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inaさんのコメント: 点数順

★4丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)とても「ポップ」な作品だ。しかしそんな一言をスルリと潜り抜けてしまうほど軽快で面白い。昔映画は「娯楽」だったと再認識させられる。この作品は「日本映画の名作」という括りで存在してほしくない。最高のエンターテイメント作品だ。 [review][投票(18)]
★4ワイルド・アット・ハート(1990/米)初めて映画の「リアル」に気づいた作品。「リアル」は日常と狂気の狭間に潜んでいる。 [review][投票(18)]
★4マルコヴィッチの穴(1999/米)とても普通の映画だと思います。わざと普通じゃなく見せているが、アイディアだけで監督の魂はあまり感じられませんでした。しかし、ファーストシーンの操り人形だけは冷や汗かくぐらいドキッとしました。そこだけは「映画」を感じました.[投票(17)]
★4風の谷のナウシカ(1984/日)映画のラストのクレジットが出ている所で「その後」を描いているシーンがもっとも好きです。頭の中で何回も何回も次回作を考えました。宮崎さん、観てみたいけれど絶対に「風の谷のナウシカ2」は作らないでください。[投票(16)]
★4アメリカン・ビューティー(1999/米)この映画の中のビデオカメラは監督の「思い」が入っていると思います。映画の映像は淡々と状況を写しているが、ビデオカメラはズームして本当に撮りたいものを映像に収めようとしています。このもうひとつの「視線」がとても面白い。 [review][投票(16)]
★4ピアノ・レッスン(1993/豪=ニュージーランド=仏)いい音楽の付いた映画はずるいと思います。戦メリ、パリ・テキサス、バグダットカフェ、男と女。ずるいけどその映画の世界にはまれて音楽を聞くだけで、全てのシーンが思い出されます。 [review][投票(16)]
★4イルマーレ(2000/韓国)チョン・ジヒョンに酔う。 [review][投票(15)]
★4エマニュエル(1984/仏)中学生がテレビを買う動機 [review][投票(13)]
★4スワロウテイル(1996/日)嘘っぽい世界、テレビで見慣れた俳優、今時なJAPAN音楽、無国籍という今ではあたりまえの設定、なのに心に残るCHARAの「マイ・ウェイ」。その「マイ・ウェイ」を歌うシーンには確かに「物語」があったと思います。[投票(13)]
★4セーラー服と機関銃(1981/日)今まで、長まわし、1カット1シーンなど相米監督の演出の凄さに私は感銘していました。あるとき監督と一緒に仕事をした人に「あの監督は何も演技指導もせずただ永遠と何カットも撮るのよ」と聞いたとき、この監督は自分で人の小手先で映画を造ったのではなく映画の神様が降りてくるのをただ待っていたんじゃないかと思いました。[投票(13)]
★4ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日)白いシャツの第一ボタンを外して・・・。 [review][投票(12)]
★4ガス人間第一号(1960/日)この映画の本当の「物語」は藤千代の舞った「情鬼」の中にある。 [review][投票(12)]
★4フィールド・オブ・ドリームス(1989/米)主人公の奥さんが黙って遠くから見つめていて球場のライトをつけるシーンは彼女の優しさが出ていた。男は馬鹿みたいに夢を追い求め、そんな男をじっと見守ってくれる女の人は最高です。彼女も主人公を通して一緒に「夢」を見たかったのかな?[投票(12)]
★4プレデター(1987/米)これは文句なく面白い、敵の姿が見えるまで。やはり恐怖は敵の姿が見えないほど倍増する。「恐怖」て「想像力」なのでしょうか。[投票(11)]
★4許されざる者(1992/米)西部劇は勧善懲悪の世界だったが、主人公はそれほど善人でなく、悪役もそれほど悪人ではない。この映画によって今までの西部劇は終わったかもしれない。その幕引きをミスター西部劇のイーストウッドがやったことにこの映画の意味があるかもしれない。西部劇はこの映画で終わり、また始まった![投票(10)]
★4キル・ビル Vol.2(2004/米)教会の外、白いテキサスの荒野が広がっている。建物の中から外に出ると眩しくて目を細める。中と外の中間の渡り廊下で2人は出会う。ビルを見つめるブライドの眩しそうな細めた目が印象的だ。今回のタランティーノはまさに映画作家だ。[投票(9)]
★4ファイナル・デスティネーション(2000/米)確かに凄く面白いが、死の描写があまりにもリアルで観ていていい気持ちにはなれない。最近かなり死の描写がリアルな傾向にあるが本当にそれでいいのか疑問です。人の心に何かしら影響がでそうで恐いです。 [review][投票(8)]
★4野良犬(1949/日)主人公がスリの女を執拗に追っかけていき最後に彼女が根負けして白状する。そこで女スリが「こんなに星がきれいだったんだね。何年ぶりだろう。」と夜空の星を見る。この映画はすごい緊張感の連続でとてもスリリングですがこのシーンで主人公も観てる私も一時ほっとしました。[投票(8)]
★4あこがれ(1957/仏)自転車のサドルに・・・。 [review][投票(7)]
★4ミスト(2007/米)私たちは現実ではなかなか体験できないものを映画の中で欲望する。 その中で「絶望」こそがもっとも観たくて、そして心が震えるのではないか。[投票(6)]