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sawa:38さんのコメント: 更新順

★3棒の哀しみ(1994/日)男に店を貰った女、ナンパされシャブ漬けにされドールにされゆく女、女たちを憎み貶めてゆく女。魅力あるキャラクターの女たちを、もっと深く抉ったほうがよりアノ男を描けたのではなかろうか?演出に魅力は無かった。[投票]
★3チェ 39歳 別れの手紙(2008/米=仏=スペイン)申し訳ない。皆さんが言うドキュメンタリータッチの効能は理解出来るのですが、制作側の政治的配慮というか、何も言わない「逃げ」の姿勢の産物とも言える。例え木々のざわめきが何かを囁いたとしてもね・・・[投票(1)]
★4ザ・ヤクザ(1974/米)トンデモ映画かと思いきや俊藤浩滋が締めた。東映色を超えた脚本は「義理」を必死にハリウッドへ伝えようと懸命だ。ここまで真摯な日米合作は滅多にないぞ!まったく色褪せてない、まったく・・・・[投票(1)]
★3闇の子供たち(2008/日)他人の性癖をなじることが出来る「真っ当な人間」が「真っ当な人間」に向けて制作した作品。だから「眺める」ような感覚でしか描かれない。犯りたい男たちの事はモンスターとして置き去りか・・・是非も無し [review][投票(3)]
★3純喫茶磯辺(2008/日)ほんわかコメディを作らねばというノルマと、コメディだけにしたくないという個人の欲望が結局は中途半端な映画を作り出してしまった。仲里依紗の魅力だけに頼った作品なのだが、その点は大成功してます(笑)[投票]
★3死に花(2004/日)老優達を使うだけで、彼等の活躍を見るだけで観客は「老人問題」を含めて理解するはずなのだ。「あえて」その問題に踏み込まない方がスマートじゃないだろうか?真正面なコメディよりも斜めから撮った方が格好良い典型だった。 [review][投票]
★3崖の上のポニョ(2008/日)小学生と中学生の子供たちが途中で鑑賞放棄してしまった。こんな内容の作品に大人たちが様々な側面から講釈垂れている様が滑稽だ。いくばくかの鮮烈なアイデアの「絵」には堪能させられたが・・・[投票]
★3トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)役所広司のスケジュールが3日空いたという理由だけで脚本が暴走したという「遊び」。そんな部分に無理やり映画的解釈を求めようとする評論家が哀しい。外国の評価はともかく、正直なところバランスが悪過ぎでしょう。 [review][投票(4)]
★5ミスト(2007/米)完璧なまでの娯楽映画というものが過去に何本存在したのだろう?私は自身の鑑賞歴において自信を持って親愛なる友人に勧められる作品だと信じた。再鑑賞だが、見れば見る程楽しくそして怖くなる。 [review][投票(2)]
★5歩いても 歩いても(2007/日)おぞましいまでのリアル、いつ吹き出るかわからない家族の狂気。緊張感あるドラマと映像が私の琴線に容赦なく刺さる。戦慄するのはこれが温かさに隠されたドラマとして提起されているからだ。[投票(3)]
★3マークスの山(1995/日)15年振りに再見。次から次に現在の邦画界を代表する実力派俳優が中堅として溢れ出てくる。作品内容が例え中途半端であろうとも、この役者陣の揃い踏みを眺められるだけで価値は高い。今から思えば贅沢な楽しみだ。[投票(4)]
★3エネミー・ライン3 激戦コロンビア(2009/米)冒頭にメンバーの名前と特徴がテロップで紹介されます。しかし、たいした活躍もさせずに殺してしまうなら不要だし、仮にも映画なら「字」でなく「画」で表現すべきだ。逆に『アメリカン・グラフティ』のようにラストに使用すれば効果あるのに・・・[投票]
★2ウォンテッド(2008/米)必要以上に弄繰り回した加工映像にもはや新鮮味はなく、ダイジェストもしくは予告編で事足りる内容だった。いずれ現れるであろう名作を際立たせる為だけに存在する「その他大勢」としてのみ存在する作品。 [review][投票]
★3蛇にピアス(2008/日)同様の嗜好・感性を抱く人々の渦の中に身を置く者から見ると、その生態や行動はよく描けていたと思う。だから辛い、問題なのは多様で複雑な彼等の内面が描けていないからだ。やはり巧緻な文章でなければ描けないのだろうか? [review][投票(1)]
★3犯人に告ぐ(2007/日)時間一杯楽しめて、演出や撮影やらの裏方のアラも特に気にかからない。つまり原作の面白さに引っ張られた極々普通の映画です。原作の批評こそあれ、映画としての批評は語るべきものがありません。[投票]
★3さくらん(2007/日)江戸の女郎たちを現代の風俗嬢の感覚で描くことに倫理上の抵抗はあるも、実は賛美したいという想いが強い。原作や監督が男性だったならば非難されるのがオチだろうし。だが、彼女たちは「ソコ」に慢心した女性像を描き過ぎてやしないか?[投票(1)]
★3大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009/日)上映中、プチ解説を喋り始める息子に静かにするよう注意を促した自分だったが、「セブンっ!」と思わず声を上げた自分がいた・・・PS,小泉さんにアノ演説を国連総会でやって欲しかったですね。[投票]
★3ベクシル 2077 日本鎖国(2007/日)ぎこちない「人の動き」ってこの手の作品の場合、大幅どころか根本的な致命傷になる。モーションキャプチャーで演じた役者さんが大根で監督が無能だったと信じたい。でなければアニメ業界が可哀想だ。[投票(1)]
★32012(2009/米)見世物小屋としての映画及び映画館はこうあるべきなのだろう。 [review][投票(1)]
★3ガルシアの首(1974/米)傷だらけで塗装も剥げたやたらとデカい車が砂埃を巻き上げてメキシコを往く。この情景が良い。但し、そこにある人物の描き方は冗長さが目立ち、W・オーツの壊れゆく様が描けなかった。さらにアクション描写も「らしくない」ほど冴えない。[投票(2)]