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[コメント] 星の子(2020/日)
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★4結局悪いのは洗脳と金銭問題であって、人の心を救うことが目的の宗教は必然的なもの。宗教を悪でも善でもなく冷静に二世の視点から描いているのは好感が持てる。芦田愛菜ちゃんは自分の役柄をきっちり理解し演じていて、俳優もどきと一線を引けていて関心した。 78/100 (たろ)[投票(1)]
★3宗教に関心があります。理由は人間は独り死ぬ運命だから。しかし社会的存在であるのも事実で、この日本社会に暮らしながら宗教者になるのは至難の業だ。それに、何より私ゃ無精だから。☆3.3点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3所謂「宗教2世」の話だが、親の過剰な介入で破壊される子の人生というよりは、少し変わった信仰を持つ家族を付かず離れずで描く。それはいいんだが、御布施による困窮も台詞で語られるのみ。何より、ユーモアの欠如によって損なわれる豊かさが惜しい。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4この映画における新興宗教は、あくまでも物語を転がすギミックであって、本作の主題は「自分を大切にしてくれる大好きな両親を取るか、周囲の目を意識して(少し変わっている)両親を見放すか」だと思いました。もちろん正解などありません。「信仰の自由」という権利が保障された我が国の法制下で、本作の主題さえすり替え、頑なに宗教批判を繰り返す方が私は苦手です。 [review] (IN4MATION)[投票(3)]
★2幸福の科学製作の映画と間違えて隣の映画館に入ったのではないかという浮遊体験ができた。私見ではこれは新興宗教の肯定。カルトなのか無防備なのか見分けがつかない。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4学校での顛末が後段で放逐される構成が彼岸に来てしまったような越境感を醸す。山道を行く観光バス窓外の渓谷バイパスの現世。両親を捜しての閑散とした夜の施設内の彷徨で彼女の何かが変わったわけではない。だが外と内を知り世界は広がった。取り敢えずは。 (けにろん)[投票(4)]
★4「霊水の力」を信じる非現実的な“大人”である両親が娘である自分に注いだ無心の愛情は、彼女にとってはまぎれもない現実なのだ。そんな非現実的な現実を生きる少女の、どこにでもある理想のイケメン教師への恋心とは、本人も気づかないSOSだったのかもしれない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3まずは、芦田愛菜の表情が良く、科白が全てとても素直でいい。だから、新音(なべちゃん)のような共感性の高い友達(クラスメート)がいるのだと思わせる。また、教団活動の描写、子供らの純真さと心性の複雑さも面白いし、よく描けている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4ここに描かれていない事を勝手に想像してしまう。 [review] (K-Flex)[投票(3)]
★5「わからない」ことを受け止めるということ。 [review] (おーい粗茶)[投票(5)]
★4親たちのすがる宗教はひどいありさまだが、撮る側にそんな邪宗への嫌悪や侮蔑の視点が敢えて見当たらないことに妙味がある。どんなものであれ、幼い頃からの芦田愛菜を形作ったファクターとして無視しないところに大人の良識が見える。自分を育んだ環境に中指を立てるか、大切にし続けるかは本人にのみ選択権があるのだ。背骨の通った力作。 (水那岐)[投票(5)]
★3考えたら大森立嗣って、秀作が続く映画作家ではないのだろうか。 [review] (セント)[投票(2)]