コメンテータ
ランキング
HELP

町田さんのあらすじ: 更新順

★2森の石松鬼より恐い(1960/日)「森の石松」を演出中の舞台演出家・石井(錦之助)は苛立ってた。脚本には熱がこもって無いし、役者は下手だし、劇場支配人(進藤)は「ヌーベル・バーグや!」なんて無茶な注文を付けて来る。オマケに初日まであと一週間しかないのだ。助手の岡田ふみ子(丘)に当り散らし、酒をガブ飲み、そのまま事務所のソファーでウトウトと眠り始めてしまう石井。・・・目が覚めてみると・・・。頭にはちょんまげが結われ、左目が開かない。しかも、駆けつけた石松役者(にそっくりな男)によれば、そこは清水の浜辺らしい。とにかく、このままでは舞台稽古に間に合わない。「新幹線に乗らなければ!」 [more][投票]
★1三代目襲名(1974/日)昭和12年。山口組二代目・山口登(水島)に反逆した大長八郎を殺害した同若衆・田岡一雄(高倉)は懲役8年の判決を受け京都刑務所に服役していた。その後間もなく山口は浅草に於ける興行の縺れから敵対する荒政組の手に掛かり落命するが、死を目前に控えた彼は「三代目は田岡に」と言い残していた。同18年、恩赦により出所した田岡は公民権を持たぬ為に兵役に付くことが出来ず悶々とした日々を送る。終戦直後、不良外国人達の専横を目の当たりにした田岡は、次々に復員して来るかつての同志たちと自警団を組織、翌年には正式に山口組三代目を襲名して全面対決の姿勢を見せた。(東映/96分/カラー/スコープ) [more][投票]
★4ならず者(1964/日)謎の香港マフィア・毛に依頼を受けた網走刑務所生まれの殺し屋・南条(高倉)が仕事を終え約束のホテルの一室に入ると、待ち受けていたのは報酬の札束ではなく、ある女の死体だった。ハメられた事を知った南条は、毛を捜して香港の街をさ迷う内、謎の美女・明蘭(三原)に呼び止められる。南条は明蘭と取引し彼女のボスに当たる蒋(丹波)から毛の手掛かりを探り出し単身、横浜へと飛んだ。 石井輝男・高倉健コンビが香港・マカオ・横浜を舞台に展開する大型ギャング・スリラー。(東映/98分/カラー/スコープ) [more][投票]
★2くノ一忍法(1964/日)戦国末期、落城寸前の大阪城。大阪方の名将真田幸村は配下の女忍者達(中原、芳村、三島ら)に最期の任務を与える。それは子供の出来ない千姫(野川由美子)に代わり君主・秀頼の子種を宿し徳川家を末代まで呪え、というものだった。大阪城落城後、坂崎出羽守(露口)に救出された千姫は自分の運命を身勝手に翻弄した祖父家康(曽我廼家明蝶)に激しく反発、腰元に化けた女忍者達と結託し豊臣の遺志に殉ずる覚悟。困った家康は服部半蔵配下の手錬の忍者(大木、待田、小沢、山城ら)に女忍者の暗殺を命じた。 [more][投票]
★2ウェルカム・トゥ・サイゴン(1992/豪=英=米)1969年、南ベトナムの首都サイゴン。英米の記者、兵士達の社交場として繁栄した娼館”フランキーズ・ハウス”に出入りした実在の英人カメラマンティム・ペイジの手記に基づく反戦TVM。製作はBBC。[投票]
★2河内風土記 おいろけ説法(1961/日)流行作家でもある天台院住職今野東吾(森繁)の元に持ち込まれる河内の人々の奇妙な身の上話の数々をユーモラスに綴った久松静児監督の艶笑人情喜劇第二弾。 <宝塚映画(東宝)/100分/カラー/スコープ>[投票]
★1横須賀男狩り 少女・悦楽(1977/日)同棲している姉が覆面強姦魔(高橋明)に犯されるのを目の当たりにした大野かおりは、親友や蟹江敬三の画家の協力を得て犯人を探し出す。エリートだが気弱な矢崎滋のダンナは何の役にも立たない。 藤田敏八が一般公募で集めた人材で撮り上げたセミ・ポルノ作品。脚本家那須真知子のデビュー作となった。<77分/カラー/ワイド>[投票]
★3キングフィッシュ 大統領への挑戦(1995/米)不況時代、扇動的な演説で南部貧民層や黒人労働者からカリスマ的な指示を取り付け「大統領に一番近い男」とまで言われたルイジアナ州知事/下院議員ヒューイ・P・ロング、通称キングフィッシュが、ルイジアナ州バトンルージュで刺殺されるまでを描いたTVムービー。製作、主演はジョン・グッドマン[投票]
★5帰って来たヨッパライ(1968/日)海水浴に来たフォークルの三人が浜辺に戻ってみたら三人の衣装は韓国のものとすり返られていました。仕方がないのでそれを着て泰チャンのおばあさんがやってる煙草屋に行くと、中ノッポがケチって「新生」の値段を誤魔化します。50円を40円で買おうとしたのです。これを聞いた泰チャンのお婆さんは直ぐに赤電話の受話器をとり「もしもし警察ですか?ここに変な三人組がいます。煙草の値段を知らないなんてきっとアレです。」三人は韓国からの密入国者と勘違いされてしまったのです。早く逃げなければ監獄に入れられてしまう。 大島渚監督作品。<創造社/80分/カラー/スコープ>[投票]
★3スラバヤ殿下(1955/日)原子エネルギーを専門に研究する著名な物理学者の兄・長曽我部久太郎(森繁)と間違えられたうりふたつの弟・長曽我部英二(森繁・二役)は、両大国のスパイ相手にサギを働き命を狙われる羽目に。英二が久太郎の助けを借りて国外への脱出に成功したのと時を同じくして、地方の海岸に東南アジアかポリネシア系と思われる一人の男(森繁・三役)が漂着する。「スラバヤ殿下」と呼ばれるようになった男はそのミステリアスな言動と哀愁の歌声で瞬く間に人気者となるが…。 菊田一夫の舞台劇を柳沢類寿が脚色、松竹出身の佐藤武が監督したレアな一本。<日活/86分/白黒/スタンダード>[投票]
★3女巌窟王(1960/日)九州最南端の港の町にあるバー”ブルー・ムーン”で踊り子をしているルミ(三原)とエミ(万里)の美人姉妹は、支配人で麻薬密輸組織のボス岩原(江見)と店長・沢井に其々陵辱された上、シゴト上のトラブルから実兄・慎一をリンチ監禁されてしまう。二人はルミに好意を寄せる武の知らせで慎一の救出に向かうが、殺し屋の健(沖)の投げたナイフにより慎一は死亡、姉妹の身にも危険が迫る。絶海の孤島に連れ込まれた姉妹は武の犠牲に依ってなんとか一命をとり止め謎の洞窟に逃げ込んむが、三日経っても地上への出口は見つからない。飢えと渇きの中、姉妹は岩原一派への復讐を誓うのであった。 小野田嘉幹が監督を務めた新東宝末期の代表作。<82分/カラー/スコープ>[投票]
★2風来坊探偵 岬を渡る黒い風(1961/日)江藤漁業社長江藤重吉は、時化の金曜日に限って発生する海難事故に頭を悩ませていた。重吉の娘・慎喜子(北原)に調査を依頼された風来坊探偵・西園寺五郎(千葉)は舞台となる房総半島新岬港へ向かうが、一足違いで重吉は殺害されていた。五郎はライバル社堀越海運、南房水産研究所と調査を進め陰謀の匂いを嗅ぎ付けるが、そんな彼の前に流れ者の殺し屋ジョーカーの鉄(曽根)が現れ対決を挑んでくる。<ニュー東映東京/60分/白黒/スコープ> [more][投票]
★2風来坊探偵 赤い谷の惨劇(1961/日)赤岩山麓でセスナ機が墜落、操縦士と新日本開発の星雲社長が死亡する。美佐子(北原)は操縦士の兄の死を確認するため現場のを訪れ、そこで西園寺五郎(千葉)という男に出会う。彼は社の依頼を受け調査に来た私立探偵で、それによると事故には不信な点があるという。二人は社が所有し上田親子(宇佐美・小林)が運営する牧場に世話になるが、北東観光の鬼頭(須藤)が星雲社長直筆の譲渡書を片手にやって来て強引に立ち退きを迫った。五郎はこれを追い払うが、北東観光の雇った殺し屋スペードの鉄(曽根)に決闘をする羽目になる。<ニュー東映東京/62分/白黒/スコープ> [more][投票]
★4昭和残侠伝(1965/日)終戦間もないエンコ浅草。街の復興を目指す老舗のテキ屋の神津組は、羽賀(山本)を頭に闇物資で荒稼ぎする振興やくざ新誠会から執拗な嫌がらせを受けていた。組は二代目源之助親分と代貸・江藤(菅沼)の指導のもとなんとか理性を保っていたが、ある夕暮れ終にその親分が暗殺されてしまう。それから数日、三代目候補の清次(高倉)が突然復員して来る。跡目を継いだ清次は江藤と共に血気に逸る若い衆(梅宮・松方など)を抑え、浅草復興に邁進することを決意するが、新誠会と黒幕・岩佐(水島)の妨害工作は次第に露骨にエスカレートしていった。 人気シリーズ第一作。<東映東京/カラー/スコープ>[投票]
★4コフィー(1973/米)たった一人の幼い妹を麻薬中毒にさせられた看護婦コフィー(パム・グリア)は全麻薬組織に復讐を誓い、夜な夜な街に繰り出しては娼婦やジャンキーに身を窶し次々にヤクの売人たちを始末していた。友人の警官カーターの諌めも振り切り、大物ディラーで売春の斡旋もしているキング・ジョージの足元に潜入したコフィーは、彼の主催するパーティに参加した組織の大元締めヴィトローニの存在を知る。 Q・タランティーノ監督作品『ジャッキー・ブラウン』で主演に返り咲いた肉体派女優パム・グリアの若き日の代表作。 [more][投票]
★5キリクと魔女(1998/仏=ベルギー=ルクセンブルク)「お母さん、僕を生んで!」そう叫んで母の胎内から自ら這い出たキリクは、体は小さいが何ものにも屈しない勇気と知恵を兼ね備えた少年である。キリクが生まれたアフリカの村は魔女カラバの呪いのせいで、水は枯れ、黄金は奪われ、魔女に戦いを挑んだ男たちがことごとく返り討ちに遭い喰い殺されたため、残された女と老人と子供たちは毎日苦しい生活を送っていた。「どうして魔女は意地悪なの?」その疑問を晴らすため、キリクは山の反対側に住む賢者に合いに行くことを決心する。しかしそれには魔女の厳しい監視を掻い潜らなければならなかった。  [more][投票]
★5女房を早死にさせる方法(1974/日)炊事洗濯まるでせずSEXばかり求めてくる元モデルの妻(赤座)がウザったくなった建築家の主人公(夏木)は、元同僚で現在は世界を股に掛け活躍する横山(平田昭彦(青))に「女房を早死にさせる方法」を伝授される。はじめは冗談半分で聞いていた主人公だがカフェレストランの駐車場係りをしているムチムチの女子大生(司美智子)にひとめぼれして早速計画を実行に移す。 TVを中心に活躍していた児玉進監督の劇場用映画第三作。<東宝/87分/カラー/スコープ>[投票]
★5女渡世人 おたの申します(1971/日)女渡世人・太田まさ子(藤純子)は若いやくざ矢吹(林彰太郎)のイカサマを見破る。自暴自棄になった矢吹は刃を振り回すが賭場に居合わせた旅人・銀三(待田)に刺され絶命する。これに責任を感じたまさ子は矢吹の遺骨を携え彼の故郷、四国へと草鞋を向けた。 緋牡丹博徒、日本女侠伝に続く藤純子主演シリーズの第二作だが藤の結婚引退で敢え無く最終作となる。藤は本作と「緋牡丹博徒 お命いただきます」でこの年のキネ旬女優賞を獲得。<103分/カラー/スコープ>[投票]
★0現代やくざ 与太者の掟(1969/日)府中の刑務所で5年の刑期を終えた勝又五郎(文太)は新宿への電車の中でスリ(大辻伺郎)に遭い有り金全部をスラれてしまう。駅員室に連行された文太はムショあがりに対するシャバの視線の冷たさに腹を立てるが、義理堅いやくざの福田(待田)に金を借りピンチを脱出、その足でパチンコへ。そこで出会った彫物師(志村喬)に気に入られ居候となった勝又は、やくざの縄張りなど無視し町の愚連隊(山城、砂塚、蓮司、稔侍)と共にノミ屋を始める。勝手に始める。 菅原文太の映画初主演作で第五作まで続いたシリーズの初作。監督は若き降旗康男。<?分/カラー/スコープ>[投票(1)]
★3夕陽に赤い俺の顔(1961/日)悪徳建設会社の専務・水田(菅井)は社の汚職を調査する記者・有坂莉那(岩下)を抹殺するために殺し屋ブローカー大上(神山)に相談する。大上が紹介したのは、ナギサ(炎)、伍長(内田)、フットボール(渡辺)、越後一家(三井)、詩人(小坂)ら下町出身の七人であった。七人は仕事の優劣を決めるため、競馬場に赴きある賭けをするのだが、勝ったのは全く無関係のガンマニア・春彦(川津)でった。大上は石田に春彦を紹介、春彦はその場で莉那暗殺の依頼を引き受けた。仕事を横取りされたのが面白くない七人の殺し屋は春彦暗殺に乗り出すが、ナギサが春彦に惚れてしまったことでハナシは意外な方向に展開する。 『渇いた湖』から続く寺山&篠田・早稲田コンビの第三作。 <松竹/カラー/スコープ>[投票]