★5 | 土の映画。だから水のシーンが際だって美しい。カンヌだってこういう傑作を選ぶこともある。 (岡田和雄) | [投票] |
★5 | 圧倒される本物の人々。映画は、ひとつの物語だけを描いているだけではいけない。と思うと同時に、たった一つの話があるだけで、どれだけ長い映画でも人を惹きつけることができるのだね。と。 [review] (ALPACA) | [投票(1)] |
★4 | 音によって強調された「歩行」「労働」「作業」の映画。行動のみが描かれており、さらに各場面は常に誰かが何かをしている途中から始まり、何かをしている途中で次に移る。説明的なショットは何もなし。要するに、映画の真髄。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 農民が搾取される立場を受け入れてた時代にも小さな喜びや悲しみや思いやりや勇気はあった。その在り様の総体を可能な限りのリアリティで再現する試み。撮影まで手掛けたオルミ渾身の叙事詩でありミラノへの新婚旅行が類い希なるアクセントになっている。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 人々の息遣いに合わせるような緩やかなリズムや、「寒さ」という厳しさが強調される反面その色彩の濃密さが画面に灰色の冷たさを侵入させない、体温の宿ったショット等、普通人レベルの人間愛さえ持ち合わせていれば傑作と感じられるとは思う(笑)。 [review] (煽尼采) | [投票] |