★3 | 高度なテクニックを駆使した極めて完成度の高い仮想再現フィルムだ。管制官たちがWTCを始めて目撃するショットなど鳥肌が立つほど上手い。しかし、巧妙かつ慎重に仕組まれた意志と意味の排除が、関係者への作者の誠意なのか覚悟の足りなさなのかはなはだ疑問。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 擬似ドキュメンタリーによる一つの結論づけには賛同しかねるが、一元化に向かって突き進む人間社会の軋轢を象徴するような示唆に富んでいる。 [review] (ざいあす) | [投票(4)] |
★5 | 1%の望みを掛け抵抗する男達、隣では死を覚悟する乗客、泣き叫ぶすスチュワーデス、乗客におびえ神に祈るテロリスト、情けないほど機能しない管制センター、そしてアメリカ本国。言葉では語れない衝撃が走る。ストイックなまでに中立を保ち完成させた監督に感謝したい。 (ギスジ) | [投票(4)] |
★2 | ああ、気分悪い。 [review] (HAL9000) | [投票] |
★4 | 映画の中で再現されたことが、どこまで真実なのかは誰にも分からない。しかし完成したこの映画を見ると、我々観客にも充分起こり得る現実なのだと気付き、底知れぬ恐怖を感じた。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(1)] |
★4 | 間違いなく観る者に衝撃を与える映画である。問題はそれをどう受け取り、評価するか(又は解釈するか/解釈しないか)、である。☆4点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(5)] |
★5 | 登場人物に近づきすぎるでもなく突き放すでもない絶妙なカメラの距離感が気持ち良い。管制官たちの何人かは本人ってのも嬉しいね。 [review] (ハム) | [投票(6)] |
★3 | その臨場感、緊張感、リアリティの凄さは認める。存在価値のある作品ではあると思う。しかし、映画である必然性は感じない。「再現」としての素晴らしさは認めるが、単に事実を再現するだけなら作家がやる必要は無いのでは? 2006年8月19日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(8)] |
★4 | 関係者や遺族への膨大な取材をして、なおかつそれらを扇情的に使わず(並のハリウッド映画の監督ならそうしたであろう)、UA93の機内や管制室で起こった出来事をこれ以上ない緊迫感で追っている。真相はさておき我々も上映中、その機内に閉じ込められた。 [review] (chilidog) | [投票(2)] |
★4 | エンターテイメントでもなく、ドキュメンタリーでもない不思議な位置づけの映画を作ってしまったということを評したい。そして、あの悲劇への監督のアプローチの仕方はフェアだったと思う。 [review] (MM) | [投票(7)] |
★4 | 4.5点:40歳の目でWTCをライブで見た。この映画を見れば「きっと泣いてしまう。」と思っていた。しかし、泣けなかった。何とも不思議な感触だ。それは・・・。2006.8.12劇場にて [review] (中世・日根野荘園) | [投票(2)] |
★5 | あの同時多発テロをリアルタイムで知っている現代人。そのすべての人が、観る価値のある映画ではないだろうか。(2006.08.12.) [review] (Keita) | [投票(14)] |
★5 | 気が休まる瞬間もなく上映時間目一杯の緊張感が異常なテンションで続く。私の知る限り、このような異常体験は初めてである。誤解を恐れずに言えば、90分間の絶叫マシンである。 [review] (sawa:38) | [投票(9)] |
★2 | 実際のUA93便の乗客乗員やその遺族の方々のことを思うと酷評はためらわれるのだが、しかし少なくともこの映画は「何を伝えたいのか」がまったく掴めないのである。[サイエンスホール (試写会)] [review] (Yasu) | [投票(3)] |
★5 | 9.11から既に5年。早いものだ。そろそろ脳裡から詳細が消えようとしているときに当時の忘れてはならない状況を蘇らせてくれる映画が出現した。
[review] (セント) | [投票(7)] |