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リーダーさんのコメント: 点数順

★5台風クラブ(1984/日)ぼくにとってまさに「トロイの木馬」だった作品。この映画に代表される80年代丸出しのダッサイ音楽と弛緩しまくった空気を鼻で笑っていた自分だったが、映画とはそういうことだけじゃないんだと気付かされた。ごめんなさいありがとう。[投票(1)]
★5エル・トポ(1969/メキシコ)神様の絵本。[投票(1)]
★5キートンの探偵学入門(1924/米)メトロポリス』よりよっぽど凄い人力SFX。メイキングが見てみたい。[投票(1)]
★5第三の男(1949/英)15分で見破れるトリックなんてどうでもいい。それよりも、この息が詰まるくらい長くて切ないラスト・シーンを見るべき。今夜も裏切者の心にはオーソン・ウェルズの靴音が高らかに鳴り響く。[投票(1)]
★5戦艦ポチョムキン(1925/露)折り重なって倒れる親子の姿が、歴史を風化させるなと叫んでるかのよう。それでいて、登場人物の表情や動きは、どこかコミカル。映画史上最も軽やかな革命。[投票(1)]
★5リパルジョン・反撥(1965/英)性への嫌悪と興味。カトリーヌ・ドヌーブ の仕草や、聞こえてくる小さな音のひとつひとつに織り込まれたメタファーの数々。観終わった後には、主人公の狂気が自分のものとして迫ってくる。[投票(1)]
★5ミツバチのささやき(1972/スペイン)足跡の大きさを確かめたり、焚火を跳び越えたり、といった子供にとっては当たり前の「遊び」が、実は神秘に満ちていたのだと気付いた。[投票(1)]
★5カモとねぎ(1968/日)森雅之と緑魔子はさることながら、いかにも欲求不満そうな堅物女を演じた山岡久乃が抜群に良かったです。真鍋理一郎のシャバダバ音楽も最高![投票]
★5ノーカントリー(2007/米)身捨つるほどの祖国はありや。国や社会から行動規範を与えられていない(もしくは、信用に値する国や社会を持たない)我々は、みずから行動規範を設けるしかない。だからこそ、無益な殺人よりも、無償でシャツをもらうほうが理屈に合わないこともある。[投票]
★5人のセックスを笑うな(2007/日)あがた森魚最高。ワンシーン・ワンカットで俳優のアドリブを引き出す演出は、どこか神代辰巳を彷彿させる。 [review][投票]
★5男嫌い(1964/日)技術点だけでも満点。破天荒なストーリーも、姉妹が四人いるのも、全てはこのシンメトリーな画を撮るためだったと思われる。キャスティングも最高。 [review][投票]
★5鴛鴦歌合戦(1939/日)こんな喧嘩なら何度でもしてみたい。[投票]
★5テオレマ(1968/伊)神様の恥部に触れた人たち。テレンス・スタンプ主演による『家族ゲーム』。[投票]
★5軽蔑(1963/仏)実存主義的な匂いにシビれた。感情に理由をつけたがるから、男はいつまでたっても女に追いつけないのか・・・。[投票]
★5モンティ・パイソンの ザ・ラットルズ(1978/英)ジョージ役の人たぶん一言も喋ってない。細かすぎる![投票]
★4河内山宗俊(1936/日)山中貞雄、最後の抵抗。 [review][投票(6)]
★4静かなる決闘(1949/日)ともすれば「明日があるさ」的根拠のない希望を観客に押しつけたまま終わりそうなところを、ラストの志村喬の言葉がそれを許さなかった。そういう意味では『羅生門』と対照的。ブラックジャックとピノコみたいな三船千石も良い。[投票(6)]
★4ジョゼと虎と魚たち(2003/日)「俺だって歳をとるんだから」という恒夫の台詞には、明らかに(二人で)というニュアンスが含まれていて、それから先に流れるであろう、途方もない時間を感じさせ、胸を打った。 [review][投票(5)]
★4ああ爆弾(1964/日)大名大作は15年後に不死鳥の如く復活。バスジャックをして今度は皇居を目指します。[投票(3)]
★4赤ひげ(1965/日)ここにあるのは確かに幼稚で見え透いた人情劇かもしれないけど、それに真正面からぶつかっていった黒澤の気概をぼくは信じてみたい。ホント恥ずかしいけど実際感動したし。泣けたし。[投票(3)]