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[コメント] エロス+虐殺(1970/日)
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★4岡田茉莉子の野太い体躯が女学生コスを内破しそうな勢いで関東に上陸する。あわよくば時空を超えて漂流を試みるその巨顔は高橋悦史の尺八の調べに乗せられて日蔭茶屋の構造体に巻き取られる。 [review] (disjunctive)[投票]
★4これもメッチャ面白い。伊藤野枝の娘役の岡田茉莉子に、永子−伊井利子がインタビューするシーンから始まる。この冒頭から、シネスコサイズの画面を非常に大胆に使う「際立った構図」を見せる映画だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3216分版。凝った画面構成が他の作品のように映画美までは昇華されておらず、単に凝っただけの画面になってしまっている。ATGの悪い面が出てしまっているように思う。 (赤い戦車)[投票]
★3観念遊戯の自爆か?哀切なる心中か?革命の虚/実は痴情の実/虚。1916年の実/虚は1969年の虚/実。世界とは合わせ鏡。座標軸の交わる中空に、「不可知」は磔にされている。 ()[投票]
★4衒学的バカ。 (夢ギドラ)[投票(1)]
★4相変わらず難解。というか、物語を観客に分かりやすく見せよう、理解させようという親切さは皆無だが、難解で164分という長尺なのに意外に気にならない。一柳慧の音楽の効果も相まって独特の緊張感に漲っているし、反面、余裕さえ見えて吉田喜重の哲学・美学・思想の一つの頂点である事を感じさせる作品。['07.4.3DVD] (直人)[投票(1)]
★5光、構図ともに良し。伊井利子と原田大二郎の漫才が印象的。いわゆる性と政治に関する三部作の中で突出している。プリペアドピアノと尺八の音色を絡ませた音楽やロックなどの一柳慧の音楽も素晴らしくその当て方も効果的だった。 (田原木)[投票]
★4この長さと難解さに耐え得る映像の力があったと思う。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★3時制の錯綜にせよハイキーなモノクロ映像の徹底にせよ一貫した手法へのポリシーの下で成されたという拘りは感じるが、高名な大正のアナーキストを描いて男女の愛憎に終始するのでは方途として使われた者は浮かばれないのではないだろうか。 (けにろん)[投票(2)]
★2映像の美しさは難解さに。セリフは長く、やりとりは仰々しく、映画というよりは演劇。21世紀から見たら、時代性のホルマリン漬け。  (かける)[投票(1)]
★3エロス(1969)+虐殺(1923)≒エロス(1923)+虐殺(1969)[Video] (Yasu)[投票]
★4大杉栄に酷似した若き細川俊之,あくの強さが利いた岡田茉莉子,そして楠侑子の3人の愛憎劇は佳い。原田大二郎ら二人の演出は熱演の割には白ける。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★3浮気して「俺は共産主義者だから」って言い訳したのって大杉栄だっけ? (リーダー)[投票]
★4画面の眩しさ。話の内容云々より多角的な展開の責めがスリリング。ところどころ情熱が空回りして、思わず笑ってしまう部分もあるが。 (くたー)[投票(3)]
★5衝撃の大傑作! 権力、政治、そして思想を逆光の映像で見せた。楠侑子の出色の演技。これ一本で彼は映画作家として充分後世に残る。男女の愛の情念を描いて、これほどの美しい、立派な映像を他に知らない。まさに金字塔。 (セント)[投票(1)]
★2検閲で切られちゃったのか、なんかさっぱり意味不明でした。完全版があるのかなあ? (_)[投票]
★1このアナーキーな世界を何とかしてほしい。 (kenichi)[投票]