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sawa:38さんのコメント: 更新順

★3男たちの大和 YAMATO(2005/日)やっぱ「戦争もの」は東映だよなって気持ちと、平成にもなってまだこの解釈を強要されるのかっていう未消化な気持ちが混在する。 [review][投票(8)]
★3ミュンヘン(2005/米)次々回作の題材に興味津々。 [review][投票]
★2ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET(2002/日)とんでもない設定には目を瞑る、だが数シーン程カットしたのではないかと疑りたくなる程ストーリーが飛躍する。これには我慢出来ない。大人が??なストーリーを子供たちが理解できる訳ないだろう。 [review][投票]
★3理由(2004/日)エンディングの歌詞によって監督の伝えたい事がようやく理解できた。但し、劇中にそういった切り取り方は希薄であり、このような薄っぺらい人物描写ではそもそもが無理だろう。だが、独特の大林カラーと斬新な構成はやはり見事だと感心する。[投票]
★3ハサミ男(2004/日)この監督の持ち味である「怜悧さ」が部分的に効果を発揮し、作品を一クラス上へ導こうとしている。だが、作品全体ではそれは希釈され平凡な一作に留まってしまった。豊川麻生のパートなんか良い色合いでないか。これを連続させるべきだ。[投票]
★3武士の一分(2006/日)それなりの原作をそれなりに脚本にし、それなりの作品を完成させる職人:山田洋次。海坂藩シリーズ第XX作目を鑑賞しているような安心感と退屈感に意気消沈する。邦画復興の一翼を担う人物がこういう仕事を繰り返していて良い訳がない。やはり彼は昭和邦画界の戦犯でしかないのか?[投票(2)]
★2姿三四郎(1943/日)何か良い部分を探そうと繰り返し鑑賞したが・・戦時中にも関わらず、撮影・録音などしっかりと作られているのが救いでした。巨匠のデビュー作として以外は観るべき・語るべきものはありません。[投票]
★3續姿三四郎(1945/日)強すぎる三四郎が放つ正しい光のオーラ。対して彼に照らされた者は陰に貶められる。本作ではその陰なる者に監督は焦点を当てたが故、前作よりは映画らしく完成されていく。後の黒沢映画の敵役への想いいれが散見できる。[投票]
★2皇室と戦争とわが民族(1960/日)昭和天皇を一貫した平和主義者として賛辞を贈る本作。だが裏返せばその元首としての指導力の無さをも露呈する。そうは言っても、昭和の作品を平成の世から斬る事に哀しさを覚える。 [review][投票]
★3春の雪(2005/日)前々作でベストセラーを、前作では大女優を、そして本作でやっと文芸作品を担当させられるまでに邦画界がレールを敷く。だがそのレールの行き先のつまらなさよ。邦画界はまたしても凋落の道を選ぶつもりなのだろうか?[投票]
★5春夏秋冬そして春(2003/独=韓国)高尚な哲学作品に昇華する一歩手前で娯楽性をも忘れぬ基本。繰り返される風景と変化する四季が言葉ではなく心に刻みつけられていく。すべてが上質である。但し過剰な賛辞で今後も好き勝手に撮らせるのは危険だとも感じさせられる。つまり「紙一重の天才」か。[投票(1)]
★3ラベンダー(2000/香港)フランスロケだ、金かかってるんだから気合入れるぞっ!っていう制作現場の声が聞こえてきそうな後半部。何だか観念的な作品に昇華しちゃいそうだった後半部。何かバランスを欠いたかな。だが、ラストで巧みに持ち直す。ここは巧い。[投票]
★3四十七人の刺客(1994/日)「忠臣蔵」をテロと位置づけるスタンスには共鳴する。高倉健を起用した事も容認したい。ならば何故、このような作品になってしまうのか?東宝ではなく、東映が総力とジョークを駆使して作り上げるべき作品だったのではないか? [review][投票(3)]
★3恋人(1951/日)70分という短尺にも関わらず、前半のスローテンポな脚本に無駄を感じてしまう。型にはまった演出も評価すべき点は特に無い。市川崑和田夏十のコンビの長所は本作ではみることが出来ない。[投票(1)]
★4手紙(2006/日)ラストの3分間、玉山鉄二の芝居力に度肝を抜かれる。だが、いち早く正気を取り戻さねばならない。席を立つ。幕が下り、劇場が明るくなる前に。 [review][投票(9)]
★3硫黄島からの手紙(2006/米)全編日本語の作品という快挙に日本の映画ファンとして感謝の念を送りたい。だけど、いったい何を語りたかったのか、さっぱり分からない普通の戦争映画を見せられてもねぇ・・・ [review][投票(13)]
★3そして、ひと粒のひかり(2003/米=コロンビア)「ひとりの少女の転落していく心の軌跡」ってな具合かと思いきや、最初から最後まで少女は強く逞しく・・・いったい何を描きたかったのだろう?犯罪の実情?それとも冒険談?目力のある彼女の好演があればこその作品、とても賞に値する作品ではない。[投票(3)]
★3傷だらけの人生 古い奴でござんす(1972/日)本作では敵対する侠客でさえ絶対悪には描かない。その上の巨悪である軍部が存在するからである。軍部には義理・人情そして物事の筋道は通じない。これは現在の官僚機構に通ずるものがある。これこそ鶴田が歌う「何から何まで真っ暗闇よ」の世界観である。[投票]
★4クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦(1999/日)怪獣映画ヲタの魂をむんずと掴む戦車隊長に痺れ、「これだよ!」と奇声を上げる父を息子はどんな想いで振り返ったのか。そして刻一刻と我が地元・春日部に迫りくるヘタレな地図の画面に我が家はパニック・・・極私的に大興奮の一夜でした。[投票]
★5シティ・オブ・ゴッド(2002/ブラジル=仏=米)多くの登場人物を各エピソードに小分けする事で上手に整理する。さらに絡み合う時系列すら映画的面白さに変換してしまうという技量。そして撮影・選曲の確かさと新しさ。様々な技術を用いて映画の魅力が溢れ出してくる。「映画」が湧き出てくる。[投票(1)]