★4 | セックスという仕事。たとえ奴隷として生きても、しぶとく生き残るのはいつも女性。 [review] (ボイス母) | [投票(10)] |
★4 | 「わーたしじゅーろく満州娘!」鬼気迫るという言葉は、三益愛子 のためにあるのだろう。「生きるための売春」ではあっても、タコのように自分の手足を食べていることには違いはないのである。あまりにも重いテーマだ。 (りかちゅ) | [投票(3)] |
★4 | ラストには唖然。そして三益愛子が圧巻。
(直人) | [投票] |
★3 | ピークを迎えた女優と忘れられクスブってる女優を、その通りの配役で使う冷徹さが溝口の溝口たる所以だったのだろうが、京と若尾の挿話は図式的で木暮と三益の部分が胸に沁みるのも溝口だったからこそとも言える。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | 競い合う女優陣の「熱さ」と、競い合わせる溝口監督の「冷徹さ」の融合。だが、女優たちの熱演も、ラストたったひとりの少女の演技が作品全体をひとつ上のレベルに持っていっちまう。こんな監督には敵わない。 (sawa:38) | [投票] |
★3 | 思わず“女の強さ”などと書いてしまいそうになるのだが、描かれている女達の生き様はいたってまっとう。“男のダメさ”の方が印象に残ります。それと木暮実千代のメガネには、不協和音的な美しさを感じます。 (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★3 | 社会状況や価値観があまりに前時代すぎて今となっては物珍しく観るしかないのだが、「夢の里」の案外モダンな店の造りと奥行きを意識した宮川カメラの構図取り、京マチ子の捨て鉢なキャラ造形が印象深い。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★3 | 赤線廃止二年前の騒然とした空気を捉えた意義深い群像劇であることは確かだが成沢昌茂の脚本はおセンチに過ぎ踏み込み不足で誉めようがない。女優では若尾文子の圧勝。他が悪いのではなく彼女が素晴らし過ぎるのです。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★4 | ここまでいじめますか。木暮美千代も三益愛子もすごい。「ちょっ、ちょっと」ラストは息が止まった。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 佳作ではあるが、他の溝口作品のような緊張感が伝わってこない。音楽のせいか? [シブヤ・シネマ・ソサエティ] (Yasu) | [投票] |
★3 | いまじゃこんな作品創られっこないけど、新旧名女優たちの演技がそれぞれ興味深い(演技合戦というほどお互いが絡む場面は意外に無い訳だけど)。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | どのエピソードを切り取ってもシビアで、甘さのかけらもない映画。これが遺作というのは、畏敬の念を抱くほど凄いです。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★5 | 金勘定の仕方、丼の持ち方、煙草のふかし方、客と女達の顔の距離。細部に吉原が現れる。五人五様の人生が、つかの間吉原のネオンに照らされ浮かび上がっては消えていく明滅ぶりを堪能。主役をあえて一人に絞り込まなかったことがかえってすごい。 [review] (ジェリー) | [投票(4)] |
★4 | 京マチ子(Vo)、若尾文子(G)、三益愛子(G)、木暮実千代(B)、町田博子(Dr)
というメンバーが奏でる哀歌に酔いしれよう。バンド名はズバリ「赤線地帯」または「アプレンセス・アプレンセス」
[review] (TOMIMORI) | [投票(8)] |
★4 | 女たちの親密な雰囲気と丁々発止のやりとりが、微笑ましくも楽しい。だからこそ、その隙間から吹きつける、暗く冷たい現実の感触に戦慄する。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |