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全身小説家 (1994/)

A Dedicated Life

[Documentary]
製作小林佐智子
監督原一男
撮影原一男
美術木村威夫
音楽関口孝
出演井上光晴 / 井上郁子 / 埴谷雄高 / 瀬戸内寂聴 / 野間宏 / 金久美子 / 山本与志恵 / 磯春陽
あらすじ戦後左翼文学の旗手として「地の群れ」、「虚構のクレーン」を著した作家井上光晴を追う長編ドキュメンタリー。89年、井上は肝臓癌の手術を受けるが病巣はすでに体のいたる所に転移し始めていた。26年(大正15)、満州の旅順生まれ。父親雪雄はその後、夢のごときものにとり憑かれて突然出奔。光晴が4歳のとき母のたか子も行方知れずとなり、7歳で幼い妹とともに佐世保の祖母に引き取られた。生活は困窮し小学校中退後、崎戸炭坑の工夫となり共産主義運動を開始し日本共産党・九州地区の幹部となる。これが自筆の年譜のはずであったのだが、そこには数々の詐称があった。94年度キネマ旬報ベストテン第1位。(137分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ドラマより事実の方がどれだけ面白いか、また怖いかそれを映画で表現してしまう。2時間ずっと興味津々で見てました。ちょっと好奇心いっぱいでしたが。 (セント)[投票(2)]
★5うっかり金子光晴の映画だと思い込んで観たほどの文学音痴だが、強烈だった。ドキュメンタリーに対して抱いていた偏見を取っぱらってしまった作品 (ミドリ公園)[投票]
★5小説家というのはウソが上手、そして女性にモテる。 (とんとん)[投票]
★4体当たりのドキュメンタリー一本槍の原一男が成熟して「虚構と現実の狭間」「ドキュメンタリーとフィクションの間」にベクトルを向けた作品であるが、一方で井上光晴の死期が近づいてさえいなければもっと強烈に井上光晴に迫りたかったのだ [review] (SUM)[投票(2)]
★4積極的か、公式かは別にして誰しも思い出という名のもとに人生の組替えぐらいはするものだが、井上光晴にとってそれは自分の弱さを補うための宗教的な救いの意味を持っていたのだろう。癌を平然と受け止める姿に、自分で刻んできた人生への自信を感じる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4ひとりの小説家の虚飾を暴露して、それでいて井上光晴という人物を貶しているわけでもない。ここまで突き放しているとある意味怖いくらいだ。[BOX東中野] (Yasu)[投票(1)]
★4本人自身が嘘をついている自覚がないように思え、典型的な宗教家タイプとみた。 俺が同級生だったら「みっちゃんみちみちウソ垂れて〜♪」ってはやし立てちゃうぞ。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★4井上光晴大うそつき。そこまでやるんだ、と思った。夫婦でざるそば食べるところがすき。 (ぱーこ)[投票]
★4ドキュメンタリーのカメラって冷たいものだけど、これは何なんだ?でも映画なんだから、当然演出もある。カメラを向けられていることで、演じている部分があって、そこが映画としての価値なんだと思う。 (chokobo)[投票]
★3「嘘つきミッチャン」の魅力、あるいはドキュメンタリーの死。 [review] (crossage)[投票(1)]
★3ドキュメンタリーといえども客観視は出来ない。ならば自ら対象の懐へ飛び込んでいってやろう,というアクションドキュメンタリー。3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3全身で煙に巻いた小説家という感想。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3最初に『ゆきゆきて、神軍』を見た私は、あれ以上の刺激を求めて見たが、この作品はちょっと退屈で、変なドラマ部分もあるのでこの採点。 (ハミルトン)[投票]
★3厳しいです。 [review] (そね)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点21人*********************
3点18人******************
2点1人*
1点0人
47人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
きねじゅん爺の選択-邦画編- (muffler&silencer[消音装置])[投票(5)]ドキュメンタリー、100通りの真実を映す鏡 (Yasu)[投票(4)]
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