★4 | 魅せられて(1996/英=米=仏=伊) | 美しい人には心の傷が良く似合う。彼女の美貌に同情するような思いは完全なる計画犯罪だ。ポリシーも必要だけど、手に入れたい真実を追い求める勇気と大切に育む愛情に敬服した。誰か早く彼女にも素敵な愛を注いで成長を見守ってよ〜。 | [投票(1)] |
★5 | レオン(1994/仏=米) | なんて不器用な男なんだろう・・・でも、次第にかっこよく見えてくるんだよね。少女に思い描く純粋な愛情はまさに必見。また、敵との交戦アクションには目を背ける事が出来ないほどの圧迫感。過去を背負う男の哀愁がしみじみ感じられ泣きそうになるよ。 | [投票(4)] |
★5 | アデルの恋の物語(1975/仏) | 一方通行をひたすら逆走する感覚に陥りました。何も知らず、一目惚れパターンで結ばれて、その後一方的になられる方がもっと恐いかも。普通の精神力なら、催眠術を自分に掛けて彼を忘れるんじゃないかな?だけど映画他人事だから面白い。意地悪いね、自分。 | [投票(1)] |
★4 | この森で、天使はバスを降りた(1996/米) | 完璧な人間なんてきっと一人もいないよ。彼女の態度には納得できる。友達や知人には好感もって話せるけど、人間には文化や風習によるもので人を意味なく嫌う部分がある。だけどそれは仕方のない事と思う。冷たいようだけどね。天使もバスに乗るんですね。 | [投票(3)] |
★5 | 初恋のきた道(2000/中国) | 愛伝説がユニーク描写で捕えられていてほのぼの気分が満喫できました。誠実さと真心が篭っていて不思議な感動を覚える。永遠という計り知れない世界をじっくり触れてみたい…そんな事を前向きに考え楽しく生きられたら嬉しいかも、なんてね。 | [投票(1)] |
★5 | つきせぬ想い(1993/香港) | 一般日常光景が淡々と描かれ、温い心情が判り易く伝わってくる。急変展開から物語りはジェットコースターの様に終演を迎えた。観賞後、二人の笑顔と一緒に何気な想い出が零れてくる。安い指輪・饅頭飴・水上屋台・熱帯魚・香港の夜景。・・・この涙、優しい。 | [投票(2)] |
★4 | 世界の涯てに(1996/香港) | 目に映るだけが旅の癒しではない。同じ景色も違う心で観賞すると、世界は新しい表情で迎えてくれる。時間の流れは同じ筈なのに、速度に変換を感じる不思議な体験を堪能。空想の世界から舞い降りたような、風情に富んだ映像の魅力に感動しました。 | [投票(1)] |
★5 | アパートメント(1995/仏=伊=スペイン) | 戦争の傷跡、革命の熱気、健国の情熱、哀惜に満ちた感情溢れる作品でした。アパートを舞台に集う人々の心情や友情、愛情に触れ、微笑ましい光景には薄涙も心地良い刺激を与えてくれた。過去を振り返らず今を生き抜こうとする真っ直ぐな姿勢に感服しました。 | [投票(1)] |
★5 | ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド) | 映像美に捕らわれて瞬きすら出来なかった。不思議で知的で神秘的な運命。雨に唄うシーンは未だに心に残っている。永久のミラージュが更にもう一人のベロニカを生み出す心境。意志を持つ人間には、必ず心の奥にもう一人の自分が存在するのだと強く思えた。 | [投票] |
★5 | オリヴィエ・オリヴィエ(1991/仏) | 一筆書きでは降ろせない巧みな設定に悲美を堪能しました。六年という月日が変えた心。見つめれば遠い未来、振り返ると早い過去、思い描く幻影と目の前の現実・・・絆と愛、そして恐を包み込む心情、女性監督ならではの繊細さが頷けます。 | [投票(1)] |
★5 | 夏至(2000/仏=ベトナム) | 人間にとって恋愛の情熱とは、生き甲斐を与えるエネルギーのようなもの。密かに思い返す微笑みは、立派な糧なんだと痛感した。言わない事は聞かない温かな感情と、時折魅せる何気ない笑顔が素敵。自分も家族も自然に抱き合える絆って、本当に素晴らしい! | [投票(2)] |
★5 | バッファロー’66(1998/米) | 愛を受け入れるよりも愛を与える事が何より輝いている映画。生きている事に感謝したくなるような、心が高揚げするあの踊りは本当に見ていて気持ちが良かった。 | [投票(5)] |
★4 | バガー・ヴァンスの伝説(2000/米) | 普遍的ではあるが時代を反映している中々の傑作。人々の期待を背負い挑む姿にはしびれるほどの勇気と感動に襲われる。自分探しを神秘的に描かれている幻想像に富んだ究極のエンターテイメント! | [投票(1)] |
★4 | 姉のいた夏、いない夏。(2001/米) | 肉親の亡くなった土地は興味深いものなのでしょうね。そんなふうに思う気持ちが心に染み渡りました。^ | [投票(1)] |
★4 | イヴォンヌの香り(1994/仏) | 言葉では言い尽くせないワンランク上の大人の恋物語。恋は形を変えても綺麗で美しい。人は鏡に映る姿が変わるのに・・・。生きる限り希望は消して死にはしない。そして記憶も心の中で無くならない。忘れても必要な時に現れる。人間の心情を鋭く貫いた名作。 | [投票(1)] |
★5 | レベッカ(1940/米) | 心理サスペンスと呼ぶに相応しい出来栄え。愛憎が浮き彫りになる後半は得に見応えがある。頑張っているのに、努力しているに報われない・・・辛すぎます。主人公の追いつめられていく心情が胸に刺さって痛い・・・ヒッチコック・・・僕はあなたの思考が恐い。 | [投票(3)] |
★5 | 水の中の八月(1995/日) | 人の美しく見える部分を綺麗に捉えた、映像の美しさに感動しました。人間は水との相性は比較的良いと判断される生き物、良点を上手く突いた出来栄えだと思います。フンタジックからスリリングな展開に変貌する過程が、とても絶妙的で緊張感に包まれました。 | [投票(2)] |