シーチキンさんのコメント: 更新順
アウシュヴィッツ・レポート(2020/スロバキア=チェコ=独=ポーランド) | 何がどうなっているのか、わかりにくい映画だが、まるでドキュメンタリーのような緊迫感と、製作者の明確に訴えたいというメッセージは感じることができた。本当に史実に基づくとなると、こういう映画になるのかもしれない。 | [投票] | |
バケモン(2021/日) | 私はドキュメンタリーは滅多に観ないので、本作も観ないかもしれない。それでもあらすじ解説で紹介した笑福亭鶴瓶の志に深く感動し、シネスケに紹介せずにはいられなかった。 [review] | [投票] | |
サマーフィルムにのって(2021/日) | 主役の伊藤万理華は元アイドルグループの一人らしいが、それらしからぬ雰囲気をまとっているのがとても良い。なんというか、自分の思いをとことん突き詰めて突っ走るタフさがある一方で、自分の本当の思いは何なのか、不器用にこだわる姿は新鮮だった。 [review] | [投票] | |
キネマの神様(2021/日) | 新型コロナのパンデミックというまさにいま現在、起きている出来事を巧みに映画にとり入れ、70年くらい昔と交差させながら映画への愛を描く。こういうことができるのは、山田洋次監督しかいないだろうなあ。 [review] | [投票(1)] | |
グリード ファストファッション帝国の真実(2019/英) | 強欲で悪辣な主人公だが、本当に恐ろしいのは、その男の行いには違法なところがないのに、ということだ。強い者が、よりその強さを積み上げていく、その積み上げられるものはどこからくるのか。 [review] | [投票(1)] | |
インヘリタンス(2020/米) | 終わってみればあっけなく、驚きもそれほどないが、普通に悪くない映画だった。だけどリリー・コリンズの華奢ですこし憂いをふくんだ美しさと、清楚な色気が十分に楽しめたのですこし甘めの☆4。 [review] | [投票] | |
SEOBOK/ソボク(2021/韓国) | 設定を大胆に簡略にして、不死をめぐる陰謀と人間の欲望、生への執着か死への恐怖かなど、テーマがわかりやすくなり、それなりに考えさせられるのは良い。アクションに新味はないが、テンポもよく楽しめた。 [review] | [投票] | |
ライトハウス(2019/米) | 何が言いたいのか、よくわからんが、監督にどんどん追いつめられて半ばヤケクソになっていくかのような、デフォーとパティンソンの怪演はそれなりに見応えがあった。 | [投票(1)] | |
カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020/米) | 基本的なアイディアやプロットは悪くないと思うのだが、3人のオスカー俳優の知名度に頼りすぎているように感じて、もうちょっと工夫や熱意がほしかった。ただエンドロールの中のちょっとした小ネタは思わぬ拾いものという感じで楽しかった。 [review] | [投票] | |
Arc アーク(2021/日) | 端正な画づくりと物語のテーマが絶妙にかみ合って、深い印象を残す。それに実質17歳から30歳まで、そしてそこから100年を生きた人間を演じた芳根京子の演技は特筆もの。 [review] | [投票] | |
ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021/日) | 冒頭の駐車場でのアクションにはスピード感と迫力があり、高層団地と足場を使った立体的なアクションは斬新で見応えがあった。木村文乃の台詞のシーンがちょっとくさい気もするが、アクションシーンで十分楽しめる一本だった。 [review] | [投票] | |
ゴジラvsコング(2021/米) | 大怪獣決戦映画として普通に面白い。あらゆるところでCGがバンバン使われていささか興醒めするところもあるにはあるが、それでも暴れる大怪獣の下で逃げまどう人々の姿、そしてドカドカ壊されるビル街はとても良い。 [review] | [投票(4)] | |
グンダーマン 優しき裏切り者の歌(2018/独) | 国家権力による「密告」の奨励の巧妙さとともに、それが如何に人間性を傷つけるかを改めて感じさせる。 [review] | [投票] | |
明日の食卓(2021/日) | わりと本格的な人間ドラマ風な物語を、ミスリード的な手法でやや強引にサスペンス風に仕上げているが、そうしたことが良かったのかどうか。興味本位的な面白さではなく、正面から描いても良かったのではないか。 [review] | [投票(2)] | |
HOKUSAI(2020/日) | 丁寧な美術や演出、ロケでいかにもそれらしい雰囲気を漂わせて立派な時代劇にしているのは良い。ただ物語がやや類型的に感じられるのと、北斎の浮世絵にある程度、通じていないと、台詞を字面通り、受け取るしかなくてややつらいか。 [review] | [投票(1)] | |
ジェントルメン(2019/英=米) | ああ、ガイ・リッチー監督だと思わせる、ちょっともったいぶったシーンのつなぎとストーリー展開だが、本作はテンポよく進み、ユーモアもセンスよくまとめられていて楽しめる。 [review] | [投票] | |
21ブリッジ(2019/中国=米) | スピード感あふれるアクションシーンが続き、十分楽しめる。奇をてらうこともなく、基本的なアクションだけで楽しめるのだから水準は高いと思う。意外に骨太な物語も良い。 [review] | [投票(1)] | |
JUNK HEAD(2017/日) | ワクワクさせる不思議な世界をきっちり作りあげ、そこではじまるちょっと奇妙な冒険物語。意外性もあるし、何より観ていて楽しい。 [review] | [投票(2)] | |
水を抱く女(2020/独=仏) | 何だか「まんが日本昔ばなし」のようにも思えるが、ほのぼのとした、それでいて切ない女の物語に、胸がきゅんとなる。そしてあたかも幻想のごとき儚さに、しみじみと愛を感じさせた。 | [投票] | |
ザ・スイッチ(2020/米) | ゆるくて、のほほんとした雰囲気でまあまあ楽しめる。それに殺人鬼バージョンのキャスリン・ニュートン はとってもクールでセクシー。また女子高生バージョンの巨漢中年男性殺人鬼も面白くてよい。あと意外にいい話だったりするのが、また良い。 | [投票(2)] |