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muffler&silencer[消音装置]さんのコメント: 投票数順

★3回路(2001/日)コミュニケーションは、まず、わざわざ断絶(disconnection)するところから始まる。 [review][投票(5)]
★0チェブラーシカ(1969/露)採点不可能。チェブの愛くるしさと、論理を超越した「幼児の論理」の物語と、どこか哀愁漂い郷愁を誘うロシアン・フォーク世界にいつまでも浸っていたい。夢見心地で聞いた子守唄や童話に似て…おやしゅみ。 [review][投票(5)]
★3フォーリング・ダウン(1993/米=仏)(『テルマ&ルイーズ』のコメントより続く…) で、男が「テルマ&ルイーズ」やっちゃうと、こんなに惨憺悲愴、ヒサンでトホホなことになるのであった。しかもベクトルは思いっきり逆方向、「帰」…物凄いアイロニー。[投票(5)]
★3フィラデルフィア(1993/米)これほど大きな友愛(Philadelphia=the City of Brotherly Love)に包まれ、闘い、逝った彼は幸せだ。この誠実と偽善が鬩ぎあう物語に流す涙があるならば、忘れないでほしい、孤独と絶望の中で亡くなった大勢のエイズ患者の存在を。 [review][投票(5)]
★4ひなぎく(1966/チェコスロバキア)堕天使がくれた「おいしい」虹色世界、たっぷり毒入りスパイシー、昇天。 [review][投票(5)]
★3鬼畜大宴会(1998/日)どれだけ凄惨な画を見せつけられても、残るのは、「まだ何も見ていない」という渇き。 [review][投票(5)]
★3あの子を探して(1999/中国)「銭」という赤チョークの文字は見当たらなかったか? [review][投票(5)]
★5地下鉄のザジ(1960/仏)ザジこそ、<cinema>あるいは<nouvelle vague>にとっての童、道化、トリックスター、愚者。そして、<cinema>というアジール。[投票(5)]
★4スキャナーズ(1981/カナダ)ぼんばへっ![投票(5)]
★4ユージュアル・サスペクツ(1995/米)男心をくすぐる「カイザー・ソゼ」というアンチ・ヒーロー。[投票(5)]
★3じゃりン子チエ(1981/日)文部省はこういうアニメを推薦するベキ。ただ「大阪人ってみんなこうなんだ」とは思わないでいただきたい。[投票(5)]
★4イングリッシュ・ペイシェント(1996/米)美術のための映画。観る前に原作は既に読んでいたが、想像を越えた映像美。個人的には教会(うろ覚え)の壁画を見せるシーンがベスト。[投票(5)]
★4ブルーベルベット(1986/米)世界は「リンチ」と「リンチじゃないもの」で完成される。[投票(5)]
★4リトル・ダンサー(2000/英)綿菓子のような浮揚感。鑑賞後、三十路前の僕もビリーのように舗道を…スキップにとどめておいた。サントラ必聴。〔★4.5〕[投票(5)]
★5さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港)炎に炙り出される裏切られた者の瞳と裏切った者の瞳が対峙した時、人間のありとあらゆる感情の噴出、情念を見た。[投票(5)]
★4ショコラ(2000/米)鑑賞後、根性ババ色な僕も、映画館を降りる混み合ったエレベーターで「お先にどうぞ」と最後まで「開」を押して譲っていた。[投票(5)]
★4マルコヴィッチの穴(1999/米)喩えるならポテトチップス・シュガーバター味。[投票(5)]
★3アメリカン・ビューティー(1999/米)ビニール袋にアカデミー助演賞。[投票(5)]
★4トランスフォーマー(2007/米)"Kewl, Mom!" This is the masterbation of Hippocampus. 解体と再生のエクスタシー。 [review][投票(4)]
★3ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)「死人に悪人なし」なのか?「昔はよかった」とドップリ回顧に耽るならまだしも、<昭和>という「遺影」の前で、大して深い情もないのに涙を流す他人様のような軽薄な寓話。そもそも悪人の出てこない紙芝居なんて、聞いても見てもつまらない。[投票(4)]