★5 | この松子には感情移入できない。なのに、満点付けちゃうだけの圧倒的パワーと魅力がこの映画にはある。
[review] (パッチ) | [投票(4)] |
★5 | この★5つは中谷美紀に捧げる。劇中「何で?」と自問する松子が導き出す答えは常に他律的。内省・自律的ではない。従って同じ過ちを繰り返す。憎む事は出来ないが賢いとは思えない。従って松子に捧げる点数は★1点である。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★5 | ここまで陰惨な原作を、ディズニーのファンタジック・ミュージカルのように彩り、爽やかな余韻すらも残す中島哲也監督。やはり、尋常な才能とは思えない! [review] (水那岐) | [投票(14)] |
★0 | どうしたらいいか分からないので、採点は保留。 (これで最後) | [投票] |
★5 | 美紀さまにこんな役を、と永年敬遠してきたが、観ると・・・大傑作!登場しているのは川尻松子本人ですね。美紀さまではありませんでした。「♪どうしたら私、愛される娘(こ)になれるの〜♪」と「♪Happy Wednesday♪」が頭の中でリフレインしています。 [review] (KEI) | [投票] |
★4 | 『男はつらいよ』で満男が寅次郎を観ている視点っぽく、『男はつらいよ』の続編っぽい印象を受けるのですが、構成の巧さはそれ以上です。 [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★5 | 圧倒的なスピードで一気呵成に一生分の悲しみを総体として見せることで、与え続けても報われることのなかった愛こそが、最も崇高な愛なのかもしれないという伝説的逸話に説得力が生まれている。そこには、映画だからこそ表現できる愛のカタチが確かにある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(11)] |
★4 | 2時間強。ずっとテンションが高く、こちらがきついと思う隙を見せずに、どんどん先に進んでゆくこの演出振りにまず驚く。
[review] (セント) | [投票(7)] |
★4 | 無理矢理画面への凝視を強いる監督の力量、それは認めた。だが「松子の人生」はおそらくこの現実の世にも満ちている。監督はそこに直面したと言えるだろうか? (reviewはやや駄文) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 嫌われてなんかいないよ。みんな、あまえてたんだよ。あまえられてたんだよ。 (らーふる当番) | [投票(3)] |
★2 | ゴミおばさん松子の穢れた一生が、或る視点から見つめ直すことで、女神のように燦然と輝きだす瞬間は素晴らしい。顔が出てきただけで瞬間的にキャラが理解できるキャスティングも見事。だが、中谷と中島の組み合わせは不幸だった。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
★4 | 濃い演出にまったく嫌みもだらけもない。高密度に人間を描く。中島哲也の映像に一瞬の隙もない。 (SUM) | [投票] |
★3 | お話を曲げて伸ばして色付けて、歌を流せば、みんなが待ち望む毎度おなじみ中島哲也作品のできあがり。各大会のFIFAワールドカップ総集編を観ている方が感情移入できる、という印象が強く残るのは、きっと、作ってる人が松子を内面から描こうとは思っていないから。あるいは、松子のような人と出会ったことのない人が作ったからであろうか。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(8)] |
★4 | 『ダンサーインザダーク』平成日本版。カタルシスは狙ってないようで狙っているけど、やはりあまりなし。 (世界の終わりの果に) | [投票] |
★5 | 不幸の連続は、主体性がなく周りに流されるまま自らの選択を丸投げしているというよりも・・ [review] (蒼井ゆう21) | [投票] |
★5 | 不幸の元兇は、主体性のなさ。良い人にめぐりあえば安定したであろう彼女の一生も、
ダメ人間を好いてしまい言うなりになるから転落人生まっしぐら。堕ちてく人って、ハタから見ていると選択そのものがトンチンカンゆえ、滑稽でもあり地獄でもあり。対比された女社長の上昇志向にシンクロする私は、松子に嫌われそう。な感じ。
(Linus) | [投票(2)] |
★4 | なるほど平成の「西鶴一代女」なのね (TOMIMORI) | [投票] |
★5 | 原作も未見なら、中島監督の作品も初見。 [review] (kazya-f) | [投票] |
★5 | 方法論は前回と同様。しかし、それがマイナス点にならないのは「映画をつくっているから」だ。TVとは違う銀幕の世界。その落とし前をこの監督はしっかりつけている。基本的には救いようのない悲劇の平積みだが、それでも救いを求めて映像を見続けられるのは彼の手腕のなせる業。そして一縷の安堵感。「映画観たぞ」という満足感をしっかりもらえた。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★3 | これだけダウナーな内容の話を、力技でサラリとアッパーに仕上げる中島哲也。観客の眼を見開かせハートを握りつぶす程の松子の突き抜けぶり。決して爽快感はないが、ジリジリと火傷しそうだ(そして腹一杯)。画面と物語共に緩急の付け方が巧いなあ。 (chilidog) | [投票] |