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よだかさんのコメント: 投票数順

★4戦場のピアニスト(2002/英=独=仏=ポーランド)ポランスキーが撮りたかったのはシュピルマンその人ではなく、シュピルマンの目を通して俯瞰的に捉えたワルシャワのホロコーストという歴史的事実そのものなのだろう。 [review][投票(27)]
★5ゴッドファーザーPARTII(1974/米)物語の構造的な美や表層的な激しさは前作に譲るが、深い人間性を描いて本作が勝る。 [review][投票(11)]
★2あずみ(2003/日)なんだかバッサリと切り捨てられない「がんばっている感」がにじみ出ている困った映画。 [review][投票(10)]
★3HERO(2002/中国=香港)無名、残剣、飛雪、長空。彼らを遠い存在に感じたのは「かくあるべき自分」という自己の信念をさしたる葛藤もないままつらぬいている強さゆえなのか。 [review][投票(10)]
★5シティ・オブ・ゴッド(2002/ブラジル=仏=米)社会的現実を見て取るかどうか別にして、視覚・聴覚を圧倒的に刺激しアップテンポのまま突きぬける様はまず純粋にクライムムービーとして完成度が高い。ブラジルが見せる華やかで高精度な技巧はサッカーだけにとどまらない事をこの映画は証明する。 [review][投票(9)]
★4華氏911(2004/米)「イラク戦争は不必要だった」という結論がまず前提にあって、「なぜこんなことになってしまったのか」という意味づけをムーアはおこなう。 [review][投票(8)]
★5ゴッドファーザー(1972/米)完璧な冒頭と結末。 [review][投票(8)]
★2ハンニバル(2001/米)レクター博士の裏側の行動をすべて見せられたら、お茶目なイタズラ好きのおじさんにしか思えない。彼が一体何を考え行動するのか計りかねる所に恐怖が生まれるというのに、あれじゃ単なる純愛一直線じゃないか。[投票(7)]
★5スパイダーマン(2002/米)男のコは、変身願望を持っている。 [review][投票(7)]
★5フラガール(2006/日)甘みのない女のロマンが凝縮されている傑作。 [review][投票(6)]
★5血と骨(2004/日)冒頭、済洲島から海を渡り、君が代丸から新天地大阪を一望する若き金俊平の姿は『ゴッドファーザー PART II』でシチリア島からアメリカへやってきたときのイタリア移民の姿とダブる。 [review][投票(5)]
★3ロスト・イン・トランスレーション(2003/米=日)絶対的な孤独でも絶望でもなく。 [review][投票(5)]
★4ゴスフォード・パーク(2001/英=米=独=伊)ミステリーとして観るとプロットがシンプルで食い足りないが、階級社会の裏側でとびかうゴシップを盗み聞きしているような楽しさがある。なによりこれだけ多くの登場人物をさらりと自然に描き切った台詞、カメラワーク、音楽等々には感服するしかない。[投票(5)]
★2ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)主人公の行動にこれほど納得がいかない話もめずらしい。ややもすると不自然に思える不幸の上に工夫もなくさらに不幸を塗り重ねただけの展開に何を読み取ればいいのか判然とせずただ鼻白むだけ。[投票(5)]
★4ズーランダー(2001/独=米=豪)2度観ても笑えた。いい大人がこんなくだらないことを思いつくこと自体が尊敬に値する。 [review][投票(5)]
★4活きる(1994/香港=中国)国共内戦、大躍進、文化大革命。この時代の中国はどこを切っても激烈なドラマになる。 [review][投票(5)]
★4300 スリーハンドレッド(2007/米)徹頭徹尾戦闘モード。ひねりなしの闘争本能むきだしの迫力の映像がガンガン流れる。ロック。超ロックな映画。なにか気持ちに気合入れたい人にはオススメ。[投票(4)]
★3パプリカ(2006/日)映像はすごいんだけど、物語がどうも小粒なんだよなあ。[投票(4)]
★3アイランド(2005/米)一応は現代の優性思想にもつながりそうなモチーフを扱っているが、結局のところマッドサイエンティストと主人公の対決という勧善懲悪モノで、深みも目新しさもない。この映画そのものがいかにも工業製品的なプロダクトだ。[投票(4)]
★4スパイダーマン2(2004/米)落下し、叩きつけられるリアリティがあって、飛翔したときの爽快感が倍増する。 [review][投票(4)]