★3 | しつこいまでに彷徨い揺れるカメラは確かにある種の不穏をもたらしてはいたが、結局は「空中庭園」を造り出した女の葛藤と、その場での生活を強いられた者たちの歪みは相容れたのか否なのか。やり直しは、繰り返しなのか。お茶を濁された感がある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★3 | 如何にそれが虚構であろうとも守り抜きたいモノ、それが家族。尖った時代の醒めた映画なら壊すべき対象となるところだ。だが、他に守るべきモノなど無くなった現代では家族こそが唯一のアイデンティティー。誰も自己崩壊したくないから・・・ (sawa:38) | [投票(4)] |
★5 | 豊田利晃の初の女性映画と思いきや、骨太の人間ドラマに仕立てている。その鮮やかさ。男がなぶりながら女を解体するその面白さ、すごさ。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★5 | キョンキョンが主婦を演じるというところが凄い! [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | 整然と区画された無機質なベッドタウン(センター北辺りですね)と、様々な思念が渦巻く有機体。同じマンションに長い間住んでても言葉はおろか顔さえ知らない住人達もいる。壁を隔てたった数メートル隣ではこちらが知る由も無いドラマがある。たぶん本作の人々はその一例に過ぎない。冷え冷えと聳え立つマンション群。その景観美。 [review] (クワドラAS) | [投票] |
★5 | 遊び心のある構図と美術、骨太な人間描写、基本に忠実な舞台効果の挿入と、包み込むような底深い優しさ。初期の阪本順治作品を支えた才能を、今、改めて感じる。しかし何より舌を巻いたのは板尾弄りのうまさである。凄く手馴れてる。小泉、大楠、ソニンちゃん、皆絶品です。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | 古ぼけた鐘のように左右に弧を描いて揺れる、小泉今日子の偽善に満ちた生活。目で追いながらだんだんに気持ちが悪くなってくる。 [review] (水那岐) | [投票(7)] |
★4 | 演出過剰な『こわれゆく女』。秀作。揺れから回転へ。「おめでとう」で初めて固定。エンディングテーマがいいな。 (バーボンボンバー) | [投票(1)] |
★3 | 原作を読んだときは正直『ウザイ』家族だったが、映像になると本当に『普通の家族』のように見えて少し怖かった。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 所々、「あぁ、やっぱりトリップしてたのかな?」と思わせるシーンがあるものの、これはもしかしたら凄い作品かも知れない。['07.4.11DVD] [review] (直人) | [投票(3)] |
★4 | ストイックな心理劇を予想してたんだが、実際に観てみると奇抜な表現満載のかなりカルト的な作品だった。ある意味ホラーでもあり、バカ映画としても観れる。将来カルト映画として認知されそう。 (赤い戦車) | [投票] |
★1 | 動く絵コンテかNGカット集かと思ったが、本編を撮影したつもりらしい。ささくれ立った神経だけでできあがった映画を鑑賞することなど出来ない。愚昧な精神によるテーマの弄び。安易な落としどころ設定で片がつくほど、本当の家族崩壊は簡単でない。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | あんな乾いた家族でさえ幕張や多摩ニュータウンの人工的な都市空間の中ではオアシスのように思えるから不思議だ。そんな意味で話自体は退屈だがロケーションはいい。
(TOMIMORI) | [投票] |