★4 | 「血縁の有無」を絡めた「家族の増減員」という手垢に塗れた感動噺の素材に、手垢に塗れた感動噺ならば忌避してしかるべき細部(たとえば「思春期女性の下着事情」や「尿」)を敢えて仕掛けることで物語の馬力増強を図る。というのが『琥珀色のキラキラ』『チチを撮りに』から一貫する中野量太の方法だ。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★4 | 湯を沸かすほど泣かせる手話。脚本の弱さに嘆いた頃にやってくる映画的瞬間にヤラレタ。84/100 (たろ) | [投票(1)] |
★5 | まずこの大仰な題名に少々引いてしまう。でもそれはラストのラストで明かされる。ふむふむなるほど面白かった。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | プロットは面白いし、地方都市の銭湯という舞台設定も(現実味は無いが)好ましい。何より宮沢りえは素晴らしい女優だと改めて思う。が、この監督の演出はどうにも肌に合わず、鼻白んでしまう。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | オダギリジョーがらみの部分がやややっつけ感があったが、大した力作だと、思う。最後の展開はあざとさを感じるが、アリ。こういうのは外国人の方が好きかも。宮沢りえはそうとして、杉咲 花ら子供達が佳い。☆3.9点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | 報われぬ人生に気付かぬのでなくそういう価値観を持たないのだ。辛苦を乗り越えてきても自己憐憫は皆無。彼女はただ他者を抱きしめる。愛よりもう少し崇高な感じ。ただ、葬儀でああするなら彼女の仕事に対しての思いを丁寧に描かぬと成り立たない。強引だ。 (けにろん) | [投票(4)] |