シーチキンさんのコメント: 更新順
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米) | そのすべてが『エピソード4』に捧げられた一本。潔い姿に、リアルタイムで『スターウォーズ』を映画館で観た記憶がよみがえり、熱いものがこみ上げてきた。感涙にむせぶこと、少なからずであった。 [review] | [投票(6)] | |
この世界の片隅に(2016/日) | まぎれもない傑作映画。狂った世界のリアルな日常で起きる悲劇、などという言葉ではとても言い表せない。身体の奥深くに突き刺さり、揺るがすような悲しみにおそわれる。「理不尽」でも「無残」でも言い足りない。 [review] | [投票(4)] | |
君の名は。(2016/日) | 個々の要素にバラしてみればいずれも類型的だが、それらの組み合わせ、まとめ方がうまく綺麗な絵柄と相まって面白かった。ただ本質はファンタジーロマンスだと思うので、自分の好みではない。ところどころ見ているこちらがこっ恥ずかしくなるところもあった。 [review] | [投票] | |
あの日のように抱きしめて(2014/独) | 何が言いたい映画なのか、よくわからんかった。サスペンスの一種なのだろうかと思うが、不明な点も少なくない。ただ雰囲気だけは良い映画だ。 | [投票] | |
われらが背きし者(2016/英=仏) | 劇中の台詞そのままに「信義を重んじる」映画。スタイルは現代的だが、古風な物語でところどころ展開は読める。それでも面白く見ることができるのは、小細工に頼らず堂々と王道を貫く、まさに映画の「信義」を重んじているからだろう。良い映画だ。 | [投票] | |
人生スイッチ(2014/アルゼンチン=スペイン) | 「そんくらいやんなきゃ、嘘だよな」という素朴な思いに応えきった快作というべきか。その時、自分のできる範囲の事を「とことんやりつくす」というのはちょっと爽快。 [review] | [投票(1)] | |
神様の思し召し(2015/伊) | 全体としては愉快で楽しいコメディだが、終わり方がすばらしく良い。とってもとても映画的というか、何というか。そこだけなら5点でもいい。 [review] | [投票(1)] | |
永い言い訳(2016/日) | 今さらだが、人は自分以外の誰かと関わってしか生きられない。それ故に、喜んだり、悲しんだり、幸せを感じたり、嫌な思いをしたり、癒されたり。なあんて当たり前のことを再認識した。 [review] | [投票(1)] | |
ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014/米) | コメディとして笑える部分もあり面白い映画であるが、結局は人は年相応に落ち着くという平凡な映画でもある。 [review] | [投票] | |
少女(2016/日) | 映画としてよく出来ている。観ればわかる。あと、稲垣吾郎はいい役者になった、ちょっと驚くほどだ。 [review] | [投票] | |
SCOOP!(2016/日) | 主演の福山雅治と二階堂ふみは大健闘!マイナーな世界で「サイテーの仕事」に身体を張る、その姿にはそれなりの迫力と生き様を見せて、娯楽映画として面白い。特に現場検証のスクープ狙いのシーンは見応えがあった。 [review] | [投票(2)] | |
リザとキツネと恋する死者たち(2014/ハンガリー) | 日本の怪談を案外まじめに題材として扱っており好感が持てる。それに物語が進むにつれて、セクシーで魅力的になるヒロインがいい。 [review] | [投票] | |
ハドソン川の奇跡(2016/米) | 世に広く知られた「史実」(今はまだ「事実」だが)の映画化だけに、製作者の手腕が問われると思うがイーストウッドは熟練の境地に達したと言ってもいいと思う。本作は映画として面白い。 [review] | [投票(3)] | |
フレンチアルプスで起きたこと(2014/スウェーデン=仏=デンマーク=ノルウェー) | これはあれか?観客をすっきりさせない、ストレスを与えたままにすることを目的にした映画なのか? [review] | [投票] | |
イレブン・ミニッツ(2015/ポーランド=アイルランド) | なかなかサスペンスフルで面白いことは面白い。だがもっとラストはド派手にやって欲しいという気もするし、一度みればもうそれでよく二度目はない映画でもある。 [review] | [投票] | |
栄光のランナー 1936ベルリン(2016/米=独=カナダ) | 誠実に撮られた映画だと思うが、一方で社会全体の圧制には個人の力で立ち向かっても限界がある、ということを示している様にも見える。 [review] | [投票(1)] | |
グッバイ、サマー(2015/仏) | ある種の男性にとっては「どストライク」な、懐かしさをかきたてる映画だと思う。思わず笑ってしまうシーンも少なくないが、それがまたいい。特にラストの終わり方は際だって洒落ているし、憧れそのもの。 | [投票(1)] | |
超高速!参勤交代 リターンズ(2016/日) | 少しごちゃごちゃしているし、クサいところもある。時代考証も甘いが、前作同様になかなか見応えのある殺陣に真っ当な人情話を盛り込んで十分、楽しめる娯楽時代劇。 [review] | [投票] | |
セルフレス 覚醒した記憶(2015/米) | 悪い映画ではないがあまりに普通のSF映画。普通すぎてだいたいの展開が読める。ターセム監督らしい画作りもあまり感じられなかった。 [review] | [投票] | |
ロック・ザ・カスバ!(2015/米) | いかにもビル・マーレイの雰囲気に似合ったグダグダなところはあるが、案外と真っ当な物語を、ベタに描いてそれなりにグッとこさせるものがある。 [review] | [投票] |