★5 | 高尚な哲学作品に昇華する一歩手前で娯楽性をも忘れぬ基本。繰り返される風景と変化する四季が言葉ではなく心に刻みつけられていく。すべてが上質である。但し過剰な賛辞で今後も好き勝手に撮らせるのは危険だとも感じさせられる。つまり「紙一重の天才」か。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★5 | 56億7000万年後の世界を夢見て。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★3 | 湖上の庵の造形や般若心経のエピソードなどは、宗教が持つ独善的傲慢さがなく地に足のついた慎ましい神秘性を漂わせ好感が持てるのだが、観音菩薩のくだりはあまりにもオリエンタル趣味。欧州資本とキム・ギドクの無邪気さがあいまって凶と出た感がある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 一部で韓国の北野武と呼ばれているようだが、キム・キドク監督は作家三島由紀夫の影響を受けている監督だと思う。特に本作の造詣は「金閣寺」と「豊饒の海」の2作をモチーフにしているように思える。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(4)] |
★4 | あの小さい男の子はいったいどこから来たのだろう、 [review] (なつめ) | [投票] |
★4 | 映像にすべてを表現しつくそうとする試みはこの映画の場合、かなり成功している。だから、言葉は敢えて必要なかったはずだ。しかしそれではということで、言葉を入れる。シンプルなんだ。人間の一生を季節になぞらえて描く。或いは暴いてゆく。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★5 | キム・ギドクは随分と幅広い要素を包括した作品を完成させたものだ。仏教における悟りの境地に達するという話は究極的な人生ドラマだが、映画監督としてもギドクは極致に来ているのかもしれない。 [review] (Keita) | [投票(6)] |
★4 | 宗教色はそれほど濃くはないものの、春夏秋冬そして春と季節が巡るのに連れて人の一生も輪廻するのがいかにもアジアらしい話。壁のない扉など「観客に裏を読ませる」道具も多数。[Bunkamuraル・シネマ1/SRD] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 万人受けするとは思わないけれど、ストーリー・景色・音楽、一見の価値ありだと思います!ポスターの”人生はめぐる季節のごとく どんな喜びも どんな悲しみも いつかは朽ちて …安らぎとなる。”と言い、 [review] (リア) | [投票] |
★3 | 水上の寺というロケーションが素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 冬と夏の間に春をおきました。だから春は少しだけ中途半端なのです。 [review] (TOMIMORI) | [投票] |