★2 | 愛すべき女優の誕生に立ち会える幸せ。小資本の映画のようだし、企画も粒が小さいが、これだけ微妙なニュアンスの微笑を使い分けられる新人は珍しく、大きな可能性を感じる。台詞に頼らない表現力が武器だ。第2のオードリーという称号は早く払拭したほうが良い。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | わくわくさせるタイトルバックから始まって、退屈に支配されたシーンを持つことのないまま完結まで迎えるのだからロネ・シェルフィグの演出力を低く見積もることはできない。だが感情的にはまったく同調できない映画だ。そもそもこれを“An Education”などと臆面もなく題せる根性から信用ならない。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
★3 | 「君のチェロが心配だー」って雨の中のシーンは名作ロマンス感が高揚したが、その後は平行線の一途。ジェニーよ、良くも悪くもいい人生勉強になったろう?74/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 秀作ですね。こういう映画を秀作というのでしょうね。でも話自体は50年前の時代設定ということもあり、いかにも青春のある一線を超える瞬間を描きつつ、過去のある時代をイメージ付けてしまう。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | キャリー・マリガンを眺めているだけで飽きない。小さな顔にすらっとした立ち姿。くるくると悪戯っぽく変化する表情。滲み出る聡明さ。出会いとなる通り雨のシーンでの佇まいからして抜群の説得力がある。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 足るを知るには、あっち側に行き戻って来るしかないという言説を語りつつ、教条的価値基準には準拠しないというポーズがクールな一方で感じる時流への媚びの微妙。ただ、圧倒的なのはロック勃興前夜のロンドンの空気とマリガンが醸す年増女と少女の混在。 (けにろん) | [投票(1)] |