[POV: a Point of View]
CGが何だ!コマ撮り映画大作戦
自分はCGの凄さを褒めない。凄いのは『ターミネーター2』と『ジュラシック・パーク』の2本で十分すぎるほど分かった。今更褒めそやす必要など無い、と思っている。むしろ「どんなことでも出来る」というCGなど無かった時代の技術に心惹かれるのだ。というわけで、コマ撮り映画大集合。今となってはローテクでアナログかもしれないが、それでも「ここまでやれるのか?!」と驚かされたものです。A=元祖特撮マンウィリス・オブライエンの作品。B=特撮の神レイ・ハリーハウゼンの一連の作品群。C=ハリーハウゼンと同時期に作られた、モデルアニメーション使用作品。D=デビッド・アレン、デニス・ミューレン、フィル・ティペット、ジム・ダンフォース……他、ハリーハウゼン次世代〜CG過渡期にかけての特撮マン達の作品。
A | キング・コング(1933/米) | ハリーハウゼン、そして円谷英二が特撮を志すきっかけとなった、歴史に残る一本 | [comment] | |
A | ロスト・ワールド(1925/米) | 元祖コマ撮り恐竜映画、現時点ではフィルム自体が紛失し不完全版しか鑑賞できない | [comment] | |
A | 猿人ジョー・ヤング(1949/米) | オブライエン念願のオスカー受賞作なるも、実質的な仕事は弟子のハリーハウゼンが担当 | [comment] | |
A | 黒い蠍(1957/米) | オブライエン後期の作品、日本では劇場公開作 | [comment] | |
B | シンドバッド黄金の航海(1974/英) | シンドバッドシリーズ復活。6本腕の女神像カーリはハリーハウゼンの真骨頂 | [comment] | |
B | 恐竜グワンジ(1969/米) | 師匠オブライエンの原案を映画化、西部劇プラス恐竜モノという異色設定 | [comment] | |
B | シンドバッド7回目の冒険(1958/米) | 特撮技法「ダイナメーション」を完璧に確立、ファンタジー作品への足掛りに | [comment] | |
B | 地球へ2千万マイル(1957/米) | [comment] | ||
B | H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964/英) | [comment] | ||
B | 原子怪獣現わる(1953/米) | 製作費20万ドルで大ヒットを飛ばしたハリーハウゼンの出世作 | [comment] | |
B | 恐竜100万年(1966/英=米) | ラクウェル・ウェルチのビキニも見どころの(笑)、恐竜映画の代表作 | [comment] | |
B | アルゴ探険隊の大冒険(1963/英) | ガイコツ兵士7体との決戦は特撮史上に残る名シーン | [comment] | |
B | タイタンの戦い(1981/米) | ハリーハウゼン引退作品。数あるクリーチャーの中でもメドゥーサは氏のお気に入り | [comment] | |
B | SF巨大生物の島(1961/英=米) | [comment] | ||
B | 世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す(1956/米) | 予算の都合で破壊するビルまでもコマ撮りで製作 | [comment] | |
B | シンドバッド虎の目大冒険(1977/英) | [comment] | ||
B | 水爆と深海の怪物(1955/米) | 予算と時間の都合で、コマ撮り用巨大タコの足は全部で6本に | ||
C | 原始怪獣ドラゴドン(1956/米=メキシコ) | |||
D | ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993/米) | [comment] | ||
D | ラオ博士の7つの顔(1964/米) | [comment] |
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