★3 | ホタル(2001/日) | これは戦争に翻弄された夫婦のささかな愛の帰趨をメインに描いた物語なのだが、劇中提起される問題(特攻生き残り、遺骨処理)が余りにも大きな問題の為そちらに気を取られて過ぎてしまう。バランスの悪さ?それが愛の物語が心に迫って来なかった理由ではないかと思う。 | [投票] |
★3 | 白い肌の異常な夜(1971/米) | 男はけもの、女は嫉妬の動物。 | [投票] |
★3 | 刑事コロンボ 祝砲の挽歌(1974/米) | あぁ、あれか―――。 | [投票] |
★3 | 天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”(2012/日) | 人間食べないと死ぬ。食べるものは肉か野菜か。土は食べれない。が、その土で育った野菜を食べる。これは、輪廻か・・・なんて根源的なことを考えた。根源・・・根菜、そう映画でも紹介されていた根菜のけんちん汁。美味しく食べて笑顔になる。これが一番だ。
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★5 | 真昼の死闘(1970/米) | 主人公ガンマンのヒゲ面、タバコの吸い方、服装、そして人を食った態度・話し方は「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」と一緒で、その続編に当ると思わせる。邦題は真剣に考えていない感じがするが、原題は考えられている。 [review] | [投票(3)] |
★5 | 刑事コロンボ 白鳥の歌(1974/米) | 相変らずよく出来たホンだが、‘魔法瓶’のトミーとの会話シーンは特に考えられている。全体としても、1つ1つを明らかにしていく過程、進め方が本作はとても分かり易い。パラシュートを使うのは予想出来たが、更に小さく大きな仕掛けがあった。脱帽。 | [投票] |
★3 | ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人(2008/米) | 周りで騒ぐ世間の評判に頓着せず、自分たちを楽しませてくれる‘美’だけを求め続けている。何と幸せなふたりだろう。 | [投票] |
★3 | ブラック・ライダー(1972/米) | 物語に杜撰な所があり又乱闘シーンでの緊迫感、迫力がないという欠点は有るが、テーマ(奴隷解放は白人にとって、ある意味死活問題だった)と、往年のファンには懐かしい‘バナナボート’の歌手ハリー・ベラフォンテが見れたという点を買って3点。 | [投票] |
★3 | ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013/米) | 老人の様々な視点は良かったが羅列に終わった。それが物足りない。ところで、近年老人映画が多い。老人大国日本産ではなく老人大国でもない米国産だ。新しいジャンルとして作っているのか?日本の映画製作者たちよ、もっと作れ! | [投票] |
★3 | パニック・ルーム(2002/米) | ストーリーには直接関係のない話ですが、何故この主人公は離婚したのだろう、というかこの女は何故ダンナに逃げられたのだろう、というのが気になって・・・。 [review] | [投票] |
★3 | ステキな金縛り(2010/日) | 面白くない。三谷って‘物語のトリックメーカー’だと思う。どんなつまらない話でも色々仕掛けをして、そこそこいい話のようにごまかしてしまう所がある。本作はその最たるものだろう。初期の‘笑の大学’のような鋭い笑いが、最近少なくはないか?? | [投票] |
★4 | 新選組始末記(1963/日) | 若山、天知の2人が際立つ。特に若山。正と悪のギリギリ正の所に居る感じがして1つの近藤勇像を創った。天知は土方というより天知。松本の沖田は雰囲気は出ていたが島田順司に及ばず。(無理やり主役の)雷蔵山崎は、美男子だったというから合っているのだろう。 | [投票] |
★3 | 新・平家物語(1955/日) | 後世の雷蔵らしさが未だ出ていない。若く初々しいのは良いが、武家の頭領を演じるのは荷が重すぎた。新平家の中でも重要な、法師たちとの対決シーンがビシッと決まっていない。誰が拙い?溝口か宮川か、いや3人の脚本家か。船頭多くして〜に陥ったようだ。 | [投票] |
★5 | 若親分(1965/日) | すっきり爽やか。一般のやくざ映画に見られる‘暗さ’がない。これは若親分のキャラのせいだろう。又やくざ自体があの時代にそれなりの市民権を得て、それが物語に反映されているからでもあろう。物語は歯切れよく進み、エエモン(善い者)とワルモン(悪者)が・・・ [review] | [投票] |
★3 | イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008/米=豪) | J・キャリーのキャラで持たせた映画。変な映画。テレンス・スタンプもどんな表情をしていいのか分からなくて始終無表情顔でした。ズーイーが可愛い―昔のゴールデンハーフ(って分かりますか?)のエバちゃんに似てる。ラストのスポーツ、何だ、こりゃ。唖然! | [投票] |
★5 | マンマ・ミーア!(2008/米) | ミュージカルは、やはり曲がよくなくっちゃ。その点、ABBAのヒット作を使うというアイディアは秀逸。メリル・ストリープがこんなに上手いとは。‘The winner takes it all’聞かせる。ブロスナンの下手さにがっかり。‘Slipping through my fingers’ほろり。 | [投票] |
★3 | 96時間 リベンジ(2012/仏) | 小技を楽しむ作品だろうが、その分小さくまとまってしまった。敵方もコワサがもう一つ感じられない。カーチェイスは、さすがにリュック・べッソン、上手い。迫力あった。 | [投票] |
★5 | 黒い罠(1958/米) | 脚本がよく出来ている、なんて澄まして言うつもりはない。一言、凄い映画だ。ガツンと来た。前半はややゴチャゴチャしているが、後半がスゴイ。主演は何のことはない、オーソン・ウェルズ本人だろう。30年間の刑事生活、私生活が心に響く。 | [投票] |
★4 | モホークの太鼓(1939/米) | やはり新婚2人の描写が良い。米独立戦争の服装(特に男の)がイギリスっぽくて面白い。ラストで星条旗がクロースアップされるが、日本映画で、国策映画は別にして、日章旗はついぞ見かけない。少しうらやましい気もする。 | [投票] |
★3 | ブライト・スター いちばん美しい恋の詩(2009/英=豪=仏) | 資料も少ないのだろうが、又出来るだけ史実に基づこうとしたのか、変化の無い生活描写に終始した。脚本段階でもっと空想の羽を広げてもよかったのでは。キーツの詩を全編に散りばめ、英国文学の薫り高い作品にはなった。 | [投票] |