ジェリーさんのコメント: 更新順
| こころ(1955/日) | 憂いの知識人を演じるのに森雅之 ほど、適役があろうか。そのほかの配役も実に良い。昔、中学の読書感想文コンクールで県の優秀賞をもらった作品がこれで、それなりに思い入れのある原作だけに、この映画化の成功はひときわ嬉し。 | [投票] | |
| タワーリング・インフェルノ(1974/米) | 『ハリケーン』を「御宗家」として、この映画はこの種の作品の「御家元」的な名声を確立している。建物の高さがエレベータ・階段・ヘリ・落下物とあらゆる手段でこれでもかと印象付けられ、それに立ち向かう両巨頭の格好よさがいや増しに増すという計算も効いている。 | [投票(2)] | |
| 007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997/米) | 007シリーズは、フルボディのワインのようなショーン・コネリーから、甘ったるい清涼飲料水のような俳優へと主役を交代しながら下降していく歴史なのだ。初期のハイテク風味のけれんも、今やどのアクション映画にも見られ、どってことない。 | [投票] | |
| ロスト・イン・スペース(1998/米) | 変身ゲイリー・オールドマンに爆笑。彼、出演したことを後悔しているんじゃないか。技術ばかり進んだ間抜け映画。 | [投票] | |
| モダン・タイムス(1936/米) | 出て来るわ出て来るわ、ぞろぞろぞろぞろ出て来るわ。同質化時代を痛烈に非難する主張は今なお強い、世にまれな作品。 | [投票] | |
| 悪魔を憐れむ歌(1997/米) | 視点の移り変わりがもの珍しいだけ。次にどんな展開になるのかという興味を沸き起こす力が弱い。 | [投票] | |
| カッスル夫妻(1939/米) | 泣けた。この20世紀最強のコンビが、いつものダンスと全く違うところで勝負しようとしているところがおくゆかしい。先人への限りない尊敬を込めた伝記映画。 | [投票(1)] | |
| あこがれ(1957/仏) | 自分たちの行動の社会的意味を問うたことも問われたこともないところに「子供」はいる。もちろん子供はそこから脱皮していかざるを得ないし、皮を脱ぐときに痛みは伴う。意味を獲得するのに痛みを伴うことを自覚せよ。 | [投票(1)] | |
| 紳士は金髪〈ブロンド〉がお好き(1953/米) | 両肩プルンプルン‥‥くーっ、たまらん。この映画にはこれ以外の楽しみ方はいっさい、断じて、ない! | [投票(3)] | |
| 虹を掴む男(1947/米) | サイレント期の映画俳優並みの高い身体能力が、この映画を支える。この情けなくも頼もしいウォルター・ミティを演じられるのはダニー・ケイだけ。 | [投票] | |
| スター・トレック(1979/米) | 哲学的作品にまとめあげたのはスタートレックらしくないが、ワープの表現はうまかったな。船員同士がべちゃくちゃしゃべりすぎるのが嫌いなので、とてもこのシリーズのファンにはなれそうにないです。 | [投票] | |
| ダイ・ハード2(1990/米) | 悪役に魅力のない勧善懲悪ものはつまらない。一作目との最大の違いはそこ。 | [投票] | |
| L.A.コンフィデンシャル(1997/米) | きちんと後日筋を言えないタイプの映画。それくらい複雑だが、筋の持っていき方に舌を巻いた記憶がある。ケビン・スペイシー にこの作品で初めて注目した。この人、近作になるにつれてこのレベルから遠ざかりつつある気がするのは私だけ? | [投票(1)] | |
| 白い恐怖(1945/米) | 登場人物はイングリッド・バーグマンを除き感情移入できない人ばかり。みな、ふくらみが感じられず現実感が足りない。とりわけグレゴリー・ペックの魅力のなさが致命的。とても映画の世界に乗れません。 | [投票(1)] | |
| 大脱走(1963/米) | ロマンティシズムをふてぶてしさと細密な収容所生活の描写でまぶしてカラリとあげてできあがった戦争映画の傑作。ノンフィクションだが、稚気すら感じさせる登場人物たちはまさに映画的に魅力的な存在になりおおせた。 | [投票] | |
| マーラー(1974/英) | 横顔の肖像が有名なマーラーのあの尖った顎を持った俳優としてロバート・パウエルは適任だった。『ベニスに死す』以降、マーラー作品を音楽に使うときには映画監督は慎重であらねばならないはずだが、ケン・ラッセルは蛮勇であった。 | [投票] | |
| ルー・サロメ 善悪の彼岸(1977/仏=伊) | ロバート・パウエルはヨーロッパ世界の沈鬱な知性的人物を演じさせるとどんぴしゃとはまる人だと今でも思う。映画そのものは奇天烈な幻想シーン含めてやたらににややこしいだけの印象。 | [投票] | |
| レイジング・ブル(1980/米) | 当時、トータルとしての映画の質以上に、ロバート・デ・ニーロの映画への取り組み方が賞賛されてしまったが、今じゃあCGでどうにでもなることになってしまった。そういう「努力してかいた汗」の部分を除いてもモノクロ画面が悽愴なまでに美しい傑作であることはまちがいない。 | [投票] | |
| ウェスト・サイド物語(1961/米) | 好き嫌いは別にしてリチャード・ベイマー とジョージ・チャキリスがほとんど神話の世界の若き英雄のように神々しく美しい。正直に白状すると [review] | [投票(1)] | |
| イースター・パレード(1948/米) | ジンジャー・ロジャーズとのコンビ解消後引退していたアステアの復活後の傑作。世評では最高傑作といわれる『バンド・ワゴン』よりも好き。ダンスシーンは全部いいが、中でも冒頭のダンスが一番。 | [投票] |

