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KEIさんのコメント: 更新順

★4キャプテン・フィリップス(2013/米)緊迫感が凄い。落ち着きのない映像はオープニングからすっきりしなかったが、襲撃が始まる頃からは、それが反って、息も付けない程の緊迫感を呼ぶ基になった。音楽、トムも出色。ソマリア人村も描き事件も端的にまとめた脚本も良い(米脚本家組合脚色賞)。[投票]
★3アイガー・サンクション(1975/米)音楽自体は抒情的で良い曲だが、作品に合っていない。トレヴェニアン(原作)も昔好きな作家だったが、「夢果つる街」以前の本作は駄作だと思う。各シーンは、見せ場・見せ方を心得たイーストウッドらしく仕上がっており、最後まで見せることは見せる。[投票]
★3ボビー・フィッシャーを探して(1993/米)負うた子に教えられ、いやいやこれも教育、育て方の賜物だろう。良い脚本だ。が、それを画面に定着させていない気がする。映像としての強烈なシーンが無い。徒らに多いアップのシーン、はたまた光の使い方も変わっているというか、どうもすっきりしない。3.5点。[投票]
★5ひまわり(1970/伊)驚くのは、音楽が自己主張している点だ。普通音楽は画面の補完をするが、逆に物語を引っ張っているのだ。そして誰もだろう(?)が、物語前半はよく覚えているが後半・結末は余り覚えていないのではないか?それ程前半の物語・画面は圧倒的でキレも良く、傑作だ。[投票(3)]
★4ヒミズ(2011/日)これっ、震災と関係ないと思ったが、完膚なき迄に叩きのめされて絶望という点で一致するのだろう。特に茶沢さんの境遇に心が痛い。モーツァルトは濃い過ぎる。物語中身も濃いので胸ヤケしそう。フォーレのレクイエムでは?ラストは殊更言う必要もないだろう、、、[投票]
★3フランケンウィニー(2012/米)スパンキーの変な顔はアリクイかと(笑)。科学の先生の悪魔顔(西岸良平の漫画によく似ている)が、コワい―でも彼が一番わかっていたんだね。眠たい展開だったが、ラストは怒涛の20分。そのラストのラストは、蛇足だと思う。[投票]
★5ゲーム(1997/米)この手の話では、本作が極め付けだろう。D・フィンチャーの暗さが合っている。南米の昼の映像でさえ暗い。推理ものの様な伏線が随所にあり説得力十分、又後味の良さもあり、佳作だ。好きな演技派ショーン・ペンも堪能出来る。素晴らしい笑顔だった。[投票]
★3荒鷲の要塞(1968/英=米)‘将軍奪還作戦’とかロープウェイのシーンとかサプライズはあるものの、全体にゴチャゴチャしていて、ちょっと長すぎる。作家が脚本を書いているからか?本の方が面白そう。と言っても、マクリーンは処女作以降下降線を辿った、というのが私の評価だけどね。[投票]
★4ラッシュ プライドと友情(2013/米=独=英)門外漢の私−富士のレース場を知らなかったーにも退屈させない程、手際よく纏められていた。少し物足りなさはあるが。主役2人に隠れたが、アレクサンドラ・マリア・ラーラ(ニキの妻)が好演している。彼女に+1点。 [review][投票(2)]
★2ワイルド7(2011/日)音楽だけが盛り上がっている。映画っぽい撮影だが、中身は無い。バイクを生かす努力は認めるが、7人の特技特長は生かされていない。キツく言えば瑛太も役を掴み切れていないのでは?中途半端な演技だ。要のセリフ「ワイルド(1拍おいて)セブン」が1番良かった。[投票]
★3ハムレット(1990/米)M・ギブソンは目をむいて熱演。でも適格な演技ではH・B・カーターが称賛されるべきだろう。ストーリー展開は、全体にメリハリに欠けたように思う。セリフは、シェイクスピアの人間観察に基づいた鋭いセリフが飛び交うが、ハムレットの心情をも表すセリフ、・・・ [review][投票]
★4シャギー・ドッグ(2006/米)この種の話は掃いて捨てるほどあるが、もっと徹底的に、コミカルに、家庭的(?)にこれ程描いた作品があったろうか。ちょっとTVっぽく at homeで、いい加減な所もディズニーらしい。挿入歌‘When a man loves a woman’のシーンが大笑いだが、ホロリとさせる。[投票]
★5オズ(1985/米)素晴らしい空想力。何が出て来るか、驚きの連続だ。それと、目上の人と話す時にドロシーはいつもスカートの端をつまんで礼をする。何と礼儀正しい子!又、誰かが失敗した時にドロシーはいつも言う「仕方ないわ。大変だったもの」人を思いやる何と優しい子だろう![投票]
★5グッモーエビアン!(2012/日)親の子に対する責任って?本当の家族って?世の中の家族の数だけの答えがあるんじゃないか、と思う。大泉、麻生、三吉、能年、皆なちょっと背伸びした演技で、物足りなく感じた。が、背伸びするのがロックだろう。ロック好きなので、甘い5点です。[投票]
★4待ち伏せ(1970/日)五大スター競演を意識しなければ、舞台劇にも出来るミステリー仕掛けの良い脚本だ。4人(といっても藤木弓は稲垣のペンネームだが)の合作だ。連続ドラマ「名無しの素浪人」の1挿話という見方をすれば、・・・ [review][投票]
★3超高速!参勤交代(2014/日)忍びが老中と一つ部屋に居るなんてあり得ない(穢多、非民と同じ扱いなので)という誤り等も多いが、娯楽作品・今風時代劇だから、これでいいと思う。脚本は城戸賞受賞の傑作。本木監督の物語のまとめ方は悪くないと思っているが、本作は普通。音楽は普通以上。 [review][投票]
★4乱気流 タービュランス(1997/米)小さくまとまってしまったきらいはあるが、最後まで緊迫感の絶えなかったのは評価できる。色々ご意見もあるでしょうが、この作品はこれで良かった―その後亜流作品が数多く作られたことがそれを証明していると思う。他、タイトルが良い事と、 [review][投票]
★3ドノバン珊瑚礁(1962/米)ミクロネシアの島の美しさ。波打ち際、内陸部の山の稜線、谷間の絶景。物語は無理やり状況を設定していて、すっきりしない。しかしフォードもウェインもいろんなモノを撮っているんだね。主題歌はハワイ民謡‘真珠貝の歌’。懐かしい。佳曲です。[投票]
★5SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム(2010/日)脚本の上手さが光る。まず主人公たちの設定。女の25〜30歳は、世の中の事もしっかり分かり、しかし昔の夢なんて引きずっていたりして、一番‘多感’な時期と言えるのではないか。それを主人公たち(25、27歳)に持ってきた上手さ。そして、 [review][投票(1)]
★3フローズン・タイム(2006/英)気になる所3つ。静止した世界で動いていた男って、何?静止世界で自販機は動くのか?そして誕生日にはストリップって、英ではやっているの?物語自体は淡々とだらだらと進み、疲れた。短編ならメリハリが効いて、もっと良かったかも。[投票]