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ゑぎさんのコメント: 更新順

★5真珠(1947/メキシコ)エミリオ・フェルナンデスは第1回カンヌ映画祭グランプリの受賞者だ(受賞作は『マリア・カンデラリア』という作品だが、日本では劇場未公開)。本作『真珠』は、フェルナンデス+ガブリエル・フィゲロアの代表作で、名作の誉れ高い作品。 [review][投票]
★3無頼(2020/日)この映画のリズム感は慣れて来ると、とても気持ち良かった。緩い短めのエピソードを暗転で繋ぐのが潔い。緩いというか牧歌的な挿話が多い。みんなでバーベキューとか、バス旅行とか。ライオン対トラの対決シーンなんかも象徴的だ。 [review][投票]
★3ロビンフッドの冒険(1938/米)IMDbによると、キーリーの撮ったアクションシーンにインパクトがなかったため、カーティスに交代した、とのことなのだが、今見ると、いずれにしても驚愕するようなシーンはない。 [review][投票]
★3ロゼッタ(1999/仏=ベルギー)劇伴なし。エンドクレジットも含めて全くなし。人物のアクションの中途からカットが始まる。ばたばた動き回ったり、格闘したりの繰り返し。これが面白い。見飽きない。 [review][投票]
★4イゴールの約束(1996/仏=ベルギー=ルクセンブルク=チュニジア)本作も「お金」の映画。金の取り立て、盗み、口止め、買収など金銭授受のバリエーションが延々と描かれる。あるいは占いの映画。 [review][投票]
★3無頼より 大幹部(1968/日)本作のタイトルバックは、渡哲也の子ども時代のモノクロ場面。体を売る母と、妹の死。そして少年院からの脱走。 [review][投票]
★4ホールド・バック・ザ・ドーン(1941/米)パラマウントスタジオの玄関。シャルル・ボワイエが入って行く。見学者に紛れて中へ。スタジオ内には、ブライアン・ドンレヴィがおり、ベロニカ・レイクが撮影中だ。 [review][投票]
★4あのこは貴族(2020/日)かなり、かっちり作られていて良いですね。冒頭のホテルの会食シーン。流麗なカット割りと、引き気味の画角が気持いい。写真店での門脇麦の撮影カットでタイトルイン。これも絶妙のタイミングだ。 [review][投票(4)]
★3あの頃。(2021/日)くすぐられるシーンが多数ある。その面白さは、ほゞセリフに頼っているのだが、カット割りもキメ細かく好感が持てる。「白鯨」でのイベントでも、会話だけでなく、唐突なダンスや歌唱、人物の出入り、パンツ一丁のルックスなど画面の力も大きい。 [review][投票]
★3カポネ(2020/米)冒頭、感謝祭のシーケンスで、子供を追いかける場面から、なんとも思わせぶりな演出だ。全編、こんな調子で思わせぶりなのだが、一種、ジョークのような裏を狙ったものなのかも知れない。 [review][投票]
★3暗い鏡(1946/米)部屋に置いたカメラから撮った窓外の向こうの摩天楼。これは書き割りか。右にパンして屋内を見せながら、奥の部屋のドアの向こうへ移動し、倒れているスタンドや割れた鏡を見せ、最後には倒れている男を映す。 [review][投票]
★3青銅の基督(1955/日)いやあ、これは大真面目に作られているのだろうが、だからこそ、変態的部分が面白い。何と云っても、ポルトガル人神父を演じる滝沢修だ。登場から実に演劇的大芝居だ。捕らえられ、拷問にかけられるが、役人が三井弘次で、悪役だがカッコいい役。 [review][投票(1)]
★3さんかく窓の外側は夜(2021/日)多くの方が指摘するところだと思いますが、志尊淳岡田将生の紛うことなき恋愛映画ですね。バックハグのシーンが何度も。志尊と平手友梨奈が、貯金箱へ一緒に入っていく場面で、この二人の恋愛映画にギアシフトするのかと期待したのだが、やっぱり、平手は蚊帳の外になる。 [review][投票(1)]
★3人間魚雷回天(1955/日)山口県大津島の訓練所。運動場で沼田曜一が訓練生を集めて教えている。彼は中尉だが、学生あがりの予備士官。本作の主役は、同じく予備士官で、回天での出撃命令を待機している少尉たち、岡田英次木村功宇津井健の3人と云っていいだろう。 [review][投票]
★4追想(1956/米)このアナトール・リトヴァク、全くハリウッドの粋、と云いたくなる豪華かつ周到な造型だ。ちょっと嫌らしいぐらい作り込まれているのだが、古い映画が好きな私は、とても感動した。 [review][投票(1)]
★3蛇の穴(1948/米)題材が題材だけに臭い芝居も多いのだが、流石にアナトール・リトヴァクだけあって縦横無尽によく見せる。 [review][投票]
★3すばらしき世界(2021/日)窓の鉄格子に雪が積もる。冒頭の旭川刑務所のシーケンスは、もっと簡易にすれば良いのに、と思いながら見たのだが、出所者に、被害者(死者)への罪の意識は殆んどない、ということ示した部分は重要だろう。最後まで、この部分に回帰しないのは落ち着きが悪い。 [review][投票(5)]
★3死んでもいい経験(1988/韓国)もう少し裸の頻度と露出を上げれば、ロマンポルノとして立派な作品になったかも知れないが、だとしても、犯罪映画の範疇で見ると、作りが雑過ぎる。 [review][投票]
★3下女(1960/韓国)アバンタイトルは窓寄りの導入部。カットを変えて、カメラは部屋の中へ入る。新聞を読む妻。下女と不倫をしたという新聞記事の話。子供2人があやとりをするワンカットの長回しで、クレジットが入る。いい出だしだ。 [review][投票]
★3劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020/日)本作も原作未読、過去のアニメ化作品も全て未見の状態で見ました。なので、この映画一本に対する映画ファンとしての私の感想を書きます。実は、どういうジャンルのお話なのかも知らなかったため、こんな大メロドラマである、ということに一番驚きました。 [review][投票]