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ガブリエルアン・カットグラさんのコメント: 投票数順

★2猫の恩返し(2002/日)「傑作選」より:前半はいざともかく、猫が登場するあたりからが難。特に人間以外のキャラに魅力が乏しいのが辛く、アニメならではの追いかけっこの楽しさもなし。『長靴をはいた猫』とまでは言わないが、もっと気合を入れて製作に取り組んで欲しい。[投票]
★1ギブリーズ episode2(2002/日)「傑作選」より:優しげなタッチで描かれる初恋のエピソードがわずかに見せるものの、それ以外は全て最低。ジブリのアニメを楽しみに劇場へ足を運んだ子供達の失望を思えば、製作陣の猛省は免れ得まい。宮崎駿の監督責任も重大なのでは…。[投票]
★4シシリアン(1987/米)最低限でも140分版(それでも短いくらいだ)は鑑賞しないと正当な評価はできまい。短縮公開を余儀なくされたマイケル・チミノ監督の無念や如何ばかりか。…個々のエピソードをじっくり掘り下げた大作として完成させて欲しかった。[投票]
★3テキーラ・サンライズ(1989/米)メル・ギブソンカート・ラッセル…ありそうでない?組み合わせに興味があったのだが、人物描写の掘り下げが浅く、演出もキレがない凡作。にもかかわらずこの採点なのは、一重にコンラッド・ホールのムーディな雰囲気漂う天才的な撮影技術ゆえ。[投票]
★3ジョン・レノンの僕の戦争(1967/英)ナック』然り、リチャード・レスター監督作にはマイケル・クロフォードがよく似合う。…ナンセンスなバカ騒ぎの中に無造作に挿入されるモノクロの戦争は衝撃的だが、例えば『博士の異常な愛情』のような発狂したブラックユーモアとまではいかない。[投票]
★4映写技師は見ていた(1991/米)なるほどこんなコトをしていれば大国が亡ぶのも道理…。題材の重さとは裏腹に、むしろ拍子抜けするくらいに演出が淡々としているのだが…それこそがあの体制下で生きてきたソビエトの映画人たちが作った作品としての凄みなのかもしれない。[投票]
★3踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003/日)予備知識ゼロで鑑賞。楽しげな雰囲気・組織の冷徹な機能美・個人の意地…前半は満点だが、後半のあざとさにがっかり。及第点以上の評価は無責任と感じた。がそれはともかく…組織のしがらみを打ち砕く怒りのマグナム…とゆーのはもぉ時代遅れなのかなぁ^^;[投票]
★2ドラキュラ(1979/英=米)フランク・ランジェラの妖しい魅力は一見の価値あり。だがジョン・バダム監督の職人芸も今回はいただけない。及第の腕ではドラキュラは語れないのだ。名優ローレンス・オリビエを見ても、これがピーター・カッシングだったら…と思う私…^^;[投票]
★4マイノリティ・リポート(2002/米)「傑作選」より:驚異の設定を支える確かな描写、二転三転するサスペンス…駄作『A.I.』後のSFであることを鑑みれば、やはりスピルバーグの底力は認めざるを得まい。…システムの是非についての考察(自分が標的にされたら?)の掘り下げが浅いのが難。[投票]
★4旅愁(1950/米)ジョゼフ・コットンの武骨さとジョーン・フォンテーンのふくよかさ!異国での盲目の恋にもぉうっとり(*^^*)…脇役ながら全てを物語ると言っても過言ではないジェシカ・タンディの誠実な名演技と、クライマックスの演奏会は涙無しでは観られない。[投票]
★3HELP!四人はアイドル(1965/英)「傑作選」より:奇想天外なイントロに、さすがはレスター監督っ♪とワクワクしたのだが…コメディなのにテンポが悪く、ギャグも空回り気味で笑えなかった。だがビートルズが歌を披露するシーン…特に雪山でのそれは、素晴らしい名場面と言ってもいいだろう。[投票]
★4どら平太(2000/日)「傑作選」より:どこか『椿三十郎』の匂いが…と思っていたら、四騎の会所縁の作品と聞き納得。出演陣が皆なんともいい味を出しており、単純に痛快時代劇…と括れない、ちょっとズレてるとぼけた感じがスキ。これで石坂浩二あたりが主役だったらなぁ^^;[投票]
★4タイムマシン(2002/米)「傑作選」より:一見ありふれたSFだが、リメイク作として見た場合…恋人、近未来のスペクタクル、そしてタイム・マシンの動作…思わず納得するシーンが多く、侮れない。博物館のシーンで一瞬聞こえる「ハーラン・エリスン」の名にSFファンは涙せよっ♪[投票]
★5ホワイトハンター ブラックハート(1990/米)こんなに楽しそうに役を演じるイーストウッドを私は初めて観た。彼の、映画への…天才監督への愛情が溢れんばかりに伝わってくる好篇。侮蔑を込めた「ハリウッド」という言葉の使い方に抗議するシーンはホントに嬉しくなってしまった。[投票]
★3百一夜(1995/仏=英)「傑作選」より:新旧様々な名作(『カリガリ博士』から『レザボア・ドッグス』まで!)の引用が映画ファンにはたまらなく嬉しい。だがその引用と、大挙登場する豪華スターの魅力に頼り過ぎ、肝心の本篇がおろそかになっている。メルヘンに徹して欲しかった。[投票]
★3ジャック・ドゥミの少年期(1991/仏)ジャコ少年を演じる3人の子役の愛くるしい演技と、それを見つめるアニエス・ヴァルダ監督の優しさが溢れる、柔らかい光を捉えたモノクロ画面…だが、各所に挿入される、後の少年の監督作や彼のコメントが、観客から想いをめぐらせる楽しさを奪っている。[投票]
★3ドロップ・ゾーン(1994/米)とにかく全篇に展開されるスカイダイブシーンが圧巻!職人監督ジョン・バダムが手堅い仕上がりを見せ、ヘタに込み入った内容にせずにダイブの魅力を充分に堪能させてくれる。ただもう少しつっこんだ内容にしてもよかったのでは…。[投票]
★1クライム・アンド・パニッシュメント(2000/米)小賢しい演出。序盤での輝きが、演技力が要求される大事な後半部分になると消えてしまうモニカ・キーナ。かの「罪と罰」を引き出しておきながらこんな凡作を作った製作陣の責任は重い。『スキャナーズ』のマイケル・アイアンサイドだけが唯一の収穫。[投票]
★3女がいちばん似合う職業(1990/日)とにもかくにも全篇に詰まった桃井かおりという特異な女優の魅力がだいばくはつ!煙草は吸う、肩はこる、人の言うこと聞かない、そのくせ寂しがる、○○大きいのに走る、●●●ほったらかし…。躍動感溢れる丸山昇一の脚本にも注目だ。[投票]
★3デュエット(2000/カナダ=米)山あり谷ありの人生だけど、ほんのつかの間歌を唄う時だけ自分を自由に解放できる…そんなカラオケの魅力が伝わってくる佳作。肝心のグウィネス・パルトロウのパートが弱いのが難点だが、他の二組のドラマがいい味を出している拾い物だ。[投票]