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驟雨(1956/日)ファンのコメント

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めし(1951/日)************

★3成瀬らしい憂鬱なホームドラマ。色でいえばグレーなのだが、不思議にカラフルな印象。様々なグレーの微妙な描き分けと、それらの巧みな組み合わせによる階調こそ、成瀬の魅力。 ()[投票(2)]
★4(05・9・05) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★3倦怠とは、こう言う画に描いたようなアンニュイで現されるものかという思いがある。平素を装った表面づらの陰に忍び寄るものじゃなかろうか。夫婦のちょっとしたすれ違いや誤解を描いてそれなりではあるが、描くべきテーマに対しストレート過ぎて面白くない。 (けにろん)[投票(4)]
★4結婚生活の本質を鋭く突く作品。独身者にとっても勉強になる。[新文芸坐] (Yasu)[投票]
★3女性は家にいるのが一番って言われ続けて年をとっていく。それを肯定できるときとできないときがあるからこういうドラマが作られる。女優陣が豪華。 (ジェリー)[投票(3)]
★3延々滅入るでもなく、爆発するでもない、まして繊細でもない原節子の倦怠が、のん気でマイペースな夫(上原謙)が醸すユーモアと対峙せず、映画全体のトーンがどこか不鮮明。女の本質と嫁という役割を鷹揚に達観する母親(杉村春子) が面白い。 (ぽんしゅう)[投票]
★3上原がお土産踏み潰すシーンで爆笑してしまったし、浦辺粂子や大泉晃らのほのぼのした感じは嫌いではないが、姪・里子(島崎雪子)の描写や就職難のシーンは、後の成瀬映画と比べるとちょっと遣り過ぎ。 (町田)[投票]
★4小津作品以外の原節子を始めて見たけど,実に見事!しかし夫の姪はイヤな女に描かれている。 (直人)[投票]
★4成瀬らしからぬ何てことないお話。小津映画のような味わい。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★4屋内シーンでは演技の的確さが、屋外シーンでは撮影の美しさが秀でている。ねこ好きとしても見ておきたい一作。 [review] (3819695)[投票(1)]
★3やるせない気持ちをさせるのは小津監督以上ですね。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4猫の名前がロシアの秘密スパイみたいで、なんかしでかしてくれんじゃないかと気になって(期待してしまって)仕方なかった。 [review] (G31)[投票]
★4結婚してある程度の年月を経ると、いくら愛し合った夫婦でもこんな筈じゃなかった、とか自分の中に青い鳥を求めるようになる。 そんな普通のどこにでもある話を、 [review] (セント)[投票(1)]
★4相変わらず、きめ細やかにマンネリを描いている。でもラストがちょっと納得いかなくて、マイナス1点。 (くたー)[投票]
★5この映画でも中古智の美術が素晴らしく効果を発揮している。特に、大阪市の南、天神ノ森(と原節子のナレーションがある)あたりの長屋の風景がいい。この長屋が撮影所のセットだとはとても思えない。道の途中にある小さな階段がとても良いのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
★4最初に見て辛うじて記憶に残っていたのは、小さな階段の段差があるその小さな路地(袋小路)だった。小津にせよ溝口にせよ成瀬にせよ、その時代の映画にあって現在の映画には決定的にない映画的な舞台は、この「路地」ではないか。原節子の表情の豊かさ、島崎雪子のコケティッシュ、上原謙の憎めなさ。 ()[投票(4)]
★3関西弁を喋る原節子も少し見たかったような気もする。若き日の風見章子(パラマウントベッドのおばあさん)が見られて少し感激。 (TOMIMORI)[投票]