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KEIさんのあらすじ: 投票数順

★5ギルガメッシュ 小さなほうき(1985/英)空間に浮かんだ一つの部屋。電線が2本天井を通っており、床には机が一つ。そこに“彼”は居る。彼は顔が平面で三輪車に乗って部屋中を回る。そして、飛んで来たタンポポの綿毛を食べるのだ・・・。 [more][投票]
★4麦秋(1934/米)都会暮らしのジョンとメアリーの夫婦。不況で職がない。金持ちの伯父さんに斡旋を頼むが「職はないが、抵当の土地がある。農業をやってみたらどうだ。」と勧められる。二人は早速その地に行く。家も土地も確保出来たが、農業は全くの素人。ジョンは一計を案ずる・・・。戦後忘れられた感もある巨匠監督キング・ヴィダー('78アカデミー名誉賞受賞)の独立プロ作品。大地に生きる不屈の農民を描く。74分。[投票]
★3プチ・ニコラ(2009/仏)ニコラは小学生。作文の時間「将来なりたいもの」を書けと言われるがニコラには何もない。だって、お父さんとお母さんと3人の楽しい毎日で今のままが一番いいのだから。別の授業「親指小僧を知っている人は?」秀才のアニャンが答える「貧しい樵の末っ子親指小僧は森に捨てられ・・・」ドキッとするニコラ―子供が捨てられるなんて!?そして、ジョアキムに弟が出来る。「弟は僕より一番可愛がられるんだ。パパは急にママに優しくなって、ゴミ出しなんかもするんだ。」ある日ニコラのパパは(素敵な昨夜の為か)ママに急に優しくなる。そしてゴミ出しも。―きっと弟が出来たんだ。僕は森に捨てられる!パパが言う「今度の日曜日は気晴らしに森へ行こう」さあどうする、ニコラ! [more][投票]
★3ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡(2008/米)1976年パリでワインショップを経営しワインスクールを開いている英国人スティーブン・スパリュアは、今の現状―ワインと言えば仏ワイン―を脱して世界に目を向け偉大なワインを発掘したいと思っていた。例えば、米カリフォルニアワイン。一方、そのカルフォルニアのナパ・バレー、シャトー・モンテナーレでジム・バレットは遊び人の息子ボー、使用人のグスタボ、サム等を使ってなけなしの資金で改良を重ねていた。そしてスパリュアが訪米。ナパ・バレーに来るが、彼の発言「米ワインは成り上がり者」と聞いてジムは「気取り屋め」とののしる。果して米ワインは認められるのか。実話に基づく話。109分。[投票]
★4ソラニン(2010/日)大学時代バンドをやっていた種田成男とファンの井上芽衣子は、卒業後2年たった今同棲している。彼は新聞社でイラスト描きのバイト、彼女はフツーのOL。今の暮らしは幸せなのか、あるいは。将来の不安を抱えながらも毎日は過ぎて行く。ある日芽衣子は会社の部長に食事に誘われ、辞表を提出してしまう。でも1年間は食っていけるか―なんて思う。秋田から同窓会で東京に来たお母さん。バンド仲間のビリー(薬屋2代目)と加藤(大学6年生)。そして細かいことでぎくしゃくしていく二人の仲。もっと、もっと自由に。それなら「本気で音楽やってよ」と迫る芽衣子。種田も悩んでいた。そして「流れに逆らってみるか」と。仲間に声をかけ、一度っきりの演奏。デモテープを送るとメジャーから返事が来るのだが・・・。 [more][投票]
★3ひばりの森の石松(1960/日)富士山!その裾野のお茶畑。♪チャッキリ、チャッキリ、チャッキリナ〜唄はチャッキリ節、男は次郎長〜♪茶摘み女お君ちゃん(美空ひばり)が話し出す。「森の石松の話だよ〜」・・(劇中劇)・・森の石松は最近売り出し中の清水次郎長(若山富三郎)の子分になる為に清水港へ向かっていた。途中3人組に襲われていた神沢の小五郎を助けるが、実はこいつは次郎長の身内 増川の仙右エ門の親を殺した悪人だった。早とちりの失敗を償うために石松は、彼が身を寄せているというドモリの安兵衛ことドモ安一家の甲州武居へ行くのだが・・ご存知「ドモ安の話」「金毘羅代参、三十石船の話」にスリ三次(里見浩太郎)亀山城お姫様(側役が大河内伝次郎)が絡む。83分。[投票]
★3最後に恋に勝つルール(2005/米)ロス空港で出会ったオリバーとエミリーは、互いに今恋人と喧嘩別れしてきたこともあって(?)、飛行機のトイレで早速・・・。ニューヨークに着いて別れるが、やがて再会。エミリーは両親が住んでいる地元の人間。オリバーは大学を出て、兄を訪ねて来たのだ。彼は言う「6年後には起業してリッチになっている」。一日中デートし、またあっさり別れる二人。そして3年後、エミリーは女優の卵。大晦日なのに一緒に過ごす男もいない。フト思いついてオリバーにTELをする。パーティーで盛り上がり、今度は二人の仲も深まるかに見えたが、彼は自分の人生設計のためシスコへ行くと言う・・・。二人がゴールする日は来るのか?劇場未公開作品。107分。[投票]
★5みんな元気(2009/米=伊)長年に亘って電線のコーティング業をやって来て定年になった男フランク、彼は職業病で肺を痛めている。妻が亡くなった今年は子供たちが集まるパーティーを自分が企画するが、間近になって、皆から忙しいとキャンセルの連絡。そりゃそうだ、現役なんだから。じゃあこちらから訪問してやるか、と彼はニューヨーク、シカゴ、デンバー、ラスベガスとバスと電車(肺に悪いと医者が飛行機を許可しない)で行くことにする。が、もう大人になっている子供たちは、各々家庭の問題等悩みを抱えていた・・・。 [more][投票]
★3花咲ける騎士道(1952/仏=伊)わがままな仏国王ルイ15世治下、長引く戦争のため兵士が激減。徴募官が各地を巡って兵士を募った。ある田舎で、自称パリ出身の二枚目ファンファンは村娘をたらし込んでいたが、結婚を迫られ逃亡。ジプシー(ロマ)の占い娘に化けた徴募官の娘アドリーヌに会い「兵士で大活躍し、王女と結婚する」と言われ、結婚逃れとその予言を信じて即入隊する。そして軍本隊に行く途中、実際にアンリエット王女を賊から救う。本隊に着くと、教練拒否、喧嘩で独房入り。独房を訪れたアドリーヌから恋心を打ち明けられるが、彼の心は王女に向いたままだった。やがて王宮城近くに駐屯、彼は王女を求めて忍び込み、捕えられ、絞首刑を言い渡されるが・・・。 [more][投票]
★3男性と女性(1919/米)貴族ローム伯爵一家の執事クライトンは下女トゥーニーから愛されていたが、彼は令嬢メアリが好きだった。ヘンリー詩集を読んでは、詩通りに自分をバビロン王に、メアリ嬢を奴隷になぞらえる夢想をしていた。しかしメアリには婚約者ブロッケルハースト卿がおり、クライトンには目もくれなかった。ある時、一家でヨット遊びに海へ出る。そして、潮に流され、難破し、やがて無人島に上陸する事になる。今迄通りに執事、下女を使おうとする貴族たちであったが、何もしないと何も手に入らないということが分かってくると立場が逆転していく・・・。無声、93分。[投票]
★3コーチ・カーター(2005/米=独)スポーツ用品店を営むケン・カーターは、昔バスケット全米高校代表にもなった男だ。その母校リッチモンド高校からコーチの要請が来る。不良の集まりのヤワなバスケ部だ。彼は部員に契約書を提示する―礼儀を守る(言葉使い、試合場にはネクタイ着用他)、ハードな練習、学業で2.3点以上取ること。悪い環境の中の高校故、皆の将来のことを考えたのだ。やがて彼らは連勝を重ねていくが、成績の方は2.3どころか、出席もしていないのが大半だった。コーチ・カーターは断固たる手段を取る・・・。実話を基にした物語。136分。[投票]
★4ハレルヤ(1929/米)綿摘み農家のジョンソン一家。主人は村で牧師も兼任し、家族は真面目に今迄暮らしてきた。ある収穫の秋、長男ジークと次男スパンクは綿を売りに町へ出かける。用が済み町をぶらつくジークは、美しい踊り子チックに出会う。「もっとお金を稼げるわよ」。彼女の大きな瞳にうっとりとして、ジークはサイコロ賭博に手を出してしまう。その時、相手の賭博師ホットショットとチックが目くばせしたのをジークは気が付かなかった。 [more][投票]
★3相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿(2009/日)警視庁鑑識課 米沢守は東京マラソンの映像(映画版1参照)をチェックしている時に、ランナーの中に8年前失踪した女房知子の姿を見つける。早速マラソンの事務局を訪れ、事務員から無理やり住所を聞き出す。そして、彼女の安アパートに行くが、ノックも出来ずに立ち去る彼であった。しかし、翌日彼女の死体が発見される。青酸カリ服毒自殺に見えたが、現場に元夫という刑事・相原が駆け込んで来て「自殺なんて信じられない」と言う。それを尻目に死体をよく見るとほくろがない!血液型も違っており、結局元妻ではなかったのだ。やがて、米沢と相原は互いを“相棒”として事件の真相を探ろうとするが・・・。 [more][投票]
★4理想の女〈ひと〉(2004/英=スペイン=伊=ルクセンブルク=米)金持ちの男を渡り歩いてきた女ステラ・アーリン夫人は、その妻たちから締め出しを喰らい、追われるように米から伊へ来る。結婚1年目のロバート・ウィンダミアと若い妻メグは仕事の関係で伊に来たが、知人のジョン・ダーリントン卿の紹介で別荘を借りることになる。ある日、ロバートは妻の誕生日のお祝いを雑貨店で探している最中にアーリン夫人に会い「妻は扇なんか喜ぶものよ」と勧められ、それを購入。一緒に店を出た2人はその後彼女のアパートに立ち寄る・・・。一方ジョンはメグの初々しさに魅かれ、彼女に接近。当然ながら相手にされなかったジョンではあったが、ある時偶然にロバートの小切手帳の振出し先に“アーリン夫人”という名を見つける。 [more][投票]
★3白い馬(1995/日)モンゴルの少年ナランは夏休みで兄2人バト(馬が上手)とエンフ(本が好き)そして姉トヤーと家[パオ:移動式住居]に帰ってくる。家族は父と母と祖父祖母、寝たりっきりのトムル兄さんと幼いいたずらっ子の妹アルター、全部で10人だ。遊牧人の彼らは季節毎に居住地を変える。馬、羊、牛、ラクダを連れての移動だ。ナランの馬は白い馬で今年初めてナーダム[子供たちの馬競争]に出るつもりだった。ある日彼は草原で馬頭琴を弾く老人に出会い、「スーホの白い馬」という伝説を聞く。そして付近には悪い疫病が流行っていた・・・。モンゴルの動物、自然もしっかり撮影されている。日本映画批評家大賞最優秀監督賞、ポーランド子ども映画祭特別賞。[投票]
★4カラマーゾフの兄弟(1969/露)1800年代ロシア。僧院には長老制度があり、人々は長老に懺悔、教示を乞う等していた。今しもゾシマ長老のもとにカラマーゾフ家の人々が集まっている。「その人の信仰がなくなれば、道徳もなくなり・・・悪行も許されるのではないか」と独自の理論を展開しているのは二男のイワン。と突如、父大地主のフョードルと長男退役軍人のミーチャが罵り合い始める。よく聞いてみると、ミーチャは婚約者カテリーナがいるにも拘らず、別の女グルーシェンカ‐高利貸し老人の囲い女‐を好きになっている。そしてフョードルもグルーシェンカを狙っているのだ。何という親子!皆が去った後、ゾシマ長老は現在修道士になっている三男アリョーシカに言う「家に戻れ。何かが起きそうだ。お前が必要とされるだろう・・・」。 [more][投票]
★4127時間(2010/米=英)アーロンはちょっとしたタフなヒーロー気取りで岩登りが趣味の男だ。休日にはいつもグランドキャニオンに居る。今日も母親からの留守電が気になりながらも、ブルー・ジョン・キャニオンに出かけて行く。自分をVTRで撮りながら、行ける所まで自転車で行き、後は歩きだ。途中、道に迷った女子2人を抜け道で道案内をし、明晩のパーティーの約束までして別れる。その後一人で進む岩場の狭隘で、とんでもない事故が彼を待ち受けていた。 [more][投票]
★5幌馬車(1923/米)1848年5月ウェストポール(後のカンザスシティ)に何百もの幌馬車が集結していた。3200km先の新天地オレゴンをめざすのだ。隊長はジェシー・ウィンゲート。娘のモリー、許婚者サムも居る。彼らは合流するリバティ隊を待っていた。しばらくしてやっとまた何百の幌馬車が来る。リバティ隊の指揮はウィル・バニオン。案内人は荒くれ男のジャクスン。ウィルと会って、サムが後でこっそりと言う「ウィルは窃盗で軍を追放になった男だ」・・・しかし子供のおもちゃを直してやるウィルを見て、モリーは好感を覚える。やがて出発の合図と共に大行進が始まる。目指すはオレゴン。彼らは最後迄たどり着けるのか?行く手を阻むものは?だんだんとウィルに魅かれていくモリーとの仲はどうなる? [more][投票]
★3三悪人(1926/米)1800年代中ごろ新大陸アメリカへ渡った何千人もの移民は東から西へと向かった。ついにグラント大統領は1877年入植者に土地を開放。ダコタのランドラッシュだ。ここからこの物語は始まる。ダコタの町カスターに向かうダンは、車輪がはずれて難儀しているカールトン少佐と娘リーのサラブレッドを数頭率いた幌馬車に会い、直してやるが、リーと互いに一目惚れ。そして再会を期して別れる。さてカスターの町には保安官ハンターがいたが、彼は町のならず者を裏で操る悪党だった。彼に惚れた女一人、ミリー。彼女はハンターにとっては単なる遊びだった。手下が耳よりな情報を持ってくる。「サラブレッドを連れた幌馬車がこっちに向かっている」ハンター「仲間を集めて襲ってこい」さて、ここで三悪人の登場。 [more][投票]
★4タバコ・ロード(1941/米)タバコロード。レスター家一族が築いた南部一番の綿とタバコを農園から川まで運ぶ道は、そう呼ばれた。それも100年前のこと。今はさびれ放題。その末裔ジーターじいさん夫婦一家は壊れかけた小屋に住んでいた。ある日、銀行家がやって来る。今の地主のティムも一緒だ。土地が抵当に入っており、出て行ってくれというのだ。ティムの口利きで1週間待ってもらうようになるが・・・果して100ドルは工面できるのか? [more][投票]