コメンテータ
ランキング
HELP

malさんのコメント: 更新順

★4王様と私(1956/米)踊りなんて、と思っていたのに初めて体を揺らしてみたら、あれれ、というあの感じ。くるくるくるくる回る、(外見じゃない部分が)可愛らしい王様とたふたふしたドレス。[投票]
★3評決(1982/米)渋みは大いに結構だが、こんな弁護士だけには絶対にお世話になりたくない。己のジンクス払いのために職務範囲を大きく逸脱し依頼人の人生を危険にさらすわがまま能無し悪徳弁護士め。陪審員の評決も根拠薄。[投票]
★3砂漠の流れ者(1970/米)みんなでベッドを運ぶシーンが好き。そこまで行って、彼がどんな人なのか、この映画のテイストがどんなものなのか、やっと理解した気がする。というか実は私がぎりぎりそこまで掴めていなかったってだけのこと。私はかなり鈍感らしい。[投票(2)]
★3ゴーストワールド(2000/米)巧いし魅力的だし、人の心に大きな影響を及ぼす力を持った凄い作品だ、と思うと同時に、観なければよかったとも本気で思う。映画にこんなに深く傷付けられたのは初めて。[投票(4)]
★3ダーティ・メリー クレイジー・ラリー(1974/米)こりゃ驚いた。唐突なぶっつりには驚いた。そしてなぜかこちらがどこかでそれをほぼ完全に予想し期待して待っていたことにも気付いてまた更に驚いた。[投票(1)]
★3悪魔の手毬唄(1977/日)はじめは複雑な話に見えて、実はとてもすっきりしている。岸恵子と若山富三郎は尊敬もの。でもキーになる手毬唄があまり上手に使われていない気がする。漏斗なんて画的にちっとも怖くないしむしろ笑いを誘う。それにしても、 [review][投票(3)]
★2女王蜂(1977/日)中井貴恵はどう考えてもあり得ないし、殺人動機もこじつけがましく、そんなんで命懸けたり人殺したりするものか納得いかないが、最後の最後の最後に一箇所見どころが。 [review][投票(1)]
★2ドリヴン(2001/カナダ=米)予想を遥かに超えた支離滅裂。極力優しーい目で見守ったつもりですが、やっぱりどこをどう好意的に考えてもこれは却下。スタローンの真面目くさった顔が、残された「バカ映画(褒め言葉)」としての栄光への道をも見事に阻む。[投票(2)]
★3マイ・ドッグ・スキップ(2000/米)Mr.ビーン似と噂の子役、私にはどーにも『ブリキの太鼓』のオスカルに見える。犬の演技は可愛いがやや作りすぎの感もあり、この題材ならもっと自然な方が合っているかも。どうも話が散漫だなあ、と思っていたら、ラストでしっかり言い訳された。 [review][投票(2)]
★3ブルベイカー(1980/米)ブルベイカーの不器用すぎる「本気」がじわじわと伝染していく過程が素敵。これはひとつのきっかけであって、できればこの後始まる本当の正義、それが見たい。[投票]
★3Fカップの憂うつ(1998/米)珍妙な遊牧民ども、ビバリーヒルズの荒野を行く。変人ばかりなのにどの人も憎めない。ダメお父さんが精一杯の虚勢で過去の栄光にすがりつく語り草エピソードなんて可愛らしくてしょうがない。ナターシャ・リオンのあのシーンはほんとに物凄い表情で必見。[投票(1)]
★3理由なき反抗(1955/米)頭で理解して意気込んだ結果の、巧いが不必要な演技。ディーンが役柄を理解しすぎているのが表に現れて邪魔をしているように思う。悩める若者が自分の悩みを自覚してしまったら、その時点で既に悩みの大半は解決しているはず。そういう風に見える。[投票(3)]
★3野獣の青春(1963/日)子供のぬり絵みたいな色彩や、なぜか意味なく舞う黄砂など、ところどころの細かいセンスについついにやける。交番がちけーから撃てるはずがねー、とか言っちゃうお間抜けなやくざさんには初めてお目にかかったが、愛着までは湧かずじまい。[投票(3)]
★3インテリア(1978/米)容れ物に囚われもがく人びとを、容れ物にこだわりつつ描いて、中途半端に窮屈。だったらいっそ思い切ってもっと完全にがんじがらめにでもしてしまえば、爆発とその後の再生がより輝いたのではないかと思うと惜しい。[投票(1)]
★3シャイン(1996/豪)一番怖いのは、映画には登場しない、主人公のおじいさん。我が息子のバイオリンを壊し、ああいう父親になるべく育てあげた、おじいさん。[投票(2)]
★3アントニア(1995/英=ベルギー=オランダ)連綿。ちょっと珍しい漫画チック加減の親しみある語り口で、連綿を味わう。ただ、それを担う者としての女性を強調されると、未熟な女のひとりとしては、荷が重くて逃げ出したくなる。[投票]
★4桜桃の味(1997/イラン)あいたっ。やってしまった。ラストがあまり評判良くなかったのですね、この作品。私はそのラストが気に入ってしまったのです。うーん、困った。 [review][投票(6)]
★1パトリオット(2000/米)私は「愛国」という言葉が嫌いです。嫌いと言うと言い方が悪いですが、意味が理解できないのです。だから、少しでもその疑問が解決するかと思ったのですが、この不快感がその答えではないだろうことは、私にも容易に想像がつきます。[投票(2)]
★4インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994/米)思えば、私の中でトム・クルーズが「トム様」に昇格したのは、この映画からだった。以降『マグノリア』『M:I−2』へと、トム様美貌伝説は続く。ブラピはカバだしバンデラスはイモだけど、トム様がいれば耽美には十分。[投票(4)]
★4マルホランド・ドライブ(2001/米=仏)嬉し懐かしい、これぞリンチなカラーに彩られながら、意外にもきっちり閉じられたループ。リンチ的な、と表現されるもの全てに対して彼が与えた答えなのか、そうじゃないのか。どちらでもないのか。はたまたどちらでも良いのか。 [review][投票(5)]