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★2オー・ブラザー!(2000/米)相変わらずコーエン的な変人たちが好き勝手やってるわけだが、これはあまりに話の行き当たりばったり感が強すぎる。底の浅いドタバタをカントリーソングで誤魔化した退屈な作品。[投票]
★3スパイダーマン3(2007/米)前半は散漫でタルかったが、ブラックでノリノリのピーターには笑ったし、ラストの少年ジャンプ的な熱い展開もベタながら燃えた。しかし少々キャラクターを死なせすぎでは?[投票]
★3ホリデイ(2006/米)女優二人は魅力的に描けているが、肝心のストーリーが予想の範囲を一歩も踏み越えない。せっかくのユニークな設定をセンスの古さが腐らせた一例。[投票(4)]
★3ドリームガールズ(2006/米)やはり映画である以上、歌のチカラだけで押し切るのは限界があると思う。物語は抑揚の付け方が下手だし、人物描写もエフィを除いて薄すぎる。大半のシーンが目をつぶって“聴いて”いるだけでも済んでしまうが、それが優れた映画といえるだろうか。 [review][投票]
★2間宮兄弟(2006/日)服装以外は常識人で真面目な兄弟を、ルックス以外に取り柄のない女たちが翻弄する。兄の先輩とその妻は登場した意味が分からないし、扱われ方もひどい。なるほどエクニだ。[投票(1)]
★3木曜組曲(2002/日)筋書きは悪くないが、この半端なスノッブ感はどうにも居心地が悪い。富田靖子の演技にも白けるが、西田尚美もミスキャスト気味で、才能ある物書きにはとても見えず、周囲から浮いて見える。浅岡ルリ子の迫力は凄い。[投票]
★4善き人のためのソナタ(2006/独)殺伐とした時代を描いていながらまろやかで暖かい。マルティナ・ゲデック演じるクリスタの退廃的な色香も、男たちを狂わせる説得力を持つに十分。しかし、ヴィースラーの心変わりはやや唐突のように思えた。彼はあの歳になるまで良書の一冊すら読んだ事がなかったのだろうか。[投票(1)]
★1それでもボクはやってない(2007/日)この映画には大切な観点が欠けている。到底認められない。却下。 [review][投票(10)]
★3キンキーブーツ(2005/米=英)確かにいろいろ緩いけど、こういうラクに楽しめる映画は好きなので、あとはもうちょっと歌唱シーンに力があったら★ひとつ追加しても良かった。でもあのブーツってかっこいいかなあ。[投票]
★2カポーティ(2006/米=カナダ)面白い話を見せてください。演技がうまいのは分かったから。[投票(2)]
★4世界最速のインディアン(2005/米=ニュージーランド)登場人物すべてが善人というこんな映画は珍しい。その事が一種のうそ臭さを生んでいるきらいはあるけれども、幸福感と爽快感がそれを払拭してくれる。キュートかつ知的な役をA・ホプキンスがさすがの好演。[投票(3)]
★4プラダを着た悪魔(2006/米)普段着のハサウェイ、十分かわいいじゃん。ありきたりなサクセスストーリーだが、鬼上司が女、という設定を持ってきたところがユニークで、その主演女優二人が抜群に良い反面、男性陣はどうにも魅力がない。優等生だが第2アシスタント止まりの映画。[投票]
★2勝手にしやがれ(1959/仏)もはや『パルプフィクション』ですら「古い」と思われてるのに、生まれた時からカラーテレビがあった今の人間にこの映画を評価するのは不可能だと思う。[投票]
★4鉄コン筋クリート(2006/日)無国籍な街の緻密な描き込み、塩味の効いた人物たちの躍動感溢れる動きに「すげえ」の言葉が自然とこぼれてしまう。蒼井優の、玄人はだしの声優ぶりも素晴らしい。ただ後半の、クロとイタチとの絡みはもっと簡潔にまとめて欲しかった。[投票(1)]
★4硫黄島からの手紙(2006/米)無残な負け戦を、扇情的にならず淡々と見せる演出が良い。洋画である事を忘れるほど、日本軍の描写も的確で感心する。アメリカ人の目にこの映画はどう映るのだろうか。しかし、栗林の「いい人ぶり」はともかく、「有能さ」は残念だがあまり分からなかった。[投票]
★5ユナイテッド93(2006/仏=英=米)派手な特撮なんて使われてはいない。レーダー上で点滅する点と線が交錯する、機内で挙動不審な視線が交錯し合う、たったそれだけなのに、全編にみなぎる緊張感に体がこわばり、息が詰まる。そして何より、有事の際のアメリカ軍部の無力ぶりにも。[投票]
★2ワールド・トレード・センター(2006/米)あれだけ規模の大きかった悲劇を、こんなにもミクロなドラマに仕立て上げたその手腕に別の意味で感心してしまった。夫たちの頑張りにも関わらず、喚き散らすばかりの妻たちにもげんなり。大仰な音楽、スローモーションの多用、甘ったるい回想シーンなど、演出も感傷的過ぎる。[投票(1)]
★4トゥモロー・ワールド(2006/米)ピンポン玉応酬のシーンで初めて長回しに気付いて以降意識して見ていたら、まあ長回しにこだわるこだわる。その効果はてきめんで、ドキュメンタリータッチの緊張感が最後まで持続した。ただ、荒廃した近未来の描写は生々しくはあるが型にはまりすぎのように感じた。[投票(1)]
★3ブラック・ダリア(2006/米=独)シーンごとの雰囲気や絵はとてもいいのだが、点と点がうまく線で繋がっておらず、大きな流れを感じさせてくれない。ハートネットはこの手の映画の主演を張るにはちょっと線が細い。表情がブラッド・ピットに似ているので、もし彼だったなら、とは思った。[投票(1)]
★2メゾン・ド・ヒミコ(2005/日)キモい。行動に一貫性のない登場人物、お洒落気取りの台詞回しや演出、わかりにくい場面転換、ナアナアなラスト等々、全てが肌に合わない。ゲイについてシリアスなテーマを扱いつつ、随所で明らかにゲイを侮蔑した描写がある(要は偽善的)。なんだこの映画。[投票(2)]