「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
sawa:38のコメント |
東京物語(1953/日) | 観る度に涙腺の緩む箇所が増えてくる気がする。笠智衆の視線の先にあるものは私の親不孝の数々か。失敗だらけの私の人生、歳を経る毎に笠智衆の視線が親爺の視線になり、涙腺を責められるのです。 | [投票] | |
浮草(1959/日) | 役者やカメラに新しい食材を得て、確かに小津色は薄まり、映画としては面白くなっていく。だが、リメイクすれども台詞の棒読みだけは小津色。私にはそれを受け入れる器量も度量も足りていない。 | [投票] | |
秋刀魚の味(1962/日) | 駆逐艦「朝風」:昭和19年8月23日、米潜ハッドゥーの雷撃を受けリンガエン湾西方水域にて沈没。 [review] | [投票(12)] | |
晩春(1949/日) | 間延びした演出とカットに哲学的解釈を見出そうとする批評家に同情する。「壷」がどうのこうのよりも、興ざめの音楽との整合性を説明して欲しい。この「小宇宙」は『秋刀魚の味』で補填されやっと完結するのだろう。 | [投票] | |
麦秋(1951/日) | 固定された居間の視線はびくともしない。 [review] | [投票(2)] |