたいだ。あー、私も味わいたい。 (エピキュリアン) | [投票(1)] | |
イジドールの愛とパロマの愛の壮絶な応酬に胸が詰まる。 [review] (田原木) | [投票] | |
この映画、私にはどうにも好きになれない。有名な山頂のデュエットシーンは確かに素晴らしいし、各シーンである種の突出を感じさせる映画だが、のっけから自分の好みじゃない演出が延々と続いて私にはダメ。レナート・ベルタの素晴らしい撮影が勿体ないと思えて仕方がなかった。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
ペーター・カーンという子供みたいな大人、幸せそうな肥満男を観るだけでも価値があるだろう。 (丹下左膳) | [投票(1)] | |
「霧のような案山子」と「豚のような男」。想像する力というほど想像力が働かない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
Ratings
9人 | ||
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9人 | ||
0人 | ||
1人 | ||
計 | 30人 | 平均 | (* = 1)
POV
四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」 (バーボンボンバー) | [投票(18)] | ★★★★★★ (tredair) | [投票(13)] |
蓮實重彥ベスト141 (寒山拾得) | [投票(5)] | カルト・ムービー集成! (いくけん) | [投票(4)] |
<極私的POV>実は見た目と違うんです (くたー) | [投票(4)] | ラララララララララララ〜♪ (24) | [投票(1)] |
監督に愛される天使たち (tomcot) | [投票] |
Links
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