コメンテータ
ランキング
HELP

Yasuさんのあらすじ: 投票数順

★4しとやかな獣(1962/日)マンションの一室で優雅に暮らす元軍人の前田夫妻(伊藤雄之助山岡久乃)。娘(浜田ゆう子)は流行作家(山茶花究)の妾になって彼からさんざん金をしぼり取り、そのツテで芸能プロダクションに入社した息子(川畑愛光)は会社の金を使い込んでいる。そのために社長に怒鳴り込まられても、彼が帰った後は涼しい顏の夫妻。つまりこの一家は家族ぐるみで詐欺行為を働いているのである。しかし、息子と関係があった幸枝(若尾文子)という会計係の女が来てから、前田家の事情は大きく変わるのだった。[96分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(2)]
★3無伴奏「シャコンヌ」(1994/仏)アルマン(リシャール・ベリ)は、かつて名声を上げたバイオリニスト。しかし現在は今一つパッとしない。そんな彼は、友人のバイオリニストがスランプで自殺したことを知り、一念発起して地下鉄の駅で演奏をする生活を始める。見事な演奏で通行人を思わず立ち止まらせる彼を、駅の係員であるリディア(イネス・デ・メディロス)は優しく見つめるのだったが、彼が自身の芸術追求のために捨ててきた過去を、リディアは知らなかったのだった。 [more][投票(2)]
★5變臉〈へんめん〉 この櫂に手をそえて(1996/中国)四川地方に伝わる、かぶっている面を瞬時に取り換えながら劇を演じる芸「變臉」。小舟で猿と暮らす老大道芸人(チュウ・シュイ)は「變臉王」と呼ばれるこの芸の第一人者。四川劇の花形役者(チャオ・チーカン)ですら彼の技には敬服するほどである。代々男子だけに受け継がれてきたこの芸の後継者にするため、跡継ぎに恵まれない彼はグーワー(狗娃、チョウ・レンイン)という子を引き取るが、やがてこの子が実は女の子だということが分かり…。[91分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(2)]
★3あの娘と自転車に乗って(1998/仏=キルギスタン)キルギスの農村の少年、ベシュケンピール(ミルラン・アブディカリコフ)は思春期を迎える年頃。村の少女、アイヌーラ(アルビナ・イマシェーワ)が気になりつつ、年長の青年が恋人を自転車に乗せて走っていくのに憧れる日々。しかしある日、彼が貰われっ子であることを、ケンカした遊び仲間が暴露してしまう。突然知った真実への戸惑い、厳格な父親との対立、大好きな祖母の危篤の知らせ。そして彼は大人になっていく…。[81分/パートカラー/ヴィスタ] [more][投票(2)]
★3家族の肖像(1974/仏=伊)引退した老教授(バート・ランカスター)はローマで隠遁生活を送っていた。その静かな日々は、ある日邸宅の2階を間借りしたいとやってきた侯爵夫人・ビアンカ(シルバーナ・マンガーノ)によって乱される。やがて、2階にはビアンカの若い愛人・コンラッド(ヘルムート・バーガー)が住むようになり、この2人とビアンカの娘、その婚約者の奇妙な関係に、教授も次第に巻き込まれていく。[130分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(2)]
★3パリ、18区、夜。(1994/仏)女優志望のダイガ(カテリーナ・ゴルベワ)がリトアニアからパリに単身やってきた。親類を頼って何とか住む場所と当面の仕事を見つける。彼女が働くことになったホテルには、カミーユ(リシャール・クルセ)という黒人ダンサーが住んでおり、そのカミーユにはミュージシャンのテオ(アレックス・デスカス)という兄がいる。そしてその頃、パリでは老女を狙った連続強盗殺人事件が世間を騒がせていた…。[110分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more][投票(2)]
★5有頂天時代(1936/米)ショーダンサーのジョン(フレッド・アステア)は、マーガレット(ベティ・ファーネス)との結婚式に遅れ、彼女の父親から「2万5千ドル稼ぐまで結婚を許さん」と言われてしまう。ニューヨークに出たジョンは、ダンス教師のペニー(ジンジャー・ロジャース)と出会い、最強のダンスカップルが誕生。しかしジョンにはマーガレットという婚約者、そしてペニーには彼女に求婚しているバンドリーダー、リカルドという存在があった。[103分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(2)]
★5フレンチ・カンカン(1955/仏)19世紀末のパリ。興行主の老紳士アンリ(ジャン・ギャバン)は、愛人のダンサー・ローラ(マリア・フェリックス)を目玉にしたショーを展開していたが、場末のカフェで踊る洗濯女・ニニ(フランソワーズ・アルヌール)を発見し、かつての流行だった踊り“カンカン”を復活させることを考えつく。フレンチ・カンカンと名付けられたこの企画、ローラの邪魔やニニの周囲でのトラブルにもめげずに何とか船出。果たしてその結果やいかに? [102分/カラー/スタンダード][投票(2)]
★3ブラス!(1996/英=米)イギリス・ヨークシャーの炭坑町は閉山の危機に瀕していた。失業への不安で町中暗い雰囲気の中、労働者たちのバンド「グリムリー・コリアリー・ブラスバンド」もまた解散の瀬戸際にあったが、指揮者・ダニー(ピート・ポスルスウェイト)はそれでも毅然とタクトを振っていた。そんなバンドに、この町出身のグロリア(タラ・フィッツジェラルド)が加わる。彼女は、炭坑の調査のため経営者側から派遣されてきた、労働者たちにとっていわば“敵”だった。アンディ(ユアン・マクレガー)ら他のメンバーは複雑な感情を抱きつつも、間近の全国大会目指して彼女とともに練習を重ねていく。[109分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(2)]
★5小早川家の秋(1961/日)灘の造り酒屋・小早川家の当主、万兵衛(中村鴈治郎)は競輪の好きな好々爺。しかし、最近何だか様子がおかしい。こっそり支度をしてはいそいそと出ていくようだ。やがて長女・文子(新珠三千代)とその夫(小林桂樹)は、万兵衛が出かけていく先が、かつての愛人(浪花千栄子)のところだということを知る。この万兵衛老人の姿と、亡くなった長男の未亡人・秋子(原節子)の再婚話、次女・紀子(司葉子)の縁談とが絡められて描かれる。[103分/カラー/スタンダード] [more][投票(2)]
★5大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)サラリーマン(斎藤達雄)の一家が郊外に引っ越してきた。二人の息子(菅原秀雄突貫小僧)は近所の子どもたちとのケンカに勝ち、さっそくガキ大将の座を奪う。ところがそんな二人とは対照的に、父親は近所に住む会社の重役(坂本武)に対して卑屈に振る舞っている。それを知った二人は憤慨するのだが…。[91分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(2)]
★5あおさぎと鶴(1974/露)野原の中の屋敷跡に住むオスの鶴とメスのアオサギ。彼らはお互いに好きあっている。今日も鶴はアオサギのために帽子を作ってやったり、雨の降る寒い日にストーブを運んでいってやったりするのだが、素直でない彼らはいつも恋のきっかけを逃してしまう…。ユーリ・ノルシュテインの切り紙アニメーションによる甘くも切ないラブストーリー。[11分/カラー/スタンダード][投票(2)]
★5点子ちゃんとアントン(1999/独)点子(エレア・ガイスラー)は裕福な家の女の子。生まれた時、あまりに小さかったので「点子」というあだ名がつけられた。そんな点子は、小学校の同級生のアントン(マックス・フェルダー)と大の仲良しだが、そのアントンは母親が病気で、代わりに彼が働いて家計を助けている。それを知った点子は、両親に「アントン一家を助けてあげて」と頼むのだが、両親は自分たちの仕事が忙しく点子には耳も貸さない。そこで、大人が頼りにならないとわかった点子は一計を案じる…。戦前に書かれたエーリッヒ・ケストナーの原作を現代の話に脚色。[108分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票(2)]
★5グランド・ホテル(1932/米)グランド・ホテルには様々な人が訪れ、また去ってゆく。スランプの人気ダンサー(グレタ・ガルボ)、病気の老サラリーマン(ライオネル・バリモア)、イチかバチかの合併話を目論む実業家(ウォーレス・ビアリー)とその秘書(ジョーン・クロフォード)。そしてこの輪の中に、男爵と名乗るある謎めいた紳士(ジョン・バリモア)が加わった時、このドラマは始まる。 [more][投票(2)]
★3マダムと女房(1931/日)郊外の家に引っ越してきた劇作家(渡辺篤)。大音量で音楽を鳴らす隣の家がうるさいと抗議に出向いたら、その家のマダム(伊達里子)に魅了されてしまい、一緒になって騒ぐ旦那。女房(田中絹代)はすっかりヤキモチを焼いてしまう。[64分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(2)]
★4めし(1951/日)大阪で暮らす倦怠期の夫婦(上原謙原節子)。そこへ東京から姪(島崎雪子)がやってくる。姪に甘い夫に、鬱憤がたまっていた妻は実家へ戻るが、そこで彼女は「夫婦とは何か」を自分自身で問い直すことになる。[97分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(2)]
★3ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006/米)カザフスタンのTVレポーター、ボラット(サシャ・バロン・コーエン)は、アメリカ視察のためプロデューサーのアザマート(ケン・デイヴィシャン)とともにニューヨークにやってきた。しかし超がつく田舎者の彼は行く先々でトラブル続き。そんなある晩、ホテルの部屋で見ていたTVに映ったのは「ベイウォッチ」のパメラ・アンダーソン。「この女性を嫁さんにする!」と決めたボラット、アザマートを上手く言いくるめ、一路西海岸へ(やはりトラブルを巻き起こしつつ)向かうのであった。[84分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]
★5ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日)昭和34年。鈴木オートでは親戚の女の子・美加(小池彩夢)を預かることになった。則文(堤真一)・トモエ(薬師丸ひろ子)に六子(堀北真希)は新しい家族を歓迎するが、一平(小清水一揮)は複雑な気分だ。一方、茶川(吉岡秀隆)のもとには「淳之介(須賀健太)を渡せ」という川渕(小日向文世)が何度も押しかけていた。自分でも淳之介を立派に育てられると証明しようとする茶川だが、ことごとく上手くいかない。それでもいつの日か、ヒロミ(小雪)と3人で暮らすことを夢見る茶川家の2人。彼ら三丁目の人々の、悲喜こもごものその1年。『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編。[146分/カラー/シネマスコープ] [投票(1)]
★3長い散歩(2006/日)安田松太郎(緒形拳)は定年を機に、家族との苦い思い出が残る家を引き払い、一人暮らしを始めた。移った先のアパートでは、幼い女の子・サチ(杉浦花菜)がいつも1人でたたずんでいた。やがて、サチが母親(高岡早紀)に虐待されていることを知った松太郎は、ある日、彼女を連れて旅に出る。“誘拐犯”となった松太郎を追う刑事(奥田瑛二)、旅の途中で出会う青年・ワタル(松田翔太)。そして、松太郎の旅の真の目的とは…。[136分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]
★3夜のピクニック(2006/日)夜を徹して80kmを歩く、高校の伝統行事「歩行祭」。甲田貴子(多部未華子)はこの日、自分自身と“賭け”をしていた。それは、お互い口をきいたことさえないクラスメートの西脇融(石田卓也)に関わること。2人の間には1つの秘密があった。貴子はそれを、高校最後の「歩行祭」で清算するつもりなのだ。友人たちでさえ知らないある秘密を…。24時間先のゴールに向かって、貴子たちは歩き始めた。[117分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]