★5 | ガタカ(1997/米) | なんと言ってもキャストがいい。イーサン・ホークの泣き顔、ジュード・ロウの顔ににじむ哀しみ。ユマ・サーマンをシリアスなドラマで初めて見たのも印象的。映画内に構築された未来社会が見事なできばえだと思う。SF仕立てながら、現代社会の問題をうまく表現できていると思う。 | [投票(1)] |
★2 | ザ・メキシカン(2001/米) | 「キャストが豪華なだけの映画」という見本みたいな映画。 | [投票] |
★3 | ダーリンは外国人(2010/日) | 挿入歌を「恋はあせらず」にしたことでかなり雰囲気の底上げになっており、そのままエンドロールでも使うべきだろう。異文化ギャップの面白さを描いた原作の魅力は生かしきれず、特に後半ダレている。井上真央は申し分なくかわいいのだが、夫のトニーにもう少しドイツ系的ながっちり感が欲しかった。 | [投票] |
★3 | マチェーテ(2010/米) | 「グラインドハウス」に挟まれていたフェイクの予告編があまりに魅力的だった故もあって、嘘から出た真は少々残念なできあがり。これだけ大量の豪華俳優陣を投入すべき映画ではないと本来思う。ミシェル・ロドリゲスの魅力をもう少し感じたいので、彼女の役どころにもう少し華が欲しかった。ジェシカ・アルバのかわいさは相変わらず異常。 | [投票(2)] |
★2 | 時をかける少女(2010/日) | この映画を見て楽しいのは仲里依紗の大ファン位なものだろう。評論以前のできばえに唖然としてしまった。大昔のNHK少年ドラマ版と、大林版という二つの決定打が出てしまっている状態で、オリジナルストーリーに忠実に作るのは勇気がいるのかもしれないが、だからといってここまで緊張感のないストーリーにする必要性がわからない。 | [投票(1)] |
★4 | 山形スクリーム(2009/日) | この映画を見た映画ファンの皆さんは何故か怒っているみたいだが、昔テレビでやっていた「恋のバカンス」を延長したような、金のかかった悪ふざけに近いものだ。彼(竹中直人)の本質はこういうところにあると思うのだが、点数の低い人は何を期待して見たのだろうなあと不思議に思うのだ。 | [投票] |
★3 | 永遠のマリア・カラス(2002/伊=仏=スペイン=英=ルーマニア) | 一流のアーティストというものが、こんなにも過去にこだわるものだろうかと疑問に感じた。過去の残像に惑わされることがなかったからこそ一流たり得たのではないかと思う。 | [投票] |
★3 | ノックアラウンド・ガイズ(2001/米) | プライベート・ライアンのバリー・ペッパーをはじめ、マルコビッチやデニス・ホッパーにヴィン・ディーゼルなどなど、豪華なキャストの映画なのだが、今ひとつ華やかさにかけるのであった。 | [投票] |
★3 | 時をかける少女(2006/日) | 細田節全開の演出に、レベルの高いアニメーション技術は、本当によくできていると思う。既視感のある「若さ」の描写もすばらしい。が、ジュブナイルSF小説の名作であるオリジナルを、ここまで改変しなければいけない理由は不明で残念だ。大林版「時をかける少女」のキャッチコピー「いつも青春は時をかける」は、今もなお切なく心にしみることに気づいた。 | [投票] |
★3 | ロボコップ3(1993/米) | 望まずしてロボコップにされてしまった男の悲哀を常に根底にたたえていたパート1は B級SFの名作であったが、本作は激しくインチキ臭く突っ込みどころの多い映画になってしまった。これはこれで面白いと思うが、少々残念。 | [投票] |
★4 | 百万円と苦虫女(2008/日) | 蒼井優の演技力に圧倒される。彼女のパブリックイメージを決定づけるような映画だと思う。ただ、まさかのラストにはちょっと驚いたので、もう少しドラマがあっても良かったと思う。 | [投票] |
★3 | ドライビング Miss デイジー(1989/米) | 今でも白人の間には有色人種への差別感情というのは救っているだろうし、見ていてあまり愉快になれる映画ではなかった。 | [投票] |
★3 | 築城せよ!(2009/日) | 描写があまりに日常的すぎて、夢が持てないというのか、現実離れしてなさすぎて悲しくなってくる。 | [投票] |
★3 | 007/ゴールデンアイ(1995/米) | 最初は違和感のあったダニエル・ボンドになれてしまうと、過去の007シリーズがものすごく作り物っぽく見えてしまって、本作もその一つ。残念。 | [投票] |
★2 | 博士の愛した数式(2005/日) | しょっぱな10分の会話で作り物っぽさに嫌気がさした。本当の変人とはこんなものではない。 | [投票(1)] |
★3 | F.R.A.T. 戦慄の武装警察(2005/米) | 普通に想像した展開を逸脱しない、ありきたり感漂う話。モーガン・フリーマンやケビン・スペイシーなどの豪華キャストがもったいない。 | [投票] |
★3 | NYPD15分署(1999/米) | チョウ・ユンファ / マーク・ウォールバーグ / リック・ヤング と、キャストは豪華でよく合っている。しかしながら、チョウ・ユンファがどうしても劇団ひとりに見えてきて仕方なかった。 | [投票] |
★3 | ロッキー3(1982/米) | スタローンって、なんだかんだ言って演技上手いんだよね。ま、この映画に関しては "Eye of the Tiger" が突出してしまって、他を薄めてしまっているんだけれども。 | [投票] |
★5 | 酔いどれ天使(1948/日) | 三船敏郎の圧倒的存在感に畏敬の念を感じる。一方で、その後の黒澤映画で見せる人物造形とは全く違う人物を演じている志村喬もすばらしい光を放っている。昔が良かったとは言わないが、こういう味を出せる俳優が絶えて久しいのは何故なのか? | [投票] |
★5 | RED レッド(2010/米) | ひたすら面白い!初代青ジャケットのルパン三世を見ているかのような奇想天外・荒唐無稽ぶり。この手の役をやらせたら鉄板のブルース・ウィリスも勿論いいが、変態っぽさの際だつマルコビッチに、その他の面々のスーパーパワーもすばらしい。RED=Retired Extremely Dangerous(退役した超絶危険人物)というタイトルも納得の面白さ。それからアーネスト・ボーグナインを見られて感激。 | [投票] |