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ゑぎさんのコメント: 更新順

★5河(1951/米=仏=インド)もう「完璧」な映画。ルノワールの魔法のような演出。冒頭の門番の午睡から乳母の紹介へ繋ぐシーンでもうノックダウンされてしまうし、それ以降もラストまで溜息の出るような素晴らしい演出の連続。こういう映画を大傑作と云うのです。[投票(4)]
★5巨人と玩具(1958/日)増村は矢っ張り凄い。オーソン・ウェルズと見紛う程の饒舌さだ。もう神経症的なぐらいだ。それをここまでの完成度でまとめ上げるのだから凄い。この饒舌さは日本映画の中にあってちょっと突出している。 高松英郎のライター![投票(5)]
★4氷壁(1958/日)もう完璧。野添ひとみの可愛らしいこと!キスシーンの素晴らしいこと!日本映画でこれほど素晴らしいキスシーンは見たことがない。そして山茶花究の見事な演技。本当に完璧。[投票]
★5刺青(1966/日)若尾文子増村保造もまた撮影現場で殺し合いのようにぶつかり合っていたのだろう。 [review][投票(2)]
★5曽根崎心中(1978/日)暴力描写の凄まじさや登場人物の性格の徹底性を見ても、これは間違いなく「映画」だし、傑作中の傑作だ。 [review][投票(10)]
★4「女の小箱」より 夫が見た(1964/日)いやあ、びっくりした。岸田今日子の怖さは驚愕ものだ。「動くと死ぬのよ」ぞっとする。今作られていたらなら当然ベストテンに入る出来。 [投票(2)]
★5レディ・イヴ(1941/米)ヘンリー・フォンダが次々とコケまくるアクションは圧巻。フォンダにこんなことができたんだ! [review][投票(2)]
★3サリヴァンの旅(1942/米)冒頭のスラップスティックから後半にはとてもシリアスな展開となる。どうも少々まとめかねたようなきらいがある。 [review][投票(1)]
★4結婚五年目(1942/米)汽車の中の狩猟クラブがいい。 [review][投票]
★5穴(1960/仏)いつまでも耳に残る恐るべき音の映画。 [review][投票(13)]
★3ブギーナイツ(1997/米)私には、マーク・ウォールバーグの「凄さ」が、最後まで画面で提示されていないと思える。 [review][投票(6)]
★5マグノリア(1999/米)これは実に力のある映画。観客の想像を絶する未曾有のファルス。 [review][投票(5)]
★3トゥルーマン・ショー(1998/米)ピーター・ウィアーらしく活劇性に乏しい。映画において「活劇性に乏しい」ということは致命的。 [review][投票(3)]
★4エドtv(1999/米)本質的に異なるジャンルと云ってよい『トゥルーマン・ショー』と子細に比べることは止めたいと思う。しかし、並べてみれば、ロン・ハワードの優位性がはっきりと判るだろう。 [review][投票(1)]
★4フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996/米)私の好みで云えば、前半のギャング映画タッチに見せかけた部分の方が断然良い。冒頭の雑貨屋での店員と警官とのやりとりなんて異常な程の緊張感だ。 [review][投票(8)]
★3フォー・ルームス(1995/米)ティム・ロスのオーヴァーなコメディ演技は全編に亘って違和感があるが、しかし彼の動きの敏捷性は素晴らしいと思う。 [review][投票(4)]
★4ルームメイト(1992/米)舞台になる建築物が良いですね。夜闇の中、仰角でとらえられたファーストカットからして震える画作りだ。B・フォンダがJ・J・リーを尾行する夜の街の光もちょっとアメリカ映画にない雰囲気で、グッとくる。アクションシーンのカット割り等、けなしたくなる部分もあるが、美術・装置、撮影、アクターズ・ディレクションどれをとっても一級品だと思う。[投票(2)]
★417歳のカルテ(1999/米)奇を衒った画面作りをせず、女性達へのディレクションでじっくり引っ張っていく手腕が見事。 [review][投票(3)]
★3新・唐獅子株式会社(1998/日)麿赤児が良い。永島敏行も良い。野球場を舞台とした映画として忘れてはならない。このブラック・ユーモア!それは、室田日出男に多くを拠っているのだが。しかし、つみきみほとのラブ・シーンをみても、安定感のある、いい演出だ。往年のパワーは無いにしても。[投票]
★4テキサスの五人の仲間(1966/米)どんでん返し映画として、例えば『ユージュアル・サスペクツ』なんかよりもずっと良くできている。 [review][投票(3)]